たきさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

クローズド・ノート(2007年製作の映画)

3.5

またしてもなんの根拠もなくまったくの勝手な思い込みから、中盤くらいまでサスペンスモノだと思って観てたのですが、思いの外こっ恥ずかしいくらいにドストレートなラブ・ストーリーでした。

とにかく最後の最後
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

4.0

ヤバいです。開始5分で涙目。

ほんとに大切なものは、当たり前になりすぎて失くしてみないとわからない、とよく言いますが、失くしただけでは実はわからないものなのですね。
ひとのこころには、あまりにつらい
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キスは命がけ!(2016年製作の映画)

2.5

最近ほんとに残業ヤバいのでなかなか平日は時間とれず。
いい感じの尺の本作を。

ですよね。そうなるしかないですよね、なオチ。
俺はいったいなにを期待していたのでしょう。
きすおああらいぶというくらいだ
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ハイキック・ガール!(2009年製作の映画)

2.5

前に見逃してたんですが、いつのまにかアマプラに戻ってきてた。

松村先生主役ですよね。無双っぷりが痛快すさまじい。圓明流よりつええ。

アバンタイトルから、なんか物々しい雰囲気醸し出してたりはしたんで
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無限ファンデーション(2018年製作の映画)

4.0

南沙良目当てにずいぶん前にアマプラのマイリストに入れてたんですが、ここにきておすすめに躍り出てきた。
夏の終わりに観るべき映画ですな。アマプラ粋なことやりおる。

夢って、こわいですな。

破れるのは
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夏、19歳の肖像(2017年製作の映画)

2.5

これはひどい。

基本、映画はツッコむよりもなるべくいいとこはないかを探しながら観るようにしてるんですが、ちょっとこれは参った。ヤバい。ここまでツッコミどころしかない作品ははじめてかもしれない。

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なくもんか(2009年製作の映画)

4.0

アバンタイトルからして、これはドストライクに違いないと思ったのですが、予想を裏切らず、想像をはるかに超えて参りました。

家族の定義のおはなしですよね。大好物です。

血だけで決まるもんではもちろんな
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FREAKS フリークス 能力者たち(2018年製作の映画)

3.5

清々しいまでの超絶バッドエンド。嫌いじゃない。

相手が敵意をもって牙をむくのは、ひとえにこちらが相手を敵だと認識するからで。その先に待つのはどちらかが息絶えるまで諍い合う全面戦争しかない。
だからと
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先生! 、、、好きになってもいいですか?(2017年製作の映画)

4.5

マジか。ついにきた。ずっと待ってた。アマプラほんなこつやりおる。

もうかわええ。くっそかわええ。
いったいなに食ったらこんなかわいくなるんだろう。
画の色からなにからビシバシ琴線弾かれまくると思った
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キングス・オブ・サマー(2013年製作の映画)

3.5

ものすごく好きなやつ。
そしてものすごく胸糞で。
でもやっぱり好きなやつ。

思春期の頃のリアルな気持ちはさすがにもうもちろん薄れてしまってはいるんですが。
とにかく、背伸びしたいあの感覚。背伸びであ
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予告犯(2015年製作の映画)

4.5

ずっと待ってた。
もちろん小松菜ちゃん目当てで、特に期待してなかったんですが、これがもう他に類をみないドストライクでした。
よくぞ配信してくれたネトフリやりおる。

どうにもままならない不幸のズンドコ
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京城学校 消えた少女たち(2015年製作の映画)

2.0

パク・ボヨン目当てで観ました。
そろそろアマプラ見放題終了シリーズ。

「櫻の園」的お耽美ホラーミステリーかと思いきや完全に超絶美少女版「魔女」だった件。←キム・ダミファンを敵にまわすつもりか。

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建築学概論(2012年製作の映画)

3.5

家って、歴史なのですな。

歴史は過去であり、過去はどんなに否定したって、そこに純然として在り続けるわけでありますな。酸いも甘いも関係なく。
だから受け入れなくてはいけない。

そういったテーマが薄れ
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約束のネバーランド(2020年製作の映画)

3.5

そういえばすっかり観るのを失念しておりました。せっかくべーやん出てるのに。

大人になるって、どういうことなんでしょうね。
少なくとも、生きていればなんでもできると思っているうちはまだ子どもなんでしょ
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閃光少女(2017年製作の映画)

2.5

実はここ数日アマプラそろそろ見放題終了シリーズ。

タイトルとジャケットから、バトルモノかと錯覚しそうですが、あながち当たらずといえども遠からず。
ある意味見事にバトっておりました。

こっちは昨日と
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共犯(2013年製作の映画)

3.5

台湾版「スタンド・バイ・ミー」か。

死体つながりというのはもちろん、閉塞しきったこの世界で必死に居場所と価値を求めるという意味でも。
こっちは超絶バッドエンドではありますが。

アバンタイトルからし
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草原の実験(2014年製作の映画)

3.5

セリフなし。説明なし。一切なし。
けどなんとなくだけど、情景は把握できるようなできないような。

ふたりは親子でいいんですかね。
冒頭、なんで途中で娘だけ置き去りにするんだろう、とおもてたんですが、途
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カーター(2022年製作の映画)

3.0

あー、ぐるぐるした。笑。

息をもつかせぬ、とはこういうことさ、と言わんばかりに全編アクションてんこもり。しょっぱなところどころグロかったりして、ああ、これは失敗したかとおもたのですが、見渡す限り戦闘
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神様のカルテ2(2013年製作の映画)

4.0

またまたよく泣いたなあ。
前作と同じくゆったりと進む演出も琴線に触れるのかも。

医療モノがぐさぐさくるのは、やはり万能ではない自分たち、という問題を扱うことが多いからかも、と最近気づいてきました。
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神様のカルテ(2011年製作の映画)

4.0

久々に泣いたなあ。
もっとぎとぎとキラキラしたのを身構えてたのですが、ゆったりと静かに切々と語りかけてくる演出が好みでした。

心臓止めずに、脳を殺さず、命を救うって、ただバイタル安定させるだけでもべ
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デイ・シフト(2022年製作の映画)

3.0

ヴァンパイアモノってよいですよね。
クリーチャーとしては正直弱点多すぎなんですが、それは翻るとそれ以外は無敵、ってバランス感覚がなんかイイんですな。

あんま難しいこと考えずにさくさく観れるのもイイ。
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ハッピーメール(2018年製作の映画)

3.5

マジか、ハピメて小林涼子とマッチングできんのか…!←をい。
俺もハピメやてみる!←戻ってこい。

正直まったく期待はしてなかったのですが。
なんか妙な演出がところどころぶっこまれるし、これはやっぱダメ
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ワンダフル・ラジオ(2012年製作の映画)

3.5

タクシーの運ちゃんの急転直下なエグいおはなしに不意討ちをくらいました。
継父とJKのエピソードにも安定の涙腺決壊。
感動ポルノと笑わば笑え。

喪失と再生。
終始一貫したテーマにガッツリ沿ってるとこが
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瞬間少女(2013年製作の映画)

3.5

いつもの余命モノ。
感動ポルノとかどんだけ罵られようと好きなものは好きなのです。

病気だろうがなんだろうが、ひとはいつか死ぬ。
この世界は決して永遠なんかじゃない。
だけどこの気持ちは永遠なんじゃな
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セバーグ/セバーグ 素顔の彼女(2019年製作の映画)

2.0

クリステン・スチュアート目当てで観ました。

なんだろうな。不倫から入るし、夫との不仲な印象から、ジーンがブラックパンサー党に近づいたのはなんか裏があるんじゃないかとずっと色眼鏡で観てしまってました。
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パラダイス・キス(2011年製作の映画)

2.5

ものすごく矢沢あいっぽいなあと思いながら観てたら、普通に矢沢あい原作だった。

一貫していつものアイデンティティの確立云々のテーマが骨子にあったりして、好物のはずなのにいまいちノリきれなかった。
なん
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2つの人生が教えてくれること(2022年製作の映画)

3.5

あのとき妊娠してたらどうなったのか。
してなかったらどうなったのか。

ふたつの世界線がシームレスにからまりながら展開するさまが新鮮でした。おもしろかった。

なんだかんだ、どっちにころんでも、しょせ
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君が落とした青空(2022年製作の映画)

3.5

もうこういうの大好物なのですぐ飛びついちゃいます。

スペランカー並にすぐ死んじゃう彼を救うべく何度もタイムリープするいつものやつ。ありがとう大好きです。

どんなマッドサイエンティストになって世界を
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ガール・コップス(2019年製作の映画)

3.5

スカッとしたなあ。
王道も王道。大好物なやつでした。

冒頭の脚線美からしてこころつかまれ←ふぇちも大概にしてください。

ジヘのやさぐれ演説普通に泣かされた。弱い。
そっからの怒涛の大捕物燃えた。
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レディ in ホワイト(2018年製作の映画)

3.0

自分を殺すことと、社会で生きることがイコールなこんな世の中じゃ。

言いたいことはわかるし、こういうお仕事ドラマ大好物なのですが、なんか、ツッコミは入れるけども対案出すわけじゃなかったり、満を持してプ
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囚われた国家(2019年製作の映画)

3.0

SFのような、そうでもないような、レジスタンスモノとしつつ、派手な戦闘シーンなどはほぼなく、だけど綿密な計画と深く静かに進行する叛逆の蠢動についつい引き込まれる。
これいったいどうなるんだ、全面降伏か
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初恋(2006年製作の映画)

4.0

三億円事件をモチーフに、これも一種のセカイ系に分類されてしまうんでしょうか。
嫌いじゃない。

とにかくヒロインさんのみすずがしゃべらない。返事もしなけりゃましてや笑顔なんてとんでもない。無理もない境
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ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ(2021年製作の映画)

3.0

いたましい過ちと事件のせいで、世界を窓越しにしかみることができなくなったひとのおはなし。

薬と酒と現実逃避から、はたして彼女が観ているものは真実なのか虚構なのか、と序盤はハラハラして観ることができま
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鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

4.5

めちゃめちゃおもしろかった。
アバンタイトルからしてなんじゃあそりゃあ。と声に出た。しょっぱなからしてやられた。

なんとなくまったくもってなんの根拠もなくワンシチュエーションコメディなんだろうと思っ
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FLU 運命の36時間(2013年製作の映画)

3.5

このテのお話続きますな。他意はないです。そのはずです。

「感染列島」で感じたもやもやがなんだか払拭された感じ。個人的にはぴったりでした。

個よりも全なのか、とか、全よりも個なのか。
ではなく、
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轢き逃げ -最高の最悪な日-(2019年製作の映画)

2.5

身も蓋もないタイトル。
ちとよく意味が腑に落ちないサブタイトル。

思ったのとは違った。「空白」みたいなん期待してた俺が悪いのか。

どちらにせよ、終盤のどんでん返しはいらなかったような…
エンタメ性
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