たき

ウーマン・イン・ザ・ウィンドウのたきのレビュー・感想・評価

3.0
いたましい過ちと事件のせいで、世界を窓越しにしかみることができなくなったひとのおはなし。

薬と酒と現実逃避から、はたして彼女が観ているものは真実なのか虚構なのか、と序盤はハラハラして観ることができました。ポップコーンがすすむやつ。
でもまあ、残り時間的に、ああ、あともう一回ひっくり返るんだろうな、と思ってしまった自分がしょうもないやつだとも思わされる罪作り構造。
嫌いじゃないです。

あの事件がきっかけでなぜ恐怖症を克服し、現実受容することができたのか。
再度不条理な現実に直面し、それを乗り越えられたことで受け入れる覚悟ができたとか?
ちとそのあたりを理解するのはもうちょい勉強が必要なのかも。このジャンルの解釈はいつもむずかしい。

相変わらずエンドロールを観てから、あれ、ゲイリー・オールドマンてどこに出てたんと思うやつ。いいかげんにしろ。(ほめてます)
たき

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