キミシマユウキさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ParkingArea(2022年製作の映画)

3.5

PFFアワード2023プログラムFにて

CGとミニチュアをうまく利用した幻想的な映像で魅せる、異質なショートフィルム。
東京の巨大で無機質な建造物に人がいないだけで、何故か不思議な感覚に陥るよね。
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Flip-Up Tonic(2023年製作の映画)

3.9

PFFアワード2023プログラムFより

人間とアンドロイドをめぐる会話劇。


これは面白い!
アンドロイドと数時間一緒に過ごす実験に参加した青年が覚える違和感…
演技力が逆にリアリティを醸し出すイ
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ふれる(2023年製作の映画)

3.6

PFFアワード2023プログラムFにて

母を失った少女が”ふれる”ことで喪失と向き合うドラマ。
監督21歳なの!?なんでこんな目線で描けるんだ…。
大人はもちろん、主人公の女の子の自然な演技が素晴ら
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また来週(2022年製作の映画)

3.8

PFFアワード2023Eプログラムにて

朝ドラが好きすぎて自分と朝ドラのヒロインを同化させ、
次第に理想と現実の乖離に苦しむ主人公を描く中編。

朝ドラ演出の再現性の高さも面白いし、フィクションに影
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移動する記憶装置展(2023年製作の映画)

3.6

PFFアワード2023Eプログラムにて

かつて栄えた町の記憶を巡る、町⺠とアーティストたちの物語。
場所に宿る記憶という考え方、とても良いよね。

USE BY YOUTH(2023年製作の映画)

3.5

PFFアワード2023Dプログラムにて

ジャンケンと拳で全てを決め街にやってきた包帯ぐるぐる巻きの男の話。
ファイトクラブ的な世界観は面白いし、殴り合いの描写はなかなか
どちらかというとMV的な演出
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サッドカラー(2023年製作の映画)

3.5

PFFアワード2023プログラムCより

人の感情を計測できるようになった世界でヒロインは「悲しみ」を失った。
それにともなって周囲が受ける影響、ヒロインの反応などを描く…

作品の技術力は非常に高く
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鳥籠(2023年製作の映画)

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PFFアワード2023Cプログラムにて

高校生たちの青春、そして別れをリアルに描く物語。
友情・恋愛・音楽などいろいろなテーマを内包していたけど、個人的にはそこまでハマれず。
J-HIPHOPが好き
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.9

世界一幸な国フィンランドがお送りするバイオレンスアクション‼️
金塊を見つけちゃったおじいちゃんがナチスに狙われてさぁ大変👴
でもその老人、実は不死身の最強兵士でした…。
ツルハシ、ナイフ、地雷、 銃
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ちょっと吐くね(2023年製作の映画)

3.4

PFFアワード2023Bプログラムにて

「可愛くなりたい」拒食症の女の子たちのトイレでの会話劇。
女性の方が共感はしやすいのかもしれないが、良いテーマでした。

リテイク(2023年製作の映画)

3.9

PFFアワード2023Bプログラムにて
高校生たちがワイワイ映画を作ろうぜ!という青春物語で
「うんうん、初々しくて良い青春映画だねぇ」
なんて思ってたらタイトルの意味がわかってくる緻密な脚本と構成に
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ホモ・アミークス(年製作の映画)

3.7

ぴあフィルムフェスティバルのAプログラムにて

結構攻めた設定のSF作品
「やめろ」としか言わない人間と全く同じ姿かたちをした実験生物ホモ・アミークスの飼育員になった男の短編。

生き物を飼うというこ
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完璧な若い女性(2023年製作の映画)

3.6

ぴあフィルムフェスティバル2023のAプログラムにて

昭和~平成初期な雰囲気を漂わせる青春ロードムービー。
衣装から画質、そして台詞まわしまでなんだか懐かしい。

前提として「Perfect You
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オオカミの家(2018年製作の映画)

3.8

ー眠るのは嫌い、夢を見るからー
70分でお手軽に体験出来る悪夢みたいな作品。
チリ発の超絶技巧ストップモーションアニメ映画。
どうやって制作したのかさっぱり分からないぶっ飛んだアニメーションの数々。
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.0

カーレスのゲーマーが本当にレーサーになっちゃった嘘のような実話を映画化した、オタクにとって夢の溢れる作品!
師弟・仲間・家族との絆を描きつつ、迫力満点のレースシーンで魅せる王道なスポーツ映画なんだけど
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.6

ウェス・アンダーソン監督らしい絵本のような美しいパステルカラーでシンメトリー映像はもちろん、50年代アメリカへの憧憬たっぷりな作風も最高。
あといつも思うけどこの監督作の異常なまでの豪華キャストはどう
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Gメン(2023年製作の映画)

3.8

ヤンキー漫画原作かぁ〜と舐めて観てみたら劇場で何度も爆笑が起きるくらい笑えるし、アツいアクションコメディだった😳
特に主演の岸優太の演技は初めて見たけど、基本的にワンコみたいな可愛げのあるコミカルな3
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チャップリンのスケート(1916年製作の映画)

3.5

喜劇王チャップリンの初期短編の一作。

タイトル通り、チャップリンの巧みなスケート技術を楽しめます。
完璧主義で妥協を許さない彼なので相当な練習量とテイク数を重ねたんだろうと裏の努力が良く見えます(笑
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パーキングエリア(2022年製作の映画)

3.6

Disney+の隠れた良作
猛吹雪のせいでパーキングエリアに立ち往生することになった主人公とそこに居合わせた見知らぬ数人。
吹雪止むまでゆっくりしてよか〜と思ってたら駐車場に止まってる一台の車で少女が
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スイート・マイホーム(2023年製作の映画)

3.5

簡単レビュー
めちゃくちゃ上品な<<世にも奇妙な物語>>的なテンションで好きです

チャップリンの冒険(1917年製作の映画)

3.6

簡単レビュー

喜劇王チャップリン王道短編。

彼のコメディには全てが詰まってますね

日本統一56(2023年製作の映画)

3.6

大人気任侠シリーズ第56弾!
今回は日本のカジノ誘致や誤送金事件など時事ネタをメインにした現代のリアルなヤクザ事情が垣間見える割と好きな回!

やっぱりただ男臭く殴り合いまくりヤクザっぽさだけがこのシ
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アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

3.8

物凄い熱量で描くユーゴスラビアという国の興亡に翻弄される人々の戦争ドラマ。
劇中に目の前で演奏してくれるという独特で迫力のある音楽とコミカルなキャラたちのノリでめちゃくちゃ誤魔化されてるが、
話自体は
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チューズ・オア・ダイ:恐怖のサバイバルゲーム(2022年製作の映画)

2.6

Netflixオリジナルのデスゲーム系映画。

意味もわからず80年代のレトロゲームをやらされる主人公達の右往左往を描きますが、序盤のウェイトレス戦がピークでしたね…

ミック・テイラー 史上最強の追跡者(2013年製作の映画)

3.5

オーストラリアの田舎で旅行者を狙った殺人鬼のお話。

オージー訛りのキッついおっちゃんが趣味悪く殺しまくるだけの作品ですが、オーストラリア英語の勉強かつ、歴史のクイズまでしてくれると思うととてもタメに
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レベル16 服従の少女たち(2018年製作の映画)

3.3

とある施設で厳重に管理される少女たち。
一定の年齢を達すると養子にもらえると言うが…。

日本では『約束のネバーランド』が流行ったのですぐに想起してしまいそうな題材。
ハリウッドだと『アイランド』あた
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.9

噂のやつ観てきました
米国では”ノーラン監督最高傑作”と高評価のようですが、個人的には全然ハマらなくて残念。
日本人ゆえの嫌悪感も無意識にあるとは思うけど、原爆実験シーン以外派手な演出もなく小難しい会
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.7

仕事人マッコールさん今回はイタリアマフィアを相手に大暴れ🇮🇹
前2作より血なまぐさいし容赦のない感じは最高だし、何より『マイ・ボディガード』ぶりちダコタ・ファニングちゃんと共演したというだけでおじさん
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渇きと偽り(2020年製作の映画)

3.8

雨の降らないオーストラリアの閉鎖的な田舎町で起こる殺人事件。
🇦🇺が抱える社会問題とミステリーを見事に融合させた良作サスペンスで予想外に良い。
渋さに磨きを掛けたエリック・バナは本作の原作が気に入りす
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電気海月のインシデント(2019年製作の映画)

3.7

現役ITエンジニアやプログラマーが技術監修したリアルなハッカー邦画。
リアリティの追求故に少し絵面は地味かもしれないが「日本の裏社会はこういう仕組みなのかも…」という見てはいけないものを見てるワクワク
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恋人はゴースト(2005年製作の映画)

3.5

リース・ウィザースプーン×マーク・ラファロのファンタジーなラブコメ。

タイトル通りな恋人(好きになった人)が幽霊だった!?的な展開は正直他の映画にもよくあるのだが今作は一味違ったストーリーなので面白
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マルセル 靴をはいた小さな貝(2021年製作の映画)

3.8

実写×ストップモーションアニメの可愛い貝の物語。
癖になる可愛らしいキャラ造形とミニマムな世界観がとても良い。
どんな姿かたちでも家族の話にはやっぱり感動しますね、日々の小さなことにも感謝して生きてい
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ブラフマーストラ(2022年製作の映画)

3.6

インド神話・ミーツ・ヒーロー映画といったアクション大作。
ハリウッドに負けず劣らず、いやそれ以上のCG技術で神の力を使った壮大な世界観のバトルが繰り広げられて面白い!
やっぱり火の力ってロマンあるよ🔥
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福山市長に1日密着してみた(2022年製作の映画)

3.5

福山市の市長に密着ドキュメンタリーするはずがあらぬ方向へと進んでいくモキュメンタリー作品。

『コワすぎ!』シリーズでお馴染み工藤D…ではなく大迫茂生様が主演なので、平和に終わるはずもなく事態がどんど
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MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

3.9

前作から予算が上がり鮫の数もステイサムのアクションの数も規模も数倍にパワーアップしていて最高🦈
とにかくモンスターを出したい‼️
あとステイサムをかっこよく撮りたい‼️
ついでに中国人キャストにも見せ
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