takuさんの映画レビュー・感想・評価

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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.3

このシリーズには最高のエンタメが詰まっている。

ドニーイェンは還暦でなぜあんなにかっこいいんだ。

あと世界最強の殺し屋の懸賞金がウン千万ドルは安すぎない?
メッシは年俸で5000万ドルなんだが

リボルバー・リリー(2023年製作の映画)

3.8

意外に面白い。

主人公の得物がリボルバー(タイトルがまさにそうなだけに)だから、頻繁にせっせと弾込めしてるのがなんかいい。

残念ながら野村萬斎のところで武器をしこたま隠し持ってたりはしなかった。
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アイスクリームフィーバー(2023年製作の映画)

3.7

人と人が関わって、何か新しいものが生み出されていく。
生きる意味とか、場所とか。自分一人だと虚空を見つめるだけになったり、逃げ場がなくなったりする。でも誰かがいれば、そこに何かが生まれる。誰かにアイス
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.3

主人公のルビーは家族が全員ろう者のCODA。

「歌っている時はどんな気持ち?」と聞かれて表現に困って手話で伝えようとしたりしていて、恐らく手話と音声言語(英語)がネイティブのバイリンガルなのだろう。
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.0

ハリウッド版シンゴジラみたいな。
そして圧倒的にシンゴジラより現実味がある。

本当に今の社会を的確に風刺してると思う。
大体どこの国も同じ。現実を全く見ない政治家とその支持者。
コロナ政策とか月曜日
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やがて海へと届く(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

なにが言いたいか分からなかったという感想がけっこうある。
パンフレットにある中川監督のインタビューで以下のように語られている。

「この映画はアート映画ではないですし、難しい映画でもない。誰もが誰かに
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ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

3.9

企画立ち上げた人はご満悦な出来なのでは。
色んな殺し屋アクション系の映画を彷彿とさせる、服装とかアクションへのこだわりは随所に見られる。
ゆえにオリジナリティには乏しいのが残念。

個人的にはトンファ
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.8

何が善行で何が悪行か。
それを問う王道のバットマン。

復讐は復讐を呼ぶ。善行であっても根底が復讐であれば、それは新たな悪を呼ぶ。

バットモービルもサイクルも改造が控えめで、銃火器とか積んでないとこ
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

4.1

ミュージカルの王道中の王道を真正面から再映画化するなんて確かにスピルバーグぐらいの功績がないと受け入れられないかもしれない。
スピルバーグなら面白く仕上げてくれるはずと期待大で観に行ってその通り出色の
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.0

何これ……。
私キングスマン見てたんだよね?
ハクソーリッジとかじゃないよね?

キングスマンだから、スーツをばっちり着こなした英国紳士たちがいろんなかっこいいガジェットを駆使しながらキレキレのアクシ
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ウォーリアー(2011年製作の映画)

4.2

名作。年明け早々に何を観てるんだって感じだが。

多くを語らないトミーが、何に怒っていたのか。真正面からぶつかってようやく分かる。

500万ドルを賭けた壮絶な親子・兄弟喧嘩、最高です。

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.0

かっこいい映画だった。
全ての美学がぶっささった。

特殊な能力を持った女性が、過去と現在の結節点となる。

最高にゴージャスで、最低な欲望が渦巻いてて本当に見てていやーな気持ちになるいいホラーだった
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.3

伊澤彩織さんがとんでもない。
今まで観た邦画の中でもスタントはトップクラスに美しい。

キャラの動かし方がうまい。
それぞれのキャラの言動が完璧だし、キャスティングもバッチリはまってる。

キック・ア
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

全体としてはかなり微妙。色んな要素を盛り込みすぎてよく分からないし、終盤の怒涛のご都合主義等、所々に違和感が生じてしまっている。

主役の中村佳穂はとても良かった。
インディーズシーンではかなり支持さ
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インスタント沼(2009年製作の映画)

3.8

一番最初は10年前、たぶん高校生の時に見た。
この映画のおかげで私の青春のアイドルは麻生久美子だった。

でも、麻生久美子がかわいいだけじゃなくって、かなり大事なことをこの映画は教えてくれた気がする。
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四月の永い夢(2017年製作の映画)

4.3

中川龍太郎監督の『わたしは光をにぎっている』がとても良くて、ずっと見たいと思っていた映画だった。

初美は恋人と死に別れ、それ以来ずっと夢のような「四月」の中にいる。

教師もやめ、下町の蕎麦屋でバイ
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ぶどうのなみだ(2014年製作の映画)

3.3

高校生の時、安藤裕子の歌を良く聴いていたので観てみた。

「ぶどうのなみだ」は、その土地で生きてきた全ての生物の営みを吸収したもの。だからあなたも逃げないで、この土地と、人々と向き合って。そうすればい
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

4.2

ラストがもう、テルマ&ルイーズぐらい最高。

「フロリダ・プロジェクト」 というのは、ディズニー・ワールド開発計画の名前だそうだ。
作中にディズニー・ワールドの中も出てくるが、なんと無許可で撮影したら
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少女邂逅(2017年製作の映画)

3.9

蚕の幼虫は、筋力がなさすぎてどこへも行けず、自分の力ではエサを摂取できないため、野生に戻ることは不可能な家畜。
成虫になると羽が生えるものの、飛ぶことはできない。加えて食物を摂取する能力を有しておらず
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PARKS パークス(2016年製作の映画)

3.7

橋本愛ってとても吉祥寺っぽい俳優だなぁと思って見ていた。
長野芽郁や染谷将太はどっちかというと渋谷とかっぽい。関西育ちで東京に馴染みのない私の感覚ですが。

橋本愛は、特にゴールデンのドラマしか見ない
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放課後ソーダ日和-特別版-(2018年製作の映画)

3.8

枝さんがつくる映画は荒削りだけどみずみずしくて好きだな。
同い年として尊敬してます。
あのソーダを注ぐインサートが枝節って感じでよい。

欲望の翼(1990年製作の映画)

4.2

アニタ・ムイの曲を聴いてたら思い出す。
みんな愛する人がいて、とても人に優しくて、私にとって最上の愛と人生の讃歌です。

レスリー・チャン演じるヨディが最初はめっちゃカッコいい。
マギー・チャンが1分
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

4.0

観ながらこれはfilmarks低評価だろうなと思っていた。
でも個人的にはとても面白い。久しぶりにこういう映画に出会えた。

まず珍しく邦題がセンスあるなと思ったら直訳だった。これは素晴らしい判断だと
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