tさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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トラック野郎 望郷一番星(1976年製作の映画)

4.0

馬の脱糞と出産が見れるとは思ってなかった。ファミリー銭湯としてのトルコ風呂、常軌を逸している。梅宮辰夫とのレース展開、崖からトラック墜落、恐怖の報酬的吊り橋トライアルなど大掛かりなトラックアクションも>>続きを読む

サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス(1974年製作の映画)

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アシッドでアフロフューチャリズム。オープニングから陰謀論フレーズが連呼されてアツイ。

関の彌太ッぺ(1963年製作の映画)

4.5

傑作。錦之助が男ぶりが限界突破していて泣いてしまう。貨幣の往還、花の境界。女と金に狂う木村功も良い。

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

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統一教会の人が発狂しそうな映画だったが、良い脚本だった。恋人以上不倫未満みたいなパーティでの挿話、そして夜が明けるくだりかなり良かった。副流煙吸い込み、排泄見せ合い。別れ話のシーンはリアルすぎて辛い。

トラック野郎 爆走一番星(1975年製作の映画)

4.0

元気出た。前半の太宰ネタやウンコネタ爆笑。菅原文太しかできない。勘違いの連鎖な脚本良いがエピソード詰め込み過ぎな感じもある。ボルサリーノ田中邦衛!

女神の継承(2021年製作の映画)

4.0

タイ田舎憑依系心霊ビデオ付フェイクドキュメンタリーで楽しかった。カラオケバーとか村のパレード、怪しげな儀式やらの胡散臭さも相俟って良い雰囲気。5日間連続?暗視カメラトライアルは熱い。段々岸田今日子感が>>続きを読む

博奕打ち 総長賭博(1968年製作の映画)

4.5

傑作。端正な画面と人物たちの情念が織りなすこれぞヤクザ映画の美学。全員が自身の思う「仁義」を行動原理として滅私の精神で自滅していく。仁義の極北。桜町弘子に至ってはやりすぎでは?となるほど(化粧の濃さも>>続きを読む

博奕打ち いのち札(1971年製作の映画)

3.5

直江津と大森海岸の接続。収監中、かつて愛した女が自らの親分とくっついた事が分かり…ちょっと冗長に感じる節があったがラスト血の海に驚愕。清順意識だろうか。渡瀬恒彦画期待通りの鉄砲玉ぶりを見せてくれる。川>>続きを読む

WANDA/ワンダ(1970年製作の映画)

4.5

すごく良かった。犯罪の中で生まれる儚い自己肯定感、採石場と居酒屋それぞれの孤独…

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

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ラブ・アクチュアリーのヒューグラントエピソードは本作のオマージュだったのか

長い見送り(1971年製作の映画)

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結構寝てしまった。。母親像にロッセリーニのベリッシマを連想した。青春鬱屈青年が美少女と犬経由で手を重ねるシーンの官能

TOKYO EYES(1998年製作の映画)

4.5

90年代世紀末の下北沢に高揚。すべてが見えすぎる武田真治が東京で拳銃をぶっ放す。眼球舐め映画。北野武が現れるくだりで一気に不穏な香りが立ち込めるのすごい。吉川ひなのが服を引っ掛けたりガムテープが手にく>>続きを読む

ドミノ(2005年製作の映画)

4.0

話の細部は正直よく分からないが00年代なエセスタイリッシュな感じとか性急さ、逆再生やら暴力編集、コントラスト強めな色調、かなり好き。何となくスプリングブレイカーズを思い出した。金魚を連れ他人の鼻の骨を>>続きを読む

恋とニュースのつくり方(2010年製作の映画)

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ワーカホリックなレイチェルマクアダムスがずっと走り回っていてかわいい。朝のワイドショーで視聴率稼ぐ手法がほぼ放送事故。彼女の実家の金魚がやたらデカいのが良い。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

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中盤までのドラマ部分は、この高評価はさすがにリアルタイム世代の想い出補正では?と思って観てたが終盤はメチャクチャ興奮した。タイムトライアル&下降上昇は正義だ

彼女が消えた浜辺(2009年製作の映画)

4.0

バカンス中宿の手配ミスでやむを得ず海辺の廃墟に滞在せざるを得なくなるというホラー的冒頭からワクワクする。楽しくなるとすぐ踊り出し、良い年して男女の外堀を埋めたがるの楽しい。壮大なマクガフィンで、こうい>>続きを読む

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.5

アン・ハサウェイが美人すぎて前半の転身にエモーションが無いが、ゴージャスで前向きで元気が出る映画だった

コンボイ(1978年製作の映画)

3.5

ペキンパー版トラック野郎?とにかくトラックを飛ばし段々何のために走ってるのか分からなくなってくる無償の勢いに感動してくる。アーネスト・ボーグナインの顔面はここでも素晴らしい

アンナの出会い(1978年製作の映画)

4.0

惚れ惚れするようなショットが山程ある。愛人、行きずりの男、肉親と関わっても一貫して空虚な女性監督の孤独を街や駅の風景に託していて、とりわけ夜行列車内で逢った男の自分語りを聞きながら数駅を通過していく辺>>続きを読む

囚われの女(2000年製作の映画)

4.5

傑作。フィルム映像の女性に向かって愛を囁く男、シルビアのいる街よろしくストーキングに精を出す男という病んだ冒頭から期待値max。男は全てを知りたがり女は未知の余白を求める、の平行線を最大限デフォルメ。>>続きを読む

私、君、彼、彼女(1974年製作の映画)

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若気の至りという感じがしてしまってなかなかキツい作品であった。トラック運転手が手淫された後に延々と自分語りを始めるシーンはアツかった。砂糖無限摂取、色々心配になる。

暴行(1950年製作の映画)

4.0

ストーキングの恐怖演出、PTSDの表現など素晴らしいし、性別や恋愛を超えた救済の形にも感動した