やまびこさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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戦場にかける橋(1957年製作の映画)

3.2

反戦映画なのか?よく分かりませんが、戦場の虚しさをラストで感じる作品。大佐も橋が完成する少し前に友軍の行動をキャッチしていたか、せめて想定できていたなら、ラストの結末も変わっていただろうに

エデンの東(1954年製作の映画)

3.2

親に認められない子の葛藤を描く、ヒューマンドラマ。
そんなためか、トラスク家の3人はどこかゆがみを感じ、アブラに救われた事が何度かあったと思う。

もみの家(2019年製作の映画)

3.5

富山県にまつわる映像作品を上映するイベント「とやま映像祭2022」で視聴。
坂本監督の作品は「真白の恋」と同じく、ある1人の人物の人生をリアル感あるドラマに落とし込んでいて、観ていてとても気持ちがいい
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ローマの休日(1953年製作の映画)

4.0

モノクロ時代のロマンス映画としてあまりに有名すぎる作品。
オードリーヘプバーンには何度も見惚れてしまいました。
2人とも最後まで自分の本当の正体を語ることがなかったのがカッコいい。

真白の恋(2015年製作の映画)

3.8

いい映画です。
主人公の真白と油井の出会いも自然な流れで始まり、現実的にありえる話だと思いました。
しいて感じた違和感は、内川から呉羽山までは自転車ではちょっと遠い?かな。

フレネルの光(2020年製作の映画)

2.0

監督の出身地である富山市を舞台とした短編映画。自身が帰省した時に感じたことを映画にしたそうですが、フランス映画の影響を受けているせいか想像にお任せします的な要素が結構あるのでちょっとレベルは高い内容か>>続きを読む

HERO(2007年製作の映画)

3.8

だいぶ前に地上波で放送していた録画分を視聴。
いい意味でキムタク王道劇場です。そしてみんな若い!当時のドラマのイメージそのままでスカッと楽しめました。
タモリさんが純粋な悪役として出ているのは珍しいで
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幽霊と未亡人(1947年製作の映画)

3.8

未亡人と幽霊の奇妙な関係を主軸としたロマンスファンタジー。
最初の30分くらいで面白さに引き込まれていきました。
ラストは少し切なさも混じりながらそれがいいと思いました。
少女ナタリーウッドの出番は「
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ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

3.5

映画のストーリーだけを追っていくとトニーしょうもな!となり、争い事を俯瞰して見ると昭和の小中学生のケンカレベルじゃん!となるが、これが世界の戦争にもつながる当時の民族間の争いの縮図であり、繰り返されて>>続きを読む

羊の木(2018年製作の映画)

3.0

元受刑者の地方移住。発想としては面白い内容で、まっとうに人生をやり直したいと思う人もいればそうでない人もいる。終盤は何だかちょっとファンタジーな感じで少し笑っちゃいました。
富山県魚深(うおぶか)市…
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三十四丁目の奇蹟/34丁目の奇蹟(1947年製作の映画)

3.2

サンタと名乗る老人が現れ、彼が本物であるか裁判にかけてまで大人が大真面目に問うお話。
いわゆるサンタらしい魔法のようなファンタジーは一切無く、アメリカらしい解決方法をします。

クール・ランニング(1993年製作の映画)

3.5

ジャマイカ代表のボブスレーチームが実際にオリンピックに出場していたのは確かに記憶にあります。どこまでが事実なんでしょうかね。ともあれ、楽しく観ることができました。
ボブスレーに乗って無事完走し、記録を
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脳男(2013年製作の映画)

3.0

多少グロいシーンがあります。また、善良な市民を含めた人が次々と皆殺しにされていくのを見るのは、何とも気持ちの良いものではありません。
病院以外の爆破シーンはリアル撮影だそうで、これには迫力があります。
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禁じられた遊び(1952年製作の映画)

3.0

反戦映画と言われているが、直接的にそう感じる場面はなかったように思えた。
幼いポーレットのために行動するミレットが不憫でならない。

ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.0

初めてちゃんと観た。
80年代らしいアメリカンな映画。
楽しく観ることができました。

カサブランカ(1942年製作の映画)

4.0

ドイツ勢力が侵攻している第二次世界大戦真っ最中が舞台となっている作品。当時の歴史背景をちょっとは知ってから観る方がより面白みは増すと思います。
堅物なイメージから始まるリックが話が進むに連れてどんどん
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.0

話のどんでん返しは面白かったです。
最後は少し予想できてしまいました。

紅の豚(1992年製作の映画)

3.8

空に憧れる宮崎駿監督の真骨頂的な作品。
子供向けではない作品ですが、とても楽しく見ることができます。みんないい人なので見ていて気持ちがいい。
ジーナ役の加藤登紀子さんの声がすごく魅力的です。

西部戦線異状なし(1930年製作の映画)

4.0

第一次世界大戦後と第二次世界大戦の間に作られた貴重な反戦映画。アメリカで作った敵国であるドイツ視点の作品という点も面白い。
実際起きた戦争から10年あまりしか経っておらず、塹壕戦、兵士たちの会話や日常
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風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

3.2

男子にちやほやされるお嬢様スカーレットが戦争に巻き込まれ、生きるため気丈に振る舞う姿には惹かれるものがありました。
ただアシュレー、レットなど男女関係のくだりについては共感できなかったため、スカーレッ
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或る夜の出来事(1934年製作の映画)

5.0

チャップリンを除けば自身が観た最古の映画で、ロマンスコメディ映画の原点を観た、と言っても過言ではありません。
クラークゲイブルが紳士でカッコ良く、ヒロインのクローデッドコルベールとの掛け合いが面白かっ
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80日間世界一周(1956年製作の映画)

3.5

英国紳士の世界一周旅。
行く先々でさまざまなトラブルに巻き込まれながらの旅はなかなか痛快です。
2022年は旅の舞台からちょうど150年ですね!

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

5.0

初のインド映画。
3時間の長丁場でしたが、コメディ、ドラマ、シリアス全部詰まったエンターテイメントな作品でめっちゃ面白かったです。
少し下品な部分は文化の違いを感じましたが、感動できたポイントは一緒で
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

3.0

戦時中の日本軍捕虜収容所を舞台とした話。
そこで実際にあったであろう日本軍の捕虜に対する扱いや、日本兵士の極限にある武士道精神、道徳観などは捕虜からすると理解し切れない恐怖の何者でもないものと感じられ
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私の奴隷になりなさい(2012年製作の映画)

2.8

壇蜜さんのエロスが如何なく発揮されている作品。
世の男性が妄想する壇蜜さんのM的な魅力がここに凝縮されていると思います。

トップガン(1986年製作の映画)

4.5

80年代の古き良きハリウッド映画の王道と言える作品。
過去何度か観ているけど放送されるならとやはり観てしまう。
トムクルーズがカッコいいのはもう語るべくもないが、周りを固めるキャラクターもみんないい奴
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人生の約束(2016年製作の映画)

3.8

いくつかの町には、大切している地元の伝統行事がある。時に自分の仕事よりそれを優先して守る場合があるという。それは義務感というより使命感と自分が住む町に対する誇りからくるものだと思う。
今回取り上げられ
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

3.5

前作は観たことあり記憶は断片的ですが、前作より全体的な評価としては2の方がいいと思います。
エルサの魔法が使えるルーツを探すというストーリーも良かったのですが、アニメとは言えないくらいの映像クオリティ
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映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

3.2

すみっこの各キャラの設定が初めてよく分かりました。
ラストは涙がホロリとくる温かいストーリーですね。

火花(2017年製作の映画)

3.5

原作の小説は読んでいません。
お笑い芸人さんの世界の一面、現実を垣間見る作品です。
ラストで地方の漫才コンテストに出るために、神谷こと桐谷健太さんが徳永役の菅田将暉さんを説得するシーンが一番熱かったで
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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

4.5

地上波放送を録画して視聴。
素直に泣けました。本当に良かったね、と。
アニメ版はヴァイオレットの人間としての心の成長がメインでしたが、今回は人として成長したヴァイオレットがドールを超えて未熟な人をリー
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日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)

3.8

劇中のセリフにあった「日本国の葬式」。まさにその日を語る作品であると言える。8月15日の玉音放送に至るまで、こんなゴタゴタがあったこと、知りませんでした。
2時間超の長めの作品ですが、テンポ良い流れで
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DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

3.5

期待していたより面白かったです。
今時であればアニメで作りそうな作品ですが、敢えて実写+CG で作り、具体的な舞台として鎌倉という実在の場所を設定しているところがアニメよりリアルさを感じさせます。
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平成狸合戦ぽんぽこ(1994年製作の映画)

3.5

高畑勲監督のジブリアニメ映画。
自然に対するメッセージ性を込めた内容はジブリらしさを感じましたが、アプローチは宮崎駿監督と違いがありますね。
思いのほか面白かったです。

セトウツミ(2016年製作の映画)

3.2

一人は少しインテリで大人ぶった高校生、もう一人は少年の心が残っている二人の高校生の日常会話がメイン。徐々に面白さが伝わってきます。
同じ学校だけど、普段校内では会わず、会話もないが、いつも会うメイン舞
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.5

自分の居場所があり、生活を共にする集まりであれば、それは家族。
それぞれ訳あり、成り行き上そうなったとはいえ、リリーさん役である柴田治が本当に父親として振る舞わないとこんな明るい家族にはなっていないと
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