くぅーさんの映画レビュー・感想・評価 - 92ページ目

くぅー

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アフタースクール(2008年製作の映画)

4.0

my映画館2008#51> このタイトルとキャストに予告編・・・甘く見なくても騙されるっしょ(笑)
いわゆる思い込みのミスリードで、中盤までは謎の探偵ごっこを見せつけ、終盤でその思い込みを崩し、スッキ
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鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

4.1

my映画館2012#76> 凝った展開の過去二作でくせ者監督の筆頭に躍り出た感のある内田けんじ監督…今回は時間軸なんかは操作せずにストレートに見せるんですが、相変わらず巧みに魅せ切りましたね!
そんな
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LUCK-KEY/ラッキー(2016年製作の映画)

3.9

邦画『鍵泥棒のメソッド』のリメイクで、まずはなるほどなタイトルにニヤリ。
こちらでは香川照之と堺雅人の演技派共演だったが、韓国版はベテランの個性派の名脇役ユ・ヘジンがまさかの独壇場で、個人的には大いに
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タチャ 神の手(2014年製作の映画)

3.8

前作から8年経てのまさかの続編…主演をアイドル俳優T.O.Pに変えるギャンブルに打って出る。
で、2時間半近くの大作となった本作は、裏切り合いと復讐の大味な人間ドラマ重視な感じとなり…ギャンブラーな心
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タチャ イカサマ師(2006年製作の映画)

3.6

『ビッグ・スウィンドル!』のチェ・ドンフン監督らしく、芸達者を配した渋く味のあるドラマで、韓国の花札賭博自体が解りづらく地味だし、2時間超の長さが小気味さを奪ってる感はある…が、幾つかのテーマを示しな>>続きを読む

彼とわたしの漂流日記(2009年製作の映画)

3.8

実にユニークに“孤”りに“孤”ったコミカルな作品で、思わずニヤリな逸品。
自殺に失敗した男が辿り着いた無人島、そして、その様子を望遠鏡で眺める引きこもり女…そして、その無人島は海ではなく河の中洲だった
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殺人の告白(2012年製作の映画)

4.1

my映画館2013#62> 強引な描写ながらも練り上げられた展開の脚本が効いていて、拍手に値する余韻です…えげつなくも優れた韓国作品の見本かと!
いや、序盤のあまりにも有り得ないカー・チェイスとなぜか
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.0

原題は"Captain Fantastic"、正にある意味ファンタスティックな余韻で、親として人として生きることを考えさせるゆえ、誰かにオススメしたくなる見事なロード・ムービーになってます。
俗世を避
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約束の地(2014年製作の映画)

3.4

ヴィゴ・モーテンセンがパタゴニアの大地を彷徨う…何とも摩訶不思議な作品としか言いようがない。
荒野を娘を探す大尉の話だが、幻想的なエピソードを見せつつ、突然突き放される様なラストが待っていて…いわゆる
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ザ・ロード(2009年製作の映画)

3.7

『ザ・ウォーカー』が基督教的なのに対し、こちらはプリミティブに人間を見つめる。
万が一の場合、子供に自殺を教えるのは妙に納得し、見知らぬ男とのトラブル描写に人間の脆弱さを垣間見せさえする。
やはり強烈
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イースタン・プロミス(2007年製作の映画)

3.8

my映画館2008#80> 英国のロシアン・マフィアが舞台だが、アジアの仁侠テイストでもあり、何とも言い難い格調の男の美学を魅せるが…生と死が表裏一体で進む終盤で、隠されていたもう一つの表裏一体の不意>>続きを読む

アパルーサの決闘(2008年製作の映画)

3.5

あのエド・ハリス監督作第二弾は西部劇で…これはやはり撃ち合いのシーンが少なめなのが、日本では劇場未公開になったのか。
いろんな面で実に渋く味もあり重厚感のある作品だが、二人の過去を一切見せないのも裏目
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世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

4.1

my映画館2013#33> Every cloud has a silver lining...から取った希望の光を意味する英題タイトルには大いに納得…予告編では見せないロマンチック過ぎる終盤には驚き>>続きを読む

JUNO/ジュノ(2007年製作の映画)

3.9

my映画館2008#49> 米国のティーンの妊娠という微妙な題材ながら、独特の会話のノリで軽妙に描く。
まぁ、邦画ならこんな厳しい状況を愛ありきで、山あり谷ありでハードに描くので、この軽さに疑問を持つ
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わたしを離さないで(2010年製作の映画)

3.9

my映画館2011#38> これも心の片隅に引っ掛かる類いの作品の余韻…“Never Let My Soul Go”であり、“Never Let My Memory Go”。
1978年と1985
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桃さんのしあわせ(2011年製作の映画)

4.0

my映画館2013#1> 原題は“A Simple Life”で、正にある家政婦の晩年をシンプルに描くだけ。
10代前半から家政婦として仕えた桃さんの生き様は全くブレません…その家政婦の役割を終えて、
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ラスト、コーション(2007年製作の映画)

3.9

my映画館2008#10> 眼差しに視線と目が強烈に物を言う作品でもあり、自分の目もスクリーンに158分間釘付けだった記憶がある。
前年に見た『ブラックブック』が脳裏に浮かぶも、もちろん似て非なる内容
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ザ・マスター 宋師(2014年製作の映画)

3.4

詠春拳のイップマンを描いた『グランド・マスター(一代宗師)』と被ってるタイトルだが、こちらは同じく中国では名の知れた蔡李佛家拳の陳享(チェン・シャン)を描いたドラマ。
ワイヤー・アクション等はほとんど
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ザ・レイド GOKUDO(2013年製作の映画)

3.5

初体験のシラットで死亡遊戯を見せ、コンパクトでインパクト大だったインドネシア発の前作の続編…一転して良くも悪くも大作風情になりまして。
香港作品的な潜入捜査から始まり、“ゴッドファーザー”風味に、ヤク
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ザ・レイド(2011年製作の映画)

3.8

インドネシア発の気になっていたハイパー拳闘アクション作品をやっと鑑賞…これが“シラット”なる拳法かと、迫力の接近戦を見ている間は釘付けになった。
ストーリーはシンプル…麻薬王の高層マンションへジャカル
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アイ アム ブルース・リー(2011年製作の映画)

3.8

またドキュメンタリーかよと思いきや、実にシンプルな構成がハマり、 李小龍愛を存分に楽しむ。
ブルース・リーの生後から順に年を追って急逝するまでを、生前の写真やインタビューや出演作品からの映像にテロップ
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BRUCE LEE in G.O.D. 死亡的遊戯(2000年製作の映画)

4.0

『死亡遊戯』のあの五重の塔での死闘の完全版を収録とのことで、DVDを購入し、毎年見てます…ブルース・リーのアクションをきっちりじっくり見れる一本。

ドラゴンへの道(1972年製作の映画)

3.7

ラストのあのコロッセオでの闘いに尽きるのだが、個人的に猫の助演が印象に残ってたりする(笑)

ドラゴン怒りの鉄拳(1972年製作の映画)

3.8

設定や展開はさておき、ブルース・リーの魅力を充二分に堪能できる作品!

燃えよドラゴン(1973年製作の映画)

4.0

Don't Feel、Think...考えずに感じながら見ました。アクションは言うことなし…サモ・ハン・キンポーと、若かりしジャッキー・チェンにニヤリ。

僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.9

my映画館2017#84> そりゃあ、愛犬家としてはいつもの様に涙腺緩みまくりで、作品の出来としてはビミョーなのかもしれないが、ペットを飼う時の最大の難点は別れだっただけに、これでは何度でも犬を飼いた>>続きを読む

HACHI 約束の犬(2009年製作の映画)

4.0

my映画館2009#62> ストーリーは言わずもがな、渋谷の忠犬ハチ公の物語がベースで、まんま米国に舞台を移して、若干の脚色はあれど、かなりオリジナルに忠実になぞってる。
さらにコンパクトに約90分に
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マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと(2008年製作の映画)

3.5

my映画館2009#23> ストーリー展開はいたってシンプルで、家族が居て、犬が居てって当たり前のスタンスで、喜怒哀楽とそれぞれの成長ぶりを見せるだけ。
ゆえに、おバカぶりを見せる部分は割と控え目で…
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わさお(2010年製作の映画)

3.3

my映画館2011#26> まんまタイトル通りに、“わさお”を楽しむ作品で、ドラマ部分は場所柄もあってか、ハッキリ言うとヌルて、2時間が長~~く感じ、ラストでやっと何とか救われた。
まぁ、愛くるしい犬
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ひまわりと子犬の7日間(2013年製作の映画)

3.9

my映画館2013#22> もちろんクライマックスでは涙がポロポロと…例によって原作を知らずに感動作と思ってたら、なかなか考えさせられる内容でもあって、いい意味で深い余韻に。
最終的には家族の絆がクロ
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ロック 〜わんこの島〜(2011年製作の映画)

3.5

my映画館2011#62> やはり序盤とラストはベタに涙腺は緩みましたね。
当然ながら、あの三宅島大噴火と東日本大震災がリンクし、様々な想いを馳せたのは事実で、それはそれでいいが…徐々に人間のドラマが
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クイール(2003年製作の映画)

4.2

盲導犬としての話ですが、我が愛犬と同じラブラドールなんで、スミマセン、感情移入しまくって半分ぐらいは泣いてました…個人的に最も映画館で泣けた作品。

犬と私の10の約束(2008年製作の映画)

3.5

my映画館2008#24> 当然、愛犬家としてはクライマックスには涙した訳ですが・・・全体的にはちょっと吠えたくなる仕上りだったかな。
つまりは、『私と犬の10の約束』ってな余韻になったためで、思って
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犬とあなたの物語 いぬのえいが(2010年製作の映画)

3.6

5年ぶりの続編もしっかり涙しちゃいましたね。
中尾彬をあんな風に使ったイントロ・・・掴みはオッケーでした(笑)
その後も、コミカルな小品が続き、やり過ぎ感はあるが、内野聖陽の大味な演技に免じましょう。
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いぬのえいが(2004年製作の映画)

3.7

みちのく国際ミステリー映画祭にて、吉川ひなのの舞台挨拶付きにて、鑑賞。
"ねぇ、マリモ"で号泣してました。