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今までに見た法廷もので、最も本質的で真に迫っていた。
災害としか思えないような不幸な出来事が起こった時、そこに当然正しさなんて存在しないわけだけども、今後の人生や社会を成立させるために、無理やりにで>>続きを読む
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痛さが良かった。
好きなテーマだったが、
2人の行動のリアリティを担保する描写が全体的にほんの少し物足りない感じがして
各々の感情に納得しづらかった。
もうちょっと一つ一つの心理描写長くてよかったけ>>続きを読む
今の人類に必要なのは、
刺激じゃなくてセラピーだよな。
主役2人とも、素晴らしかったです。
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これがテッドラッソの元か。
B級なのにめっちゃおもろい。
それはつまり設定が最強ということで、あとは心理描写さえ丁寧になったら大化けするということ。
この時代のB級映画にはこういう原石みたいな映画がゴ>>続きを読む
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最高。大好き。
ロアルド・ダールのシニカルな過剰さがまるまる映像になってて嬉しかった。
マチルダとかもアニメで映画化してほしいな。
ジョージ・クルーニーの声、色っぽい。
野生動物だから。
野生は俺>>続きを読む
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たまらなく良い。
なんでこんな写実的に世界を構築できるんだろう。
整えがちなところを整えず、盛り上げすぎを丁寧に避けていく。
芸術家の日々の心の機微がこんな等身大でそのまま描かれてるものを自分は初め>>続きを読む
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自分の好みのテイストの映画というわけでは決してなかったけど、
気持ち悪さえぐさのその奥に、確かに、力強く美しい人間賛歌があって、
ずっとドラマに説得力があったし最後は妙に味わい深い感動を味わえた。
人>>続きを読む
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奥行のある伏線回収。
辻村深月にハマってた中高生の頃を思い出した、
そして今同じように辻村深月にハマってる中高生もいるんだろうなと思うと、
今作をより素晴らしい物語だと感じた。
今の中高生の力になりた>>続きを読む
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ウォーリーとイヴの可愛さしか覚えてない理由がわかった。
話の縦軸がウォーリーの欲求と関係ないからだ。無関心かつ巻き込まれ型。
だから、ウォーリー自身のドラマに戻ってくる最後の最後は、超面白かった。でも>>続きを読む
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ゲームボーイを最初に触るシーンが良かった。
とにかくベタなストーリーだが、
会社員のシンプルな契約書を巡るドラマが、冷戦と接続してスパイものの規模まで大きくなるのは、やっぱり面白いよな。日常と地続き>>続きを読む
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めちゃくちゃに価値観が古いが、なにか時代の様式美のようなものがあった。
最後は良かったなー。ここは時代問わないなー。
結婚は多分無理、セックスも無理、でも構わない。踊ろう!
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ラストのショーが良かった。
豚のお母さんが家事しながら踊るところでグッときた。生活に根付いた音楽。
ゴリラのお父さんは脱獄しない方が絶対感動できた。現実を完全に逸脱してまで劇的な展開を描く必要はある>>続きを読む
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始まり方も終わり方も超かっこよくて、こういうポップなセンスがある監督だなーと改めて思った。
バリーコーガンは本当にぴったりの配役だなと思ったが、
感情がつかめないことが肝なドラマだったので好みではな>>続きを読む
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現代男性の病すぎて、見てて苦しかった。
勝たないと満たされない性。負けると崩れてしまう精神。そんなの時代遅れで間違っていると頭では強く思ってるんだけど、どうしても心が制御できないこの感じ。
ここまで>>続きを読む
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東京が美しすぎてずっと見てられた。
美しいと思ってる人が撮ったら、こんなに美しくなるんだな。
話も何もかも美しすぎて、これをエモがることへの抵抗感は反射的に感じた。
アートのように見せたドエンタメ。>>続きを読む
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こんなに誇張や偏りのないまま面白い映画を撮れるものなんだな。
資本主義の中に生活が折り畳まれていく感覚。金は何もかもを飲み込まんとする力を持っていて、彼らのその友情によって担保されていた平穏と幸福も>>続きを読む
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演奏を見たあとのキャリーマリガンの顔が凄まじかった。
そのシーンだけで見てよかったと思えた。
内容にしては、邦題がマイルドな印象を与えすぎてると思った。その音楽と愛とだと美しい感動物語をイメージして>>続きを読む
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最初の主人公のキャラ提示がだいぶ長尺で丁寧だったのが印象的だったなー。ドラマだ、しっかり。しかも超シリアスな。
ザハンチバックオブノートルダムなんだな、原題は。いいタイトル。
フロローの複雑性よか>>続きを読む
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まじヤバいじゃん。
最高に面白かった。
普通に今まで見たディズニー映画で一番面白かった。ピクサーではトイストーリーリメンバーミーあたりが一番好きなんだけど、もしかしたらそれ以上に好きだったかもしれない>>続きを読む
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不幸に支配された日常の中の、
ありふれたおかしみとありふれたロマンス。
描かれる幸せがありふれたものであればあるほど、張り詰めた心は緩み、明日を生きる勇気が湧いてくる。
ありふれたものの解像度が高い>>続きを読む
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家出という最初の行動動機が良いなと思った。
昨日宮崎駿のプロフェッショナルで子供にとって引越しは冒険という話を聞いたから余計に。
終わり方も良かった。子供の冒険の終着点。
タイムマシンのルール、毎回>>続きを読む
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毎年最初はやってくる。
ラスト30分の、主人公の静かな奮闘が良かった。
ラストシーンのじっくり煮込まれていくような感動。あーよかった。
既にあるものを求め続けるのが幸福。それが君だよ。
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へこたれない。
この淡々さ、好きだわー、、。
ちゃんとドラマが描けてれば、これでも十分感動するんだ。というか、この方がむしろ感動が届くんだ。
完璧な取捨選択がなされていて、
必要な描写だけが淡々と>>続きを読む
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刺激物。
物語を加速させるために歯の描写があったことに、腹が立ってしまった。
終わり方はなんとなく洒落ていた。
でもそこに深みがあったかと言われたら疑問だった。
序盤から、延々泣いてしまった。
健やかさへの祈りに溢れていて、素晴らしかった。
折に触れて見返す映画になると思う。
アニメ・漫画は、意図のない描写がひとつもないから、
子供の細かい仕草が丁寧に描写>>続きを読む
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最後のズルい。
ストーリーとかよりも結構映像に泣かされちゃう瞬間多かったな。
全体的にマイルドで毒気はあるようでなかったけど、皮肉めいた誇張が散りばめられてるのはロアルド・ダールをちゃんと意識してる>>続きを読む
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最初、シロのご飯が車に潰されるところ、地味にうますぎる。
特にドラマとして深い感情移入ポイントがある訳では無いけど、ストーリー軸はわかりやすいから軽妙なテンポがすごい映えてて見やすかった。最高にエン>>続きを読む
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素晴らしい。
ここで娘が見にこないリアルさを手放さなくて済むだけの面白さを確保出来ると、やっぱ説得力でるよなー。というか、こういう王道に対するすかしって、映画だと許されやすい感じあるなー。じっくり見>>続きを読む
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思っていたよりだいぶしっかりしたストーリーだった。
村に帰って田んぼやらな。ってセリフが良かった。戦争に参加したらほんとにこんな感じなんだろうなと思った。
明るいシーン一つ一つにも戦争の気配を感じて>>続きを読む