とりひろ

羊たちの沈黙のとりひろのレビュー・感想・評価

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)
4.5
んーふふ。いつ見ても面白い!!

レクター博士の狂気的な魅力だけに留まらず、作品自体がとんでもない魅力を放ってるから凄いですね。人の心理の奥深くに沈み込むような映画だ。

処女のように繊細なクラリスとそれを怪しげにエスコートするレクター博士。やはりこの二人がずば抜けた個性を発しているからこそ、この作品の奥深さが表現できていると思います。

「人はどのようにして熱望し始めるのだ。 人は、毎日見ているものを熱望することから始める。」

レクター博士の言葉に共感できるのは、幼少期の自分の心理を分析しているように感じるからだろうか。しかし無垢と狂気は違うもので、理解と知識の違いにも繋がると思います。

んー!!このモヤモヤは是非とも味わってほしい!!
表現の裏を考えてみるのも、映画の楽しみですねー。
とりひろ

とりひろ