思ったよりもソフトなゾンビ映画だった。血飛沫とか内臓とかはなく、幅広い観客を想定して作られているのだろう。個人的には物足りない部類ではあるが、韓国人らしさが所々感じられるシーンがあり、なかなか楽しめた>>続きを読む
メイドに横柄な態度を取る、大声を出す、喋り続けるなど、見ているこちらが疲弊するようなキャラクターの主人公・ジム(もしくはジェイミー)。全てを奪われた中で生き抜こうとする強さは勿論だが、奇想天外な行動に>>続きを読む
原作を読んでいないのも原因の一つではあるが、理解できない場面が多かった。印象に残る画面が殆ど無く、前半のゲイシャとのアクション以外はフラットに作られており、観客として見ているのが苦痛になる。実写化に無>>続きを読む
『ミッション・インポッシブル』などで観るトム・クルーズは鮮やかだけど、当作品の中では光と陰で淡い画になっており、これぞヤヌス・カミンスキーの仕事か、と感動。フィルターがかかったような、こだわりのある撮>>続きを読む
『カラー・パープル』『アミスタッド』に続く、黒人奴隷解放のテーマ。
申し訳ないが、あまりにも無知すぎて内容が理解できないところがあった…その辺りは勉強して再度見直したいと思う。
理解できないながらに、>>続きを読む
ロバート・ゼメキス監督初鑑賞。タイトルは知っていたけど全く観たことがなくて。
展開の広がりが大きい割にきちんと収集を付けているところが個人的に好み。伏線回収してくれるのは快感だし、安心して観ることが出>>続きを読む
設定として割と深刻な問題が起きているのに、コメディっぽく描いてて楽しく鑑賞出来た。『未知との遭遇』『E.T.』に出てきたようなコミュニケーションが出来ないっていうのは、スピルバーグの定番なのかな。
母親の不在をこんなに悲しく描くのは、成程確かにスピルバーグしかいない。前半、あれほど固執していた母親は、終盤の虚像に利用されるだけで、何の目的も達成していないから後味が悪い。
ジュード・ロウの確立され>>続きを読む
主人公をジョーイ(馬)で貫いてくれて良かった!見終えた後も感動が続いた。
とにかくインパクトの強い画が多かった。澄んだ青空、眩しい夕焼け、ジョーイの毛艶、睫毛。どれも選び抜かれた画で、146分目が離せ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
試写会初参戦。
冒頭のメニー(ダニエル・ラドクリフ)の姿に驚愕した。視覚的に見る死体で、若干の嫌悪感を感じる程、リアリティに満ちていた。私事ではあるが、最近専らスピルバーグ監督の作品を観ていたので、>>続きを読む
主演のアンセル・エルゴードくんさ…素敵。『きっと星のせいじゃない』でも良い演技してた。甘いフェイスなのに、睨むとまたいい顔になるんだよね~!!
…という私のタイプの話は置いといて。
エドガー・ライト>>続きを読む
最後、子どもが壁を越える時のトム・ハンクスの顔がこの映画の中ではかなり印象的。あんなに分かりやすいシーンなんだけど、すごく難しいシーンとかではないんだけど、トム・ハンクスが価値のあるものにしているとい>>続きを読む
これはね、アカン。
撮影めちゃくちゃ楽しかっただろうけど、これはアカン。
詐欺師として何でもこなしてしまう主人公なんだけど、時にめちゃくちゃ純粋な子どもの面を見せてくるのが、なんとも切なかった。タイトル的に、最初はカールに向けての言葉だと思うんだけど、途中から逆にカールのこ>>続きを読む
まず、『宇宙戦争』のように、E.T.と対立しなくて良かったという安堵感。やはり私の中で『宇宙戦争』は衝撃的なシーンが多かったのかも。
子どもたちだけで物語が進むのは、スピルバーグらしさが色濃く出ていた>>続きを読む
『くまのがっこう』、お兄ちゃんたちが主人公じゃないってことに初めて気付いた。妹のジャッキーが主人公なのでした。
内容は子供向けアニメによくあるもので、微笑ましく鑑賞できました(←いつも戦争映画やら奴隷>>続きを読む
冒頭の、爪で釘のようなものを抜くシーン、あれだけでも衝撃。黒人男性を暴力的、野蛮的に描く意味は、後々の話のため。
黒人奴隷を貿易で「使用」することが、国のための利益と見なし、簡単に解放してもらえない。>>続きを読む
まず言えるのは、私は絶対にアルバートを許さない。
差別、暴力から黒人女性が虐げられていた事実を、目を背けたくなる程酷く描いている。自由に手が届くまで、数十年の年月が経つ間、主人のアルバートは不思議と>>続きを読む
能天気で無知な馬鹿女、というのをなんと上手に描いているのだろうか。取れそうなくらい大袈裟なつけまつ毛、泣いたら真っ黒になるであろうアイライン(実際に何度も泣いて黒い筋を作るのだけど)、やたら並びの良い>>続きを読む
なかなかの快映画、いや、怪映画であった…。
子どもに向けたピーターパンの映画かと思いきや、戦うのは、童心と現実の狭間で揺れる大人たち。ネバーランドには、もちろん子どももいるが、何故かフック船長は大人。>>続きを読む
気になっていたので、家で鑑賞。
精神的に縁が薄い人々が、擬似的ではあるが家族として生きていく。中心人物として手を差し伸べる宮沢りえの演技は、そこらの女優には出せないものだった。個人的には、やはりオダギ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
展開と、ミイラ女のキャラに不満。ミイラ女が最強であれば面白かったのでは。最後の展開に関しては、そこまでして尽くす女だったのか不明なので理解出来ない。研究室の男に関しても不明点が多すぎて、見たあとはスッ>>続きを読む
つくづく、ラブストーリーが下手なんだか嫌いなんだな…と思ってしまった。笑
間男のように出てくる男は、女にとってどのような存在なのか、未来を写そうとしない。
山林を消火するシーン、川に着水するシーンは生>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
戦争ものが好きな私ですが、予想していたものとはかなり違っていたので整理。
1.過去
妻・ナタリーと8歳の子ども・ジョナサンを持つ主人公・ガブリエルは、海兵隊としてアフガニスタンへの派遣要請を受ける。>>続きを読む
トム・クルーズのクズっぷりが何より良かった。想像していたような宇宙人(?)ではなく、飽きずに観れる。驚くシーンもあって、見せ所が輝く映画だった。
ドキュメンタリー風だからこそ、最後の展開はもう少しハッキリして欲しかった…という感想は置いといて。
映像の砂っぽさ(埃っぽさ?)、暗さが個人的に好き。光が入っても何となく暗い、グレーに近いカラー。みん>>続きを読む
この映画、こんなに残酷に人が死んだっけ…!と衝撃。容赦なくどんどん食い荒らされる登場人物に笑ってしまった。同監督の映画の中ではテンポの良い作品ではないだろうか。
序盤早々、ふと画面に映り込む女の後ろ姿に身震いした。こんなに女の後ろ姿を怖く撮ることが出来るのは、黒沢清しかいないじゃないか…と、しみじみしつつ、この怪奇さに期待出来る!とワクワク。青いドレスってのも>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
昔の映画にしては、現代らしさも含む、渋いシュールさがあった。例えば、5音でどうにかしてコンタクトを取ろうとするところとか。光で顔面半分が焼けてしまいながらも奮闘するところとか。『宇宙戦争』とはまた違っ>>続きを読む
びっくりするくらい台詞が少なかった。トータル20あったかな?くらい。冒頭から20分くらいずっと沈黙。でも、沈黙しているからこそ目に入ってくるものもあるのだと認識した。
最後のシーンに関しては良いとも悪>>続きを読む
ドキドキハラハラ!自分がおかしいのか、或いは誰かに本当に狙われているのか…、色々想像させてくれる作品。シンプルに面白かった!
戦闘シーン、特に戦車とその中での隊員の様子は圧巻だった。あとからどなたかのラジオの書き起こしを見て納得。あの戦車が本物だとは知らなかった。銃弾が飛んだあとの閃光や、着弾したときの火花の出方(言うなれば>>続きを読む
映画館で鑑賞。
とりあえずジェームズ・マカヴォイさんの演技すごい!DIDの役なんてもう難しいのに、23人分…気が遠くなる。あとは主演のアーニャさん?すごく綺麗な顔だし、演技もうまかった。
ただ、精神を>>続きを読む
主演二人(二宮和也、吉永小百合)の過度な演技が、想像以上に肌に合わなかった。舞台として興じた方が良かったのでは…演技に気を取られて、話や画から逸れてしまうのは意図的なのか?黒木華の演技が良くて、声の綺>>続きを読む
まずは、ティムバートンっぽい世界観だー!という感動。少しホラー要素?は強めだった。子どもたちに各々能力があるっていう設定だけでワクワク出来る。
色彩があまりない映画だった。究極の映像美と、細々と静かに死んでいく兵士の物語。そこに感情はあるんだけど、隠れて見出せない切なさ。カラマツが焼けるシーンは、「焼けちゃった…」と呟きつつ、何故か目が離せな>>続きを読む