とりひろさんの映画レビュー・感想・評価

とりひろ

とりひろ

映画(15)
ドラマ(0)
アニメ(0)

LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

4.8

ヒュー・ジャックマン演じる孤高のヒーロー、ウルヴァリン。その幕引きに相応しい作品だったと思います。

生まれながらに持った3本の爪は、今まで数多の悪を切り裂き、そしてまた、彼に近付くもの全てを傷つけて
>>続きを読む

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.8

んー!!ドキドキした!!

ただひたすらに、緊張感の表現が上手い。音を立ててはいけないというのはとても神経を使う。そのピンッと張り詰めた糸を緩められないという心理を、此方にも強要してきます。

最後ま
>>続きを読む

ミスト(2007年製作の映画)

3.5

後味悪い憂鬱映画の代表的作品。

この作品の主人公はヒーローでもなく重要人物でもない。ただ最悪の出来事に巻き込まれた一般市民でしかない。しかし、この映画の魅力はそこにこそあるように思います。

実際の
>>続きを読む

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.8

この作品は、日本社会の暴力性、狂気性を感じさせます。特に時代の思想が反映されていて、主人公はその波に飲み込まれていくようでした。

ただひたすらに愚直で誰よりも強い正義感。諸星のその性格が、暴力的な思
>>続きを読む

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.5

んーふふ。いつ見ても面白い!!

レクター博士の狂気的な魅力だけに留まらず、作品自体がとんでもない魅力を放ってるから凄いですね。人の心理の奥深くに沈み込むような映画だ。

処女のように繊細なクラリスと
>>続きを読む

LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門(2017年製作の映画)

4.0

血煙の石川五エ門を見てきました。
峰不二子という女・次元大介の墓標に続いて、とても面白かったです。

未熟なり、石川五エ門。

このキャッチコピーがとにかく好きで見に行きましたが、作中の台詞ではないん
>>続きを読む

聖の青春(2016年製作の映画)

4.5

素晴らしかった。

監督やキャスト、演出はとても良く。当時の風景もなるべく演出されていて細かいなと思いました。

ただ、評価を言葉にするのはとても難しい作品だなぁと感じています。

原作を読んでいたこ
>>続きを読む

ピンポン(2002年製作の映画)

5.0

ヒーロー見参。ヒーロー見参。ヒーロー見参。

この作品は、自分にとってとても思い出深い作品です。

今でも仕事に行き詰まったときなどに観ています。

努力の積み重ねが人を強くする。 勝ちに貪欲で、何よ
>>続きを読む

デッドプール(2016年製作の映画)

2.0

アメコミ映画はあまり手に取らなかったのですが、好奇心から視聴。

デッドプール本人にはとても魅力があり、彼自身を見ているととても楽しめます。しかし、個人的にはそれ以外の登場人物がダサい…。と感じてしま
>>続きを読む

RED/レッド(2010年製作の映画)

4.0

かっこいい!、
老人キャラが大好きな私にはとても当たりでした。

スタイリッシュなシーンも激しい銃撃戦もカッコ良く、終始テンション高く観れます。

笑えるシーンも豊富で、大人な恋愛だぁ…。と思うシーン
>>続きを読む

アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

3.5

うおー!!
観たあと凄くスッキリします。ZQNと言われるゾンビの怖さとそれを吹き飛ばす爽快感がマッチして、純粋に楽しめました。
ただしグロテスクです。洋画と違い、同じ日本人だからか、とてもリアルに感じ
>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

3.8

天才ドラマーの主人公、天才を生み出したい指導者。二人の関係はとても不安定で、観ていて精神的に疲れます。そこがまた良い。

主人公の思考が徐々に深くなっていき、狂気と孤独を感じましたが、決して冷たいもの
>>続きを読む

千年女優(2001年製作の映画)

4.0

濃密な90分でした。
初めて観たのは結構前ですが、今でも新鮮な気持ちで観れます。年に一度は観る作品です

あくまで個人的な感想なのですが、これは女性の心情を良く映した作品だと思っています。アニメの映画
>>続きを読む

君の名は。(2016年製作の映画)

3.5

見ました。はい。

とても自分の中で意見が曖昧な作品です。とても素晴らしかったのですが、特出するほど良かったとは言えず。なんとも「んー、映画館で正解か」という感じです。曲と映像のマッチングは心に残って
>>続きを読む

レオン 完全版(1994年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

最初のレビューは一番好きな洋画から。

この作品は映画が好きになったきっかけであり、役者の演技力に鳥肌がたった初体験の作品。マチルダとレオンの心情の変化。スタンスフィールドの狂気。何度も見直しています
>>続きを読む