よとりさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

鉄道員(ぽっぽや)(1999年製作の映画)

3.9

一面真っ白な雪景色と同じように心の澄み切った人々が織りなす、雪をも溶かすような心温まる作品だった

仕事に打ち込む乙松を支える奥さんと仙ちゃん、そして無骨に仕事に取り組みながらも人情を大切にする乙松
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雨あがる(1999年製作の映画)

3.3

亡き黒澤明が残した痛快時代劇

寺尾聰扮する心優しき侍と宮崎美子演じる健気な村の女が愛情を軸に心通わせるハートフルなストーリーと、迫力のある殺陣で魅せるアクションシーンが素晴らしかった

三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.4

結局真実ってなんなんだろう

自分の中で現実を美化することで真実から遠ざかることもあるし、自分の見たいように真実をねじ曲げることもある

つまるところ、真実なんてわかるわけないんだ

蒲田行進曲(1982年製作の映画)

3.2

役にかける職人魂を見せつけられた
これ実際に落ちる演技をやってる人がいるわけで、よく撮影したなって思う

売れない役者のひもじい生活の辛さと実際に舞台に立ったときのカッコよさが対照的で別の世界に見えた

ツィゴイネルワイゼン(1980年製作の映画)

2.7

ひたすらに静かで気味の悪い雰囲気が漂っている、これこそ「生」の真の姿なのかもしれない

キャラクターに気持ちを乗せることができないから、理解することが難しいし興味関心を持つことができなかったかな

復讐するは我にあり(1979年製作の映画)

3.3

洗脳君とはまた違った異様なまでの
狡猾さと表現力でありとあらゆるところで犯罪をおこなった1人の男の話

負の感情に支配されつつも一般人と同化できる心の操作能力が凄いし怖い

ほしのこえ(2002年製作の映画)

3.0

絵がキモかった
ロボットアニメあんまり興味ないけど幼なじみが宇宙に飛びだって連絡取るのに8年もかかるっていう設定は想像した時のやるせなさがすごかった

だれかのまなざし(2013年製作の映画)

2.4

他のショートフィルムにもあったネコ目線で人間の日常を描く作品、今回は家族愛がテーマ

動物飼ったことないからあんま感動しないけどペットがとりあえずほしくなった

彼女と彼女の猫 -Their standing points-(1999年製作の映画)

2.5

猫目線に彼女の日常を描く

モノクロと可愛らしい猫がクロスして新美的だった

事件(1978年製作の映画)

3.1

大竹しのぶが若いなあ

裁判所で繰り広げられる論理と推測による事実検証という名の舌戦
根拠を持ちながらも自身の想像を膨らませて真実に辿り着こうとする弁護士と検事の姿勢がすごくかっこよかった

丹羽哲郎
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幸福の黄色いハンカチ(1977年製作の映画)

3.2

舞台となった夕張にも幸福の黄色いハンカチ公園にも行ったことあったけど詳しく内容知らなかったな

これって武田鉄矢の映画デビュー作品なんだね、知らなかった
不器用な男に対する妻の愛の深さ素晴らしい、男の
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花とアリス殺人事件(2015年製作の映画)

3.0

ひたすらヌルヌルと動いていくアニメーションが気持ち悪くもどこか見てて楽しい

宗教的な暗喩とかがあったのかもしれないけどストーリー自体には興味関心が持てませんでした

神さまの言うとおり(2014年製作の映画)

3.2

意外と面白かった
CGが雑だったけど原作と同じスピード感で進んでたのはよかった

フォロウィング(1998年製作の映画)

3.4

ノーラン監督の長編映画一発目
時間軸の変形と淡々としたストーリー展開
これぞノーラン節ですね

展開の先を読ませない巧みな構成術が光る作風はデビュー時から健在なんですね

ミュージアム(2016年製作の映画)

3.1

気分をひたすらに悪くする映画
小栗旬の怪演が際立ってたなあ、やっぱり演技うめえなあ

Shall we ダンス?(1996年製作の映画)

3.2

シコふんじゃったの周防監督っぽい
The王道ストーリー展開だった

ストーリーの展開が王道なので予想はだいたいできるけどそこに物足りない感を感じさせないのがすごい

昔の人ってなんでみんな棒読みなんだ
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劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

4.2

めちゃいい映画だった

不器用な父と子がゲームをきっかけに再び交流する機会を獲得し始める
やっぱり男はどの年齢になっても冒険ファンタジーが好きで、旅を進めていく時の協力プレイが一番絆を深められるんだな
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あの頃、君を追いかけた(2018年製作の映画)

2.7

齋藤飛鳥がひたすらにかわいいけど
年齢的に結婚エンドは無理あるんじゃないかね

よくわからんが変に詩的すぎるのが少し違和感が残ったままだったところな気がする

人生スイッチ(2014年製作の映画)

3.1

復讐を果たしてもスッキリしないってことをオムニバスで何度も何度も伝えてくれる

やられたらやり返すことが正しいわけではない

巫女っちゃけん。(2017年製作の映画)

1.8

登場人物が基本キモいしスッキリせずにキモい出来事が終わっていくのが終始キモかった

まほろ駅前多田便利軒(2011年製作の映画)

3.4

瑛太と松田龍平という素朴な2人が紡ぎ出す素朴なストーリー

日常と非日常が交錯した世界線がどこか気持ち悪くも心地よい
そこはかとなく漂う無機質な社会に
汚く鈍い刃をかざしていく男たちにある種のロマンを
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チワワちゃん(2018年製作の映画)

3.2

綺麗な音楽の中で霞んで見えるほどの淡い光の中に紛れ込む彼女の笑顔は
見る人によってどんな色にも見えていく

本当の色を知らないまま、やがては白に戻ってしまい、失うことで色の大切さや鮮やかさを彼らは学ぶ
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スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

3.1

次作にまいやんが出るので気になってキャスト調べたら大体の内容わかっちゃって少し萎えました

HOUSE ハウス(1977年製作の映画)

2.8

奇妙すぎる作品
よくわからないけどそれが面白い

インソムニア(2002年製作の映画)

3.4

ある少女殺害の事件を調査していたベテラン警部が誤って同僚を誤射してしまい不眠症となってしまう

同僚を殺したことを知るのは自分のみ
しかし他にももう1人、この真相を知る者がいた

一つの歯車が外れたこ
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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

3.1

学生時代から起業して仲間たちと協働するって経験してみたかったけど
変人が1人いないとできないんだなと痛感

最終的にはオフトレードの関係に陥ってしまうのは悲しい人間の性だった

JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

3.5

海という孤立した状況で迫りくる巨大なサメという圧倒的な恐怖感

このコンテンツを作り出したスピルバーグ天才としか形容し難い
今まで見たサメ映画の中で一番古く一番リアリティがあった

マトリックス(1999年製作の映画)

3.4

キアヌ・リーブスがひたすらかっこいい映画だった、アクションシーンだけで見たらトップレベルだと思う

実は今の世界が電脳世界なのでは?
と誰しも考えたことがある空想を映画化してしまった本作だが、随所に見
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スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(1980年製作の映画)

3.0

スターウォーズ第2作目にして
衝撃の事実が明かされる本作品

ラストの展開は以前から知っていたので驚きはないけど子供の頃に見たときはすごい衝撃受けたのを覚えてる

スターウォーズシリーズは全然見てなか
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セントラル・インテリジェンス(2016年製作の映画)

3.3

華々しい高校時代を彩った彼は普通のサラリーマンになっていた
かたや一方、太っているために揶揄われていたアイツはスーパーマッチョになって進化していた

真逆の高校生活を送っていた2人が大人になって立場が
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スチームボーイ STEAMBOY(2003年製作の映画)

3.1

AKIRAより分かりやすいストーリーだけど
あそこまでの洗練された構成になってないから引き込まれなかったなあ

科学は人の幸せのためにある
そこが原初であるはずの技術がやがて自己満足や欲望の渦に巻き込
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犬鳴村(2020年製作の映画)

2.5

うん、別にそんな怖くなかった

宗教的怖さとかも特に感じなかった
なんとも言えない気持ち

豆知識で、種族の異なる交尾では染色体等の関係から受精はしないらしい(生物学上の系統が近いと受精する?ライガー
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ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)

3.7

文化感の違いから人への友愛を学び
自身の強欲さを払拭できたアーチャーがかっこよかった

権力、富、武力という人をダメにするものに囲まれながらも家族への友愛精神を忘れずに最後まで自身の大切なものを守り抜
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アビエイター(2004年製作の映画)

2.7

デカプリオが好き、かつアカデミー賞でいろいろ受賞してたので見てみたけどめちゃ長いし、ウルフオブウォールストリートの方が良いと思ってしまった

服もしれないくらいの神経症になってしまったら結構人間性破綻
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

3.9

"幸せな思い出だけを残すこと"

死ぬことの美徳よりも生きながらえて自分の人生を彩る努力をする方がよっぽど美しい人間としての在り方だということを学んだ

冒頭から戦争シーンが強烈で緊迫感のある映像だっ
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アデライン、100年目の恋(2015年製作の映画)

3.0

ブレイク・ライヴリー綺麗すぎる

一生歳を取らない体になったら
臓器とかは衰えるのか?どの世代のトレンドを取りに入れていけばいいんだ?
身分証明書とかってどうするんだ?
って現実的なこと考えてしまった
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