ビルから人が直立で落ちてくる序盤から最後まで90分メチャクチャ面白い。草が揺れて、風が吹くだけでこれだけ怖く撮れるのすごい。野外の恐怖から屋内に入り、再度野外に出る行為の意味付け感動してしまった。
よく分からないし退屈してしまい辛い。画面や編集は説明的な割に解釈を求める、中途半端な姿勢が感じられるからだろうか。見る見られる、支配被支配の反転みたいなものを説いているのだろうがその割にショットに興味>>続きを読む
アポ電詐欺注意喚起映画として敬老の日におばあちゃんに見せてあげたい。阿部寛の母親(認知症)が詐欺に遭うのではというサスペンスがある。ソツない出来という印象ではあるが阿部寛の宝島16ビート、律儀なプレイ>>続きを読む
『呪詛』と同じく一秒たりとも退屈させてはいけないという強迫観念を感じ、見せ場の連続により逆に平坦で退屈に感じるものだった。列車映画に勝手に求めていたサスペンスは捨象されひたすら暴力、あと各キャラのサイ>>続きを読む
これは傑作。総務部係長の女性が男性と2度出会うまでの顛末。後輩OLの情事をコピーし浮薄な女を気取る哀しさ。自転車でのぼんやりした移動と意志を持った疾走。バブル期カルチャー(barユミコ、誕生パーティー>>続きを読む
女っ気なしで築いた好感度をぶち壊しにするヴァンサン・マケーニュ。それも含めて皮肉なのかもしれないが男のロマンチシズムが強すぎてちょっとキツかった。面白かったけど。彼女からの悲しいメールが来た直後、寄り>>続きを読む
ウンコから始まる恋の巡礼。トラック野郎版恐怖の報酬。松原智恵子が相変わらずお美しい。ラスト、トラックの轍が情感をたたえる。
ようやく観れた。こんなの全員好きだろと言って済ませてしまいたい傑作。ヴァンサン・マケーニュと田山花袋
サーファー系祈祷師と國村隼の祈祷デュエルがクライマックス感あり、脚本の焦点が誰が黒幕か?の推理になってからはあまり乗れず。総じてワチャワチャしてて楽しかったです。
吉行淳之介原作・仲谷昇主演に中平康の前衛演出がかなりマッチした倒錯パパ活映画だった。パートカラーで赤を強調。小池朝雄の痴漢譚、勿体ぶって理屈をつけていて笑ってしまうが、アウトすぎる。ラストのエレベータ>>続きを読む
早送り回避タイプの全部盛りホラーですべてが誘導的な感じ。あと高速展開の割に解せない感動シーンがあったりして全く乗れず