すけさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

すけ

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ザ・レポート(2019年製作の映画)

4.2

2000年代のアメリカで明らかな「拷問」を「強化尋問テクニック」と正当化して、躊躇うことなく続けていたことが驚き。
エンドロールからは、この事件に対する制作者達の怒りが強く伝わって鳥肌だった。

JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

3.7

今のパニック作品と違って、盛り沢山に怖がらせてくる感じではなく、ジワジワ迫り来るって雰囲気で、恐怖の小出しをしながらぶつけてきたから、驚きが大きかった。
海外ではプールで本作の屋外上映イベントをしてい
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(2020年製作の映画)

3.8

自分にも、昔にハマっていた歌が不意に飲食店なんかで聞こえてくると、当時の情景とか匂いとか蘇ってくる経験があるな〜って思えてエモかった。
これをDOLCE&GABBANAの香水現象と名付けよう。

ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.9

シュワルツェネッガーが肉体はそのままに、ハリソン・フォードのようなダンディさが出ててカッコ良かった。
1と2の別の世界線で生まれた2と同じタイプのターミネーターとの再戦。
画質が良くなってアクションの
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2分の1の魔法(2020年製作の映画)

3.6

予告の「全力少年」が、当てはまらなさ過ぎるだろうと思っていたけど、エンディングで流れた時には、やっぱり名曲だなって鳥肌が立ったし、割と内容に合ってるのかなって思った。
序盤は少し退屈に感じちゃうかもし
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ターミネーター2(1991年製作の映画)

3.9

鑑賞後、あの有名なシーンを、当時映画館で観た人達と同じような感動をしてみたかったって欲深くなってしまった。
人がなぜ泣くのかを今は理解できるって感じの言葉から101も同じ気持ちになっていたんだなと推察
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ターミネーター(1984年製作の映画)

3.8

ターミネーター『2』と『ニューフェイト』を観た後に本作を振り返ると、101の脅威が今後の頼もしさに変わるんだなって不思議な感じ。

未来の息子の友達との子供が息子って複雑すぎてターミネーターどころじゃ
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.4

映画でこんなに辛い気持ちになって泣いてしまったのは初めてだと思う。
狙ってないけど、最近、親権に関する作品ばかりで余計に感情移入しちゃったよ。
人に勧めたい作品。

コクリコ坂から(2011年製作の映画)

3.7

学生達が自発的にカルチュラタンを守ろうって団結していた姿にこそ青春を感じたな。
普通、社長に直訴なんて思い立っても出来ないだろうしね。
登場する学生が皆、カッコよかった。

インスタント・ファミリー ~本当の家族見つけました~(2018年製作の映画)

4.2

シビアな内容だったけど笑えて楽しく、ハッピーな終わり方で、みんな好きになる作品だと思う。

養子の子供達とは、一緒に過ごした時期が短い分、打ち解ける時間がかかってしまっただろうが、その問題を跳ね除ける
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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

4.5

最後辺りのラクシュミのプレゼンが力強く、ユーモアと誠実さがあって凄く響いた。
TEDTalksで実際に本人のプレゼンも観たけど、お金を求めず、女性の苦労を癒すことだけを考え抜いた末での成功だったんだな
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.7

全米累計興行収入ではタイタニックを抜き、アバターに次ぐ歴代4位のランキングに位置しているらしい。
これは社会的な情勢が影響しているのだろうけど、内容にも人種差別に触れたシーンが所々に登場していたのが印
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わんわん物語(2019年製作の映画)

3.6

ワンワンワンワン、ワワンワンワン。‬
‪ワッン、ワンワンワンワンワワワン!ワン、ワンワワンワワワンワン。‬
‪チュウチュウ、オギャーオギャーワンワン!ッブヒブヒワンワン。‬
‪ワンワンワワーンワンワン
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.9

進路に恋愛に友人関係で悩む女子高校生の多感な時期がそのまま描かれている感じがした。
‪シアーシャとティモシーの共演がまた観られると思って喜んでたけど、ティモシーの役がただの地雷男でとにかく残念。‬
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映画ドラえもん のび太の恐竜2006(2006年製作の映画)

3.7

新作を観て、こっちの作品の内容が思い出せなかったから改めて鑑賞してみた。
作画から声から、全てが懐かしい雰囲気で良い。特に、オープニングテーマソングの「ハグしちゃお!ハグしちゃお!・・・」って子供の頃
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映画ドラえもん のび太の新恐竜(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

世界線が違うはずのピー助が登場して、のび太を救ってくれたところがとてもアツかった。
のび太だと覚えてて助けてくれたのか、それとも記憶はなく単なる気まぐれだったのか、どちらにしてもあの頃の優しい心を持っ
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ミスト(2007年製作の映画)

3.6

序盤の定番の流れから、ただのパニック映画では無いって感じに急展開した映画。
胸くそ悪い登場人物にずっと怒ってた気がする。きっとそのせいで皆の評価が下がってしまっているんだろうな。
久々に洋画を吹き替え
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打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

2.2

公開された当初は『君の名は。』に次ぐ、大ヒット作品に間違いない!と期待された映画だったけど、映画館で友達と観て、口直しに『パイカリ 最後の海賊』を思いつきでハシゴしたくらい違和感満載の内容。
まぁでも
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アンコール!!(2012年製作の映画)

3.8

祖母のいないダブルベッドで左手を伸ばしながら寝ている祖父の姿に涙がボロボロだった映画。

1時間半の観やすさで選んだけど、そんなに適当に選んで失礼だったなって思える名作だった。

ダーティ・グランパ(2016年製作の映画)

3.1

ロバート・デ・ニーロがこんな下ネタを受け入れるんだって衝撃。
上品な生活の中で育った子が、祖父との旅行で下品な世界に足を踏み入れ人生を変えた物語。
本当に下ネタばかりで不覚にも笑ってしまう。
新入生、
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シンプル・シモン(2010年製作の映画)

4.0

観てる時には気づかなかったけど、キャストを調べてみるとまさかのペニーワイズで笑った。
思い返してみると確かにこんな顔だったな〜って感じだけど、役柄が違いすぎて衝撃だよ。🤡
最近、障害を持った人をテーマ
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ドラゴンボール超 ブロリー(2018年製作の映画)

3.5

初めて惑星ベジータでの物語が描かれてて興奮した。

Zとの世界線が少しズレているから理解するのが遅かったけど、これはこれでカッコ良かった。

悪の帝王フリーザが愉快キャラと化してるのに違和感が満載だけ
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

5.0

「毎晩ベッドに寝転ぶと頭の中に色彩が溢れ、無数の夢で眠れなくなる」ような日々を過ごすという幸せな時間をくれた作品。

500ページの夢の束(2017年製作の映画)

3.7

自分の境遇と似た登場人物に自己投影をして夢中になれるって誰にでもできることでは無いと思う。
好きなものをずっと好きなまま、追い続けられるって才能を持った彼女は、それだけでも魅力的だったよ。
『アイ・ア
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

3.5

次にどんな手を打つんだろうとワクワクした気持ちで観ていられるので楽しかった。
ただ、やりすぎなリアクションが好きになれなくて、個人的な長澤まさみのイメージが少し変わってしまったことには残念。
Film
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アイアンマン2(2010年製作の映画)

3.8

『アイアンマン2』
トニーの言葉選びがいつも秀逸で笑える。
正直、MARVEL系はまだほとんど観たことがないけど、少しずつハマりつつある。
エンドゲームを観るためにどんどん進めていきたいね。

本作で
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マトリックス(1999年製作の映画)

4.2

アクションはもちろん、物語の世界観もかなり魅力的だった。

自分が住んでいる世界もひょっとすると夢の中で作られたものかもしれない。
そして現実の自分は同じように眠っているだけなのかもと。

大泉洋が人
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バーレスク(2010年製作の映画)

3.8

映画『翔んで埼玉』に登場した東京にあるバーレスクを想像してたけど全然違った。
セクシーで力強いダンスと歌声。
ひたすらカッコ良い。

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.0

「男だから強くなければいけない、女だから上品でなければいけない」というステレオタイプの性別役割を自然な考え方とされてきた中で、誰に強いられても自分のやりたい事を貫いた少年と、それをサポートしたバレエの>>続きを読む

クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

3.3

四方八方から襲いかかるワニ🐊の恐怖感が凄まじい。
まさにワニワニパニック🐊🐊

『100日後に死ぬワニ』のような可愛さは皆無で、人間を喰うこと以外は何も考えていないモンスターという感じ。

こういう系
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映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

3.5

公開劇場が少ない中で週間ランキングではTOP5に入りこんでいたという驚きの印象が強く、ずっと気にしていた作品

今回、鑑賞しながらあつ森もやっていたから究極に癒されるひとときを過ごせた。

アデライン、100年目の恋(2015年製作の映画)

3.7

107年も生きてる彼女は、きっと全ての世代の人が同じ年齢の時に関わってきたはずだ。

もし自分も同じ年齢のまま何十年も生き続けて時代だけが急速に変化していったとしたら、自分は世の中をどのように見て、人
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南極料理人(2009年製作の映画)

3.8

雰囲気は『リトルフォレスト』のようなほのぼのとした感じだけど、笑いどころがたくさんあって最後まで引き込まれていた。

ただ、映画の中でこの人達は騒いで食べて少しの作業をするだけだったから凄い人達なんだ
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

3.7

若き日のメリル・ストリープと草刈正雄に似ているダスティン・ホフマンが裁判で養育権を争うお話。

『マリッジストーリー』でも感じたけど、離婚した夫婦が裁判で争うことになると、情けは無用と言わんばかりに、
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I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

3.9

誰も、愛し合う親子を引き裂けるはずがない。
もし娘が父と離れ離れになってしまったら、父を失ったことで空いた心の大きな穴を埋めるために、長い時間をかけることになるだろう。
この懸念が、きっと娘にとっての
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