松岡美優さんの演技力に圧巻。心情の微妙な変化がうまいながら、さらに振れ幅の広さも楽しめる。そして、歌が上手!
金髪の店員さん役の趣里さんも、相変わらずの役作りの上手さ。
だらけることのない、テンポ>>続きを読む
実話を映画化した作品。
社会・家庭に蔓延る問題が、山のように詰め込まれているが、これがまさに事件に繋がっていったと思うと、考えさせられるものがある。
MJファンには、たまらないミュージカル映画。ストーリーが支離滅裂展開だが、そんなのはどうでもいい!ひたすら、MJのカッコよさに浸れる作品。
ミュージカル映画というよりは、長い長いMVメドレーという方>>続きを読む
西原理恵子さんの人生の一部を、多少のフィクションを交えながら描かれた漫画の実写版。
アルコール依存症の夫と、子供達との日常が、綴られているが、その中で、いかにアルコール依存症の克服の大変さ、支える家>>続きを読む
家族愛とは、夫婦愛とは、仲間との友情とは、真の音楽とは…そんなことの全てが、歌を愛する妻を亡くした素直になれない夫の、心を開いていく様子から知ることのできる作品。
意固地になっていては見えない世界は>>続きを読む
戦争系(?)映画にしては、主軸となっている発想が、とても面白く、映像もきれいで見応えがあった。
意味を見出そうとはしない方に分類される映画かもしれない。
持病が悪化しているのを感じている今日この頃なので、参考にするために鑑賞。
実際にとても参考になった。
もう時間がないとなれば、今までの人生では見えなかった世界が見えてきたり、隠してきた願望を自覚す>>続きを読む
トイストーリーシリーズで、一番の感動をくれる作品かもしれない。
今までテーマだった、おもちゃと子供の心の関係性 を超えて、人間関係にも言えるような教訓がたくさんあった。
最後までハラハラさせられ、予>>続きを読む
今回も壮絶な事件がテーマだった。
観ていて正直、結構精神的にくる内容だったので、性的内容を含む作品が苦手な人は、避けたほうがいいかもしれない。
安定の面白さがあるのは、回を重ねる毎に視聴者に与えるメ>>続きを読む
あえて、今こそ観るべき作品。
高倉健さんにしかなし得なかったであろう、セリフ以外の面でも漂う独特の哀愁溢れる空気感こそ、この作品に欠かせない要素。あらゆる感情がリンクして、涙と鼻水の嵐。
邦画はあま>>続きを読む
平成最後に観たい映画として、一番大好きな映画であるLEONを選んだ。
何度も観てきたけれど、完全版を観たのは初めてで、今まで観てきたシーンのパーツがさらにキレイに繋がった気がした。
テレ朝版と通常>>続きを読む
さすがはディズニーチャンネル作品。
アイドル的存在のディランの「本当の私」がわかっていく展開がテンポよく進み、虚勢や偽り、無理した自分はあまりにも脆いことが伝わる。
本当の自分であってこそ、真の友情も>>続きを読む
大人こそ、観るべき作品。
原作本を昔よく読んでいて、クリストファーロビンとプーと仲間たちの関係性がよくわかっていたので、余計に大人になってからのクリストファーロビンの変貌ぶりが伝わった。
大切な思>>続きを読む
ネット情報社会の恐ろしさを描いた作品。恐ろしさだけは、ただただ伝わったし、SNSの使い方などを考えさせられたが、どうすればそんな情報社会で、プライバシーを健全に守ることができるのか、また、どうすれば、>>続きを読む
クイーンを知らない人さえも号泣し、リピートするときいていたが、全く泣くようなシーンがなかった。
よくない意味で仲間を見放し、そこから改心して戻ってきて、仲間たちと復活を遂げるという意味では、好きな人>>続きを読む
ディズニーチャンネル映画には珍しく、最後10分まで、ひたすら気分が悪いストーリーが続く。主人公のお人好し加減が過ぎるので、嘘をつかないありのままの自分でというテーマもうまく打ち出せていない気がする。>>続きを読む
"楽しい"と"自分を貫く創作"と"現代経済のアパレル産業"でうまくやっていくためのバランスが、いかに難しいものかを学んだ。
私たちのマルジェラへの愛は、マルジェラ自身の幸福とすれ違っていた事実に、複雑>>続きを読む
ディズニーチャンネル映画に定番の安定感から、良い意味で脱却し、展開と設定の作り込みが素晴らしい映画。
言いたいことは声にして行こうという革命のテーマを軸に、細かいサブテーマが散りばめられている。
なに>>続きを読む
白鳥の湖の主役に抜擢されたものの、模範的で正統派な美である白鳥しか演じられない主人公。プレッシャーによる思い込みや幻覚、周囲や母親からの圧力により、徐々に自身を極限まで追い込む境地に足を踏み入れていく>>続きを読む
90年代の刑事アクション映画のテイストだったので、2005年の作品と知り、驚いた。
話の軸となるカオス理論との絡みをもう少し丁寧にしてもらいたかったが、先の読めない展開と驚きの結末には、観て良かった>>続きを読む
最後の最後に全てが腑に落ちて、妙なすっきり感を味わえる、巧妙な結末。その点は、とても面白かったが、作中しばらくは、単なるドタバタ劇に感じる部分もあった。
美しい映像と音楽、そして、芸術美に溢れるドレスの数々。それに反比例するように展開する愛情の形が、愛とは何かということを考えさせる作品。
愛に正解も不正解もないからこそ、この作品を観た人の数だけ、解釈>>続きを読む
妹の唯一の靴を失くしてしまったことで、取り戻すために、毎日奮闘する兄・アリ。
貧困生活の中でも、文句も言わずに、家事に勉学にと励む兄妹の姿には、考えさせられるものがあった。
登場人物がほぼ全員優しく、>>続きを読む
さすがは、ディズニーチャンネル映画。期待を裏切らない、テーマがしっかり軸に置かれたままの潔いストーリー展開で、観ていて気持ちが良い。
入れ替わり系はよくある話だが、その鍵となるのが、亡くなったお父さ>>続きを読む
ストーリーのベースが不倫ネタゆえに、やたらと評価が低いが、サスペンスの視点でみると、心理展開や読めないトリックの巧妙さは、とても素晴らしかった。
心理描写にあたりフォーカスされる、ひとりひとりに対す>>続きを読む
映画館では邦画は数年に一度も観ないのですが、長澤まさみさんがWOWOWドラマで演じていた東野圭吾作品『分身』が非常に面白かったので、この組み合わせは面白いに違いないと踏みました。
案の定、長澤まさみ>>続きを読む
メリーポピンズファンという贔屓目なしでも、5.0点満点!!
過去曲を一切使うことなく、かといって、決してオリジナルを古めかしいと感じさせることもない、配役もぴったりな続編。
アニメとの実写が一体とな>>続きを読む
ただ単に、怖すぎます。
ネット界の闇の面に対する戒め的作品なのかもしれないが、それだとしたら、結末が伴っておらず、作品の良さを、私は見出せなかった。残念。
こういう世界もあるのだなぁ…、と。
同じ11分間の出来事を、複数人の視点を順次に観ていくので、最初は時系列に混乱する。しかし、パズルの完成のように、最後に全員を同時刻に収めることで、頭の中で整理がつく。
他人は他人だから関係ないし、一>>続きを読む
前半は依頼人が顔を見せないということもあり、興味津々で観ることができたが、次第に主人公の鑑定士ヴァージルの様子が変わっていくのが、みていて哀れに感じ、辛い気持ちになった。
目先に捉われてしまうと、人>>続きを読む
邦題からのインスピレーションだけで、観始めたが、ストーリーの軸になる発想が、大人の中のこども心をくすぐる様な設定。
今この時代に、この様なファンタジー感の残る映画を製作してくれたことに感謝したい。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
あらすじには、セレブが抱く葛藤、というような書き方をされているが、それとは違うように感じた。
いわゆる、誰でも手にできるような平凡な幸せ というものを手に入れられない生き方になってしまった人間なら、迷>>続きを読む
ティファニーの歴史が、インタビュー形式でわかる作品。
かの有名なブルーボックスを最初に作ったのは誰なのかということ、「人生を測るのは人の心臓が脈を打った回数ではなく、人生を測るのは、息ができなくなっ>>続きを読む
ワンカットで撮影。
同じくワンカット撮影のshort cutはふたりの掛け合いの良さが心地よかったが、そちらよりも本作は出演者が多いため、竹内結子さんの演技の体力が際立つ。
シリアスな作品を観た後の、>>続きを読む
カンヌ国際映画祭で上映された際に、4人の観客が失神したというのも納得の恐ろしさ。恐ろしいという言葉が、かわいらしいレベルに思えるほど。
映像の美しさは、素晴らしい。
これほど印象に残る作品であると>>続きを読む
山の中でワンカットで撮りきってるのが、すごい。アドリブと思しき台詞回しが、さすが中井貴一さん!といった感じ。鈴木京香さんも、ここまでコメディを演じきれる女優さんだとは知らなかった。
2020.01.>>続きを読む