すけさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

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スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(1980年製作の映画)

4.0

ダースベイダーが圧倒的な闇のボスとして描かれた事で緊張感が増した。
先に広がるような関係性を残して終わったことによってシリーズが複雑化する雰囲気が出てきた。
ダースベイダーの登場シーンに使われる「タン
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スター・ウォーズ 特別篇(1997年製作の映画)

3.7

初めて観た時は説明がややこしく、序盤はのんびりした展開だったために意識がふっと夢の中に飛んでいってしまった。

しかし今回はリベンジということで万全の体制で2回目のチャレンジをした。
そして寝なかった
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キングスマン(2015年製作の映画)

3.6

頭が次々に吹っ飛ぶシーンに「威風堂々」を重ねてるの、雰囲気ぶち壊しで笑った。

イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり(2019年製作の映画)

4.6

1862年!1862年の出来事!!!
日本では大名行列をイギリス人が横切ったからって殺傷させる事件のあったお侍さん時代!
これは大きなスクリーンでもう一度観たい!

真珠の耳飾りの少女(2003年製作の映画)

3.8

少し前にフェルメールについて詳しく調べていたことがあった。
その時に出会った数々の作品がこの映画に登場して個人的にかなり盛り上がった。
しかし、内容としては盛り上がるような所はあまりない。だからこそ、
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

4.5

自分の想像もつかない境遇のお話だっただけに理解が難しく共感できる部分が少なかった。

メン・イン・ブラック2(2002年製作の映画)

3.6

2ヶ月くらいかけて鑑賞。
これだけ時間をかけて観ても内容が理解できて楽しめる。
JとKの掛け合いがお笑い芸人のノリツッコミのそれとしか思えないくらい狙っているのをふつふつと感じた。
時々、武器などのお
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ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(2016年製作の映画)

3.7

ナチスの占領下になったチェコスロバキア政府の抵抗する意地が見えた。

ハイドリヒの暗殺部隊として命を受け実行する、無謀とも言える勇気は、使命感と言うよりも祖国を取り戻したいという愛国心からきているもの
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

3.9

有名なキャストが多く出演していて「この人、あの作品に出てるあの人だよね!」って、観ながら一緒に話し合えたのが楽しかった。

Re:ゼロから始める異世界生活 Memory Snow(2018年製作の映画)

3.5

アニメのスピンオフ。
レポート書きながら観るのにちょうど良かった。
時々、キャラ崩壊を起こしてるのに笑えるから飽きはしない。

世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

4.3

「死」とは何か というイェール大学の人気講義の本をちょうど読んだところだったので深く考えてしまった。

ただ、死を待つためだけに生きながらえていることが死んでいるのと何が違うのか、今回の場合は本人にこ
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奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ(2014年製作の映画)

4.1

ナチスの主導したホロコーストがどれほど残虐な行為であったのか、そしてこの問題について二世代後の自分達が何を理解すべきであるのかを考えさせられた。
実話を基にして作られた映画で、生徒のひとりがこの経験を
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リトル・フォレスト 夏・秋(2014年製作の映画)

3.6

大自然の中で自給自足をしながら生活する逞しい姿に魅了された。

一方で、便利な世界に取り込まれて一から創造する経験をしたことも無い都会人が自分の経験から学んだ知識のように語る特徴に対する皮肉の言葉には
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ローマの休日(1953年製作の映画)

3.7

1ヶ月かけて少しずつ鑑賞。

半世紀以上も前の映画だけど、そんな時代を感じさせない凝ったストーリーだったと思う。

上品さを醸したクラシックのBGMがローマのお洒落な雰囲気を作り出していて魅了された。
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.4

普通の学校へ通わせることでオギーがどの様な学校生活を送ることになるのか、不安を抱えた両親が学校初日に送り出すその姿がとても印象的。
息子が家に帰ってきていつもと違う雰囲気を出している時に、かける言葉を
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フォルトゥナの瞳(2019年製作の映画)

3.5

終盤までの展開を考える中で可能性のひとつに浮かんでいたかもしれないという所で、驚きが薄く、高い評価を付けられない。
もっとこうすれば違う運命を辿れたんじゃないかと思う事もあって、ラストはもどかしくなっ
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.8

ダンケルクの戦いで追い詰められたイギリス軍とフランス軍の緊迫した雰囲気がひしひしと伝わってきた。

砂浜に爆弾が落とされた音や弾丸が鋼板を貫く音、さらには航空機の機関銃の音など、響いてくるものばかりで
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.7

『シャイニング』の続編として延長した要素が、加えた新しい設定であると強く感じてしまうほどに違和感があった。

続編であることを印象づけるように、前作ネタの流用が多くされていたことには、その展開の趣意が
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.5

結局、想いが叶って振り向いて貰った途端に相手に魅力を感じなくなるタイプの人間の集まりだろう。
こんなにも一人の人間に魅力されているのは自分の好きだと思うことに寄せてこないからで、つまり、自分の性格に好
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.4

少し離れた世界での恋愛を届けてくれた。
悪くは無いし色んな愛に対して理解を示したいのだが、共感するには少し難しいところを突かれた感覚。

黄金のアデーレ 名画の帰還(2015年製作の映画)

4.0

国の宝として戦後のオーストリア国民を支えてきたクリムトの《アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像 I》の返還を求め奮闘した1人の女性と若き弁護士のお話。

ナチの占領下に置かれたオーストリアでのユダヤ人迫
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ハンナ・アーレント(2012年製作の映画)

3.7

とても哲学的で考えさせられた。

焦点が当てられた元SSのアイヒマンはユダヤ人の移送という名の追放に関与していたがナチ政権では、方針に従って業務をこなしていただけの平凡な人である。

そんな誰にでも成
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

4.5

生まれ〜て〜は〜じめ〜てIMAXシネマで鑑賞!

歌と音楽に魅了されてサウンドトラックをひたすら聴いているほどハマった。

1をアナの冒険とした時、2ではエルサの旅というところだろう。

1を観た上で
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.8

これは妄想なのか現実なのか、はたまた幽霊の仕業なのか混沌としていて理解が追いつかなかった。
でも、解説を見て理解すると確かにそうだったかもしれない!と振り返って、後から内容について考えたくなるような楽
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ピーターラビット(2018年製作の映画)

3.9

大切なもののために戦う人間とウサギの争い。

メルヘンチックな物語とは裏腹に戦略が緻密でどちらかが再起不能になるまでやってやろうという憎悪まで抱いている様子だった。

童話からきているピーターラビット
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パディントン(2014年製作の映画)

4.0

単純なストーリーで理解しやすく、クスッと笑えてパディントンが終始可愛いかった。
ロンドンの街並みや風景が広く映っていたので留学中に訪れた時のことを思い出した。
くまのプーさんもハロッズのキャラクターも
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.3

有名な作品だったけど好きにはなれなかった。

インドについて何も知らなかったからなのか、悪いイメージをどんどん植え付けられていく。

教育を受けていない子供達は、騙され続けて劣悪な状況に自ら進んでいく
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マチネの終わりに(2019年製作の映画)

3.8

とても不憫。
こんなことがあったなら過去の全てを恨んでしまうだろう。
事実を知った後、流し台に向かって叫ぶその姿は悲愴感に溢れていて、観ていて辛くなるほどだった。
ふたりとも幸せになって欲しい。

ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014年製作の映画)

3.6

愛を忘れない熟年夫婦の日常を覗き見てホッコリできた。

何のストーリーだったかと聞かれると二言程度で説明できるが、何を感じられたかと聞かれても全ての感情を伝えられないような色んな愛が詰まっていた。
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.7

一瞬一瞬で戦況が変わり、一日一日が激動の時代。

そんな時代に国を導くよう任される首相の責任は理解できるものでは無い。

チャーチル首相の葛藤が如実に表されているなと感じることができます。

力の籠っ
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マレフィセント2(2019年製作の映画)

4.2

気高い女王が親の顔になった時のギャップ
たまらない

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.9

何が残っている世界が生まれたのか、謎を明らかにさせないまま主人公のジョージと同じく、不思議な気持ちを抱きながらストーリーが進んでいった。
無理な理論付けをせずにぶっ飛んだ設定を詰め込んで面白くしたのが
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それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

4.1

心が張り裂けそうな気持ちでいっぱいだった。
気軽に観ようと思って再生ボタンを押したのが間違いだったのかな、エンディングにも全然スッキリしなかったし。
でもこれは知っておかなければならない実話であり、決
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リトルプリンス 星の王子さまと私(2014年製作の映画)

3.6

時間を縛る母、正確に区画された町、例外を許さない普遍的な数字など極端な偏りのある世界として描かれ、逃げたくなるような雰囲気だった。
これが自由な子供の想像力を妨げ衰退させる要因であると伝えるために表現
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鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

4.0

自分が望むストーリーの流れを裏切ってくれたところが気に入った。
危険な奴らに名演技をかましたところでその道のプロを欺くことはできない。
コンドウさんの機転を利かせた瞬時の判断がとてもかっこよく思えた。
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

4.0

「いつかやろうと思っていること」に向き合ってみようと思えた。そして、大切な人とは、過ごした時間の長さだけで決められるものでは無いのだと痛感した。

原題では『The Bucket List』とされてい
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