すがたるさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

4.0

「今日の日はさようなら」の場面は強烈で覚えてたんだけどその後を見た記憶がない。何で見たのか…? なるほど惣流じゃなくて式波なのか。
ここまではなんとか付いていけた。

インターステラー(2014年製作の映画)

4.3

SF突き詰めてる。長丁場だけど飽きることなく。マット・デイモン演じる博士のクソっぷりがなんとも。随分遠くまで連れてってくれるなーと感じるラスト。面白かった。

紀元1年が、こんなんだったら!?(2009年製作の映画)

3.0

見る前はもっとしょうもないのを期待してた。意外と最後爽やかに丸くおさまっちゃったかなあ。前半の原人パートが続いてたら見方も変わった気がする。
マイケル・セラどの作品見ても似たような感じで、それはそれで
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

数日前に見て、感想書こうとしたんだけどどうもまとまらなかった。とても余韻の残る作品。

優しさも歪みも等しく描かれる。折り合いをつけられないことなんていくらでもあるよなあ。シャバは我慢の連続、我慢のわ
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.9

モリーとエイミーのバディがいい。神出鬼没のジジが変。
たしかに『スーパーバッド』のアップデート版だった。下ネタも多いけど、もう少し見やすくて最後はエモい。うまくことを済ませられない時のほろ苦さが切ない

スペース・スウィーパーズ(2020年製作の映画)

3.8

ベタといえばベタだけど、韓国語飛び交うSF映画は見ていて新鮮。これは大画面で見たいところ

スーパーバッド 童貞ウォーズ(2007年製作の映画)

3.6

オープニングがオシャレ。どこかで見た女優だと思ったらエマ・ストーンだった。警察がクレイジー。最後はちょっと淡い

スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010年製作の映画)

3.8

期待せずに見始めたら結構好きになってしまった。スコット、クズやのにモテる。ラモーナの元カレ、クセ強すぎ。斎藤兄弟出てるのに笑ってしまう。
原作アメコミの雰囲気はうまく落とし込めてる気がする。格闘ゲーム
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ピザボーイ 史上最凶のご注文(2011年製作の映画)

3.3

邦題のおバカな感じもふくめて頭使わないでよさそうと思って見る。期待どおり

アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

4.2

ものものしいパッケージとタイトルから、もっとバイオレンスを強調した映画だと思ってた。
そういう場面もあるけど、差別と偏見を真っ向から描いた人間ドラマだった。凶悪な人間が更生するという意味では『時計じか
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.1

前半は情報量の多さについていけるか心配だったけど、主要な登場人物を把握してからはすんなり見ることができた。証言や演説で暴動の真実を明らかにしていく時のテンポがとてもいい。
民主主義の力強さ。最後は拳を
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サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

3.7

舞台版の方が、同一人物が過去と現在を演じるバカバカしさとかあっておもしろい。まあ青春映画としてはサクッと楽しめる

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.9

アニメの方で予習もすませて万全の状態で鑑賞。
伊之助と善逸がだんだん好きになってきた。なんだろうクリリン的な親しみやすさか。炭治郎の清らかさはアンパンマンに近いものを感じる。無償の愛。
十分面白かった
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.7

思ったほど悪くない印象。チャラい太宰を小栗旬がうまく演じてた。蜷川実花映画のなかでは割とシックな方だと思う。エンドロールは俗っぽくて、もう少し余韻に浸りたかった。(予告とかチラシの煽りとかが本編より軽>>続きを読む

アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

4.1

はしの方だろうが真ん中だろうが誰にでも青春はある。みずみずしくて胸がすくし、何度か泣いてしまった。
高校演劇のオリジナル版の方も見てみたい。実際には登場しないのに園田や矢野の表情が思い浮かぶ。演劇の良
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吸血鬼ゴケミドロ(1968年製作の映画)

3.3

ツッコミどころは山ほどあるけど、エイリアンやゾンビ映画の先駆けと思ってみるとなかなか興味深い。終末思想もまだ根強かったんだなあと。でも鼻筋に傷メイクして追っかける姿にはつい笑ってしまった。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.3

見る前は『帰ってきたヒトラー』みたいなブラックコメディかと思ってた。コミカルな部分もあるけど、後半はまっすぐでグッときた

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.3

前から見たかったマーティン・マクドナー作品。脚本が上手い。台詞に無駄がない。そう簡単に救いなんて訪れないというスタンスもきらいじゃない

コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.8

感染症が流行るまでのプロセスを忠実に追っていて、あらためてコロナ禍を予見させる作品だと思った。陰謀論者とか、たしかにこういうの出てくるよなーと頷いてしまう。名女優がけっこう壮絶な役まわり…

アウトブレイク(1995年製作の映画)

3.7

大味なところはあるけど、このご時世だから考えさせられるところも多い。そんなに早く抗血清ができるのか疑問ではあるけれど。ダスティンホフマンがいい

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

3.8

フレンチトースト食べたくなる。小道具の使い方が秀逸。展開も無駄がなくて見やすかった

エリザベス(1998年製作の映画)

3.7

これもまた血なまぐさい話で、権力を持つ者にしか分からない苦悩を描くという意味では『ゴッドファーザー』の女性版みたいだった。
歴史的背景を知らないとちょっと入りこみにくいけど、終盤のケイト・ブランシェッ
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仁義なき戦い(1973年製作の映画)

3.8

記念すべきシリーズ一作目。『ゴッドファーザー』みた流れで見る。なるほど影響を受けているのもよく分かる。血で血を洗う抗争、顔面と広島弁の迫力満点。おなじみのテーマ曲は今だとバラエティー感強くなっちゃった>>続きを読む

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.2

先に2を見てしまったけど、どう考えてもこっちを先に見るべきだった。ヴィトー演じるマーロン・ブランドの存在感がすごい。マイケルとケイのすれ違いはこの時から始まってたんだな…

カラーパープル(1985年製作の映画)

4.1

若き日のウーピー・ゴールドバーグが出てる。ニコニコ歌を聴いている彼女が後にシスター・クレランスを演じたと思うと不思議な気持ち。
女性と黒人に対する不当な差別、今の方がより切実に響く気がする

風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

3.9

名作。もっと万人に受けるようなラブロマンスだと思っていたら、かなりの愛憎劇でときどきスカーレットとレットの関係が怖くもあり。アシュリーへのスカーレットの思いが執念深い。
花瓶投げたら口笛吹いてレットが
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少女邂逅(2017年製作の映画)

3.8

モチーフの使い方が上手だと思った。痛みと美しさが綯い交ぜに

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.2

目を伏せたくなる場面も多いけど、それでも見ておくべき作品

ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

3.7

ちょっと時系列と人物関係が複雑で、混乱してしまった。相関図がいる。

マイケルやるせない…。ケイとの場面が特に。
リー・ストラスバーグが俳優として出演してるのがなかなか貴重

モダン・タイムス(1936年製作の映画)

4.0

歯車のイメージはあったけど、その後の展開はあまり分かっていなかった。七面鳥がなかなか渡せない場面とティティナがよかった。最後はほっこり。やっぱり名作