移動する記憶装置展の作品情報・感想・評価・動画配信

移動する記憶装置展2023年製作の映画)

製作国:

上映時間:71分

3.5

あらすじ

かつて栄えた町の記憶を巡る、町⺠とアーティストたちの物語 ギャラリーを運営する麻子は映像作家の谷繁に展示を依頼し、部屋を貸し出す。元々麻子とルームシェアするスミレは不信感を募らせるが、谷繁の展示の手伝いをする羽目に。シリアスなテーマとオフビートな会話劇の心地よい融合!

『移動する記憶装置展』に投稿された感想・評価

PFFアワード2023Eプログラムにて

かつて栄えた町の記憶を巡る、町⺠とアーティストたちの物語。
場所に宿る記憶という考え方、とても良いよね。

記憶を記録して、記録を録画する。
小さな記憶が集まり、団地になる。

他人として他人を語る事で自分のフィルターを通すから、自分に何かが残る。
他人と自分の境界線の曖昧さが面白い!

場所に宿る記憶っ…

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2024/07/20 神戸映画資料館
k
-
このレビューはネタバレを含みます

街の記憶を住民から聞き取り、それを別の人の声で記録し直して展示する過程を描いた映画?
その試み自体も映画の構造も面白いけど、何か物足りなかった。

他人の記憶を語ることの違和感を「なんか言葉にできな…

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記憶を記録して
記録を録画して
その誰かの記憶が
自分のフィルターを通して出る時
自分の中にも残るものがある か
3.8
いかに劇的なるものを排してフィクションたりえるかについての挑戦

『上飯田の話』に次ぐ上飯田ムービー。そろそろ上飯田が身近な存在にすら見えてきたところすらある。とにかく切り返さないので、手前でウロウロする役者3人より、場所が主体性をもって浮かび上がってくる感覚すら…

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4.0

人が住む、小さな記憶が集まる、そして大きな「団地」になる。



他人として、他人を語る。
そのあとに、自分に残るもの。



他人と自分との境界が曖昧になる。

フィクションをドキュメンタリー…

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