やまびこさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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電人ザボーガー(2010年製作の映画)

2.8

TV版当時の作品は見ていません。
昭和感をたっぷり匂わしつつ、B級感を入れた内容に仕上がっていますが、竹中直人さんや柄本明さんなどの一流俳優も出演しており、CGの使い方もヒーロー特撮レベルでとても良く
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探偵物語(1983年製作の映画)

3.2

最初はサスペンス型コメディかと思いましたが、最後でラブロマンスものだと気づきました。
薬師丸ひろ子さんはセーラー服と〜似たような役柄でもありますが、どちらかと言うとこちらの方が好きです。
サングラスを
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散り椿(2018年製作の映画)

3.2

義理、人情ではなく、愛を原動力とした時代劇。
最初は結構小難しいストーリーなのかなと思ったけど、善悪がはっきりとしていて意外と分かりやすい内容でした。
岡田准一さんの殺陣がリアル感あって良いです。

タイタニック(1997年製作の映画)

5.0

上映当時から久しぶりに地上波で視聴しました。
大筋のストーリーは覚えていたこと、制作にあたっての後日談などの情報も少し読んだこともあってか、以前観たときより深く観ることができ、すごく良くできていると感
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家族ゲーム(1983年製作の映画)

3.2

都内の少し狭い団地に住む、仕事を言い訳に子供の勉強含め家庭は妻の仕事と考える父、専業主婦で子供の表面しか理解できず、あれこれ周りから振り回され疲れ果てる母、昭和の風情を感じます。

るろうに剣心(2012年製作の映画)

3.0

原作は読んでいませんが、ワイヤーアクションをふんだんに使い、るろうに無双なシーンもある、アクション中心の映画ですね。

犬神家の一族(1976年製作の映画)

4.2

2時間半の長丁場にも関わらず最初から飽きずにテンポよく観られました。
ストーリーも推理サスペンスの金字塔と言える内容で面白いです。
血痕、生首、顔面の火傷跡など、今の映画ではまず見られないようなものを
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機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(1988年製作の映画)

3.2

過去に何回か見た記憶があるが、いつも頭に残らないため、毎回新鮮な気分で観ている。
シャアの最後の言葉が妙に残る。結局は母を探していたのかと…

鉄道員(ぽっぽや)(1999年製作の映画)

4.2

キャストはみんないい。
高倉健さんのローカル鉄道員としての風貌、立ち振る舞い、生き様は見ていてカッコいいです。
小林稔侍さん、大竹しのぶさん、吉岡秀隆さん、広末涼子さんとのくだりで何度も泣けました。
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機動戦士Zガンダム III -星の鼓動は愛-(2006年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

前2つを最近観たのでこちらも鑑賞。
ヤザンやシロッコをやっつけたZ最強オーラを纏ったくだり、あれがカミーユの覚醒だと後で理解しました。カミーユはIを観た時より随分まともな人に見えました。ラストは続編の
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機動戦士Zガンダム II -恋人たち-(2005年製作の映画)

3.0

前作よりもさらにストーリーは端折られている感があり、ちょっと分からなくなる展開が多数出てくる。フォウの終わりは何か違う気が…
誰かが誰かに惹かれるシーンが多いためか、戦争というより、とある大学サークル
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機動戦士Zガンダム -星を継ぐ者-(2005年製作の映画)

3.5

TV版のストーリーはとうの昔に忘れました。本作は昔一回観てますが、もう覚えておりません。
オリジナルをかなり圧縮していて慌ただしい内容になっているようですが、何とか話は分かります。モビルスーツの戦闘は
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ハナミズキ(2010年製作の映画)

3.5

田舎の漁師と都会の大学を目指す二人の恋愛の持続には無理があり、あらすじを読んだ時点でどちらかの裏切りによるドロドロの恋愛模様になるのかなと予想していましたが、そうはならず、意外と最後まで安心して観るこ>>続きを読む

ゲド戦記(2006年製作の映画)

2.0

ジブリ映画を堪能。私的には今回の中世のような世界を舞台にした作品は好きです。ただ、ちょっとストーリーでよく分からないところもあり、あまり心は揺さぶられませんでした。
ハイタカの前半は、ナウシカのユパ様
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太陽の季節(1956年製作の映画)

2.0

昔の裕福な家庭に育った人の話。パパ、ママだし。
当時は革新的な作品だったのだろうとは思う。
Wikiで小説のあらすじを読みましたが、映画では最後の英子の気持ちが伝わっておらず、終わり方が少しもったいな
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男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け(1976年製作の映画)

4.2

何十年かぶりに観た寅さんですが、この作品を見るのは多分初めてです。シリーズのお決まりのパターンは懐かしいです。
寅さんの困った人を本気で助ける人情には感涙です。ぼたんさんと一緒に私も泣きました。
子供
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鋼の錬金術師(2017年製作の映画)

3.0

原作漫画、アニメ(Fullmetal〜のほう)共にだいぶ昔に最後まで見ましたが、ストーリーは何となく覚えているレベル。
映画の世界観やキャストは違和感なく、CGも駆使してとても良く原作を再現していると
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

3.5

前作の復習をした上で、あと1、2回くらい観れば全容が分かりそうだが、とにかくこれでエヴァは完結したんだな、もうリテイクはないな、ということだけははっきり感じ取れました。

羅生門(1950年製作の映画)

3.5

黒澤作品は七人の侍から2作目。
ダブる侍キャストが何人かいますが、舞台、世界観は違います。ただ、三船敏郎さんはキャラが近いです。でもそれで良いと思いました。
結局はどれが真実なのか、あるいはどれも真実
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.0

最後のシーンで全て持っていかれました。
主人公に共感し、素直に泣ける自分でいて良かったです。

少年期と中年期のトトは本人か?と思えるくらい似た特徴のキャストを選んでいますね。

ナラタージュ(2017年製作の映画)

3.0

自分が好きな人、大切な人のために行動する。でも、うまくいかない時は自分に好意のある人に頼りたくなる、助けられる。人間の狡猾さをよく感じる恋愛ドラマです。
似たような経験をした、された人は世の中に多くい
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

5.0

約25年ぶりの鑑賞でした。
やっぱりリュックベッソン監督作品の中ではこれが一番です。
また、以前観た時よりナタリーポートマンに魅せられました。彼女の当時の年齢的なものもあるかと思いますが、子供らしさ、
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ハチ公物語(1987年製作の映画)

3.0

もう15年くらい前に製作していたら、主演は三國連太郎さんになっていたんじゃないかな。仲代達矢さんの役作りはそんな人に見えました。
最後のフランダースの犬のような?シーンで少しじんわり来ました。
柳葉敏
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白い巨塔(1966年製作の映画)

3.0

医療系ドラマの金字塔。
野心に燃えるこんなに露骨にギラギラとした男は意外に初めて見たかもしれない。
黒いものは黒いままで終わる、という感じで何だかすっきりしない締めくくり。これが、山崎豊子劇場なんでし
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ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

4.0

恋愛ファンタジー。
切なく作り上げるのがすごく上手いと思いました。

福士蒼汰さんと小松菜奈さん二人ともしっくりとする役柄だったと思います。

東京物語(1953年製作の映画)

4.0

終始穏やかな雰囲気で進行する作品。これも主役である笠智衆さんによるものだろうか。
長女は少しアクが強いですが、出演した人はみんないい人だと思いました。戦争で亡くなっている次男の昌二も妻役だった原節子さ
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砂の器(1974年製作の映画)

4.0

前半は丹波哲郎さんが全国津々浦々と旅する少し長めのサスペンスドラマの過程を淡々と見ている感じ。
後半からの答え合わせは激情モノです。加藤嘉さんの演技が特に良かったです。
しかし、何で殺さなければならな
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カイジ ファイナルゲーム(2020年製作の映画)

1.0

何だか色々ともったいない作品であったように感じました。
出演俳優はとても良いのに、ストーリーがカイジっぽくなくイマイチで、逆にこれを漫画にした時のイメージが湧かないです。
福士蒼汰さんが珍しく悪役だっ
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カイジ 人生逆転ゲーム(2009年製作の映画)

3.5

原作は読んでいないに等しいです。
底辺だ、クズだ、のくだりはあんまし好きになれませんでしたが、最後のEカード対決はハラハラもので面白かったです。
藤原竜也さんのビールを飲むシーンが何だかすごく良かった
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七人の侍(1954年製作の映画)

5.0

白黒映画時代に作られたものとして考えると、この作品に何かしらの影響を受けて作られた後世の作品は映画に限らず数多くあると感じられた。
集まった七人の侍たちはそれぞれ個性を持っていてどこか良い点があり、全
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忍者武芸帳(1967年製作の映画)

3.5

子供の頃、父親が持っていた原作をよく読んでいましたが、今回の映画を観て初めて世界観、ストーリーを理解できました。
映像は原作漫画をそのまま使い、躍動感ある紙芝居風にしているのがすごく斬新です。声優もだ
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時をかける少女(1983年製作の映画)

3.5

とにかく初々しくかわいい原田知世さんを観るのがこの映画の全てでしょう。
映画の内容は、起承転結で言うと前半の「起」の時間が長く感じられましたが、後半から怒涛のラストへ一気に流れていきます。
個人的には
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二十四の瞳(1954年製作の映画)

4.0

昭和初期の戦前〜戦直後までの物語。
制作時期で考えるに、スタッフ、キャストは子役を除いてリアルに経験した時代を映像化しているはず。
ストーリーを通じて、世相や出来事から感じられる物事は、当時映画を観た
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おくりびと(2008年製作の映画)

4.0

本木雅弘さん自らが持ち込んだ企画の作品とあってか、納棺師としての演技には特に熱意を感じました。
納棺師に関する偏見については若干違和感はありましたが、この映画を起点として世の中の納棺師に対するイメージ
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ゴジラ(1954年製作の映画)

3.0

ゴジラが出現することになった理由は思いのほか筋が通っている内容だった。
菅井きんさんは若くて元気いっぱい。

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

5.0

年末放送していた録画を視聴。
初めて観てから約30年来、もう何度観たことか。未だに感動します。
今回感動できたポイントは腐海の底でナウシカが「うれしいの」と言ったシーンです。