笑わせるか、笑われるか。後者の方こそ圧倒的な才能を必要とするのかもしれない。
「The Room」を観たくなるけど、やっぱ別に観なくてもいいや、でも声出し上映は絶対行きたくなる不思議な作品。
坂本裕二っぽい敏感なテーマ性はほんの少しありつつもエンタメ重視の作風に乗せきれなかった感じ。
サスペンス面の完成度ももっと上げてもノイズにはならないだろうし、だれがどう見てもあの二つの動画は別の動画に>>続きを読む
あんだけ裸で殴り合ってるのにブツを見た気にさせない、さすがクローネンバーグ。
ドラマ部分は話も演技もかなりきついものがあったけど襲来、決戦はかなり迫力あって面白い。
画もあんまり街が出てこなくて恐れていた山崎ノスタルジー感薄目なのも嬉しい。
あとは主人公の枷やトラウマが安すぎて>>続きを読む
最後の最後まで諦めないデニーロが映画史上に残る惨めさ。原作や事前知識が少し必要かもしれないけどそれがあればすごく濃厚な3時間。
ラスト本人登場はスコセッシの並々ならぬ想いの強さを感じさせる
もはやアートの域!
全ステージ違ったアクションや撮り方があってシリーズ集大成として満足度が高すぎる。アクション全振り映画に見せかけて、シリーズもの史上1番喋らない主人公であろうジョン・ウィックが最後に>>続きを読む
流れるような意味の分からなさ、がむしろ心地良い。特に始まりは最高に謎めいている。
クローネンバーグの気持ち悪いけど綺麗、常人離れしたセンスを堪能できる一作!
機械や神経系操作による肉体機能の延長や融合、それこそがクローネンバーグ映画の楽しさであり嫌さであり何よりも1番の見どころ。難解な感じもするけど分からないまま観ていても楽しめるギミックが素晴らしい。ビデ>>続きを読む
機械と肉体、あるいは遺物融合に関心がありそうなブロムカンプ監督とレース物は相当相性が良かったのかもしれない。
本当に車が体の一部になっているような演出は終始素晴らしくて迫力満点。シンプルなストーリーで>>続きを読む
頭ボカーン!から一気に引き込まれる。生理的な嫌さがクローネンバーグの魅力だとは思うが今回は内側の心理念能力バトル。撮影現場を思い浮かべるとかなりシュール。マイケル・アイアンサイドの顔芸(主に口部)も必>>続きを読む
全てを忘れても本能だけは消えない。それは誰を巻き込んでも自分が正しいと証明する本能。極めて迷惑で自己陶酔的でアメリカ的。と、ポール・シュレーダーは言いたいのではないだろうか。忘れたがり屋なアメリカらし>>続きを読む