思ったよりもソフトなゾンビ映画だった。血飛沫とか内臓とかはなく、幅広い観客を想定して作られているのだろう。個人的には物足りない部類ではあるが、韓国人らしさが所々感じられるシーンがあり、なかなか楽しめた。後ろに感染者がいて驚かせる、というのではなく、大量の感染者が走ってきてドアにぶつかる衝撃や、感染者の重量に耐えきれずにガラスが割れそうになるなどの、画の強さを大事にしているところは好感が持てる。
ストーリーにもう少し展開があると、観終わって爽快感があったかもしれない。私個人としては腑に落ちない所が何個かあり、感涙することは出来なかったので。ただ、韓国映画の幅が広がったには違いないので、今後の映画に期待！
メモ：サンファ(マ・ドンソク)は内村さまぁ～ずの小林Dに似ている
