chochobaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.9

なんとも不思議な映画。
それぞれが母国語で話す展開ながら、うまく構成して通訳が無理なく入る感じで進めているのはある意味新しいのかな、と。

日本といえばネオン街というアメリカ人あるあるには手を出さず、
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.2

観終えた時、たった1日のロードムービーを観ていて気分に。

ヒューマンストーリーでどんどん進んでいくのかと思いきや、人生がジャズりだそうとした時に「ピクサー映画の真骨頂」出現!

こういう世界観を描か
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.3

モノクロとカラフルのコントラストが素敵な映画。

オムニバスストーリーを「雑誌」という枠でオシャレにみせていくあてりウェス・アンダーソンのセンスが光りまくっている。
情報量が相変わらずものすごいけど、
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.5

設定だけでもう面白い。

ゲームの世界と現実世界の見せ方が面白さを誘う演出で観ていて飽きない。ゲームの世界ではやりたい放題な分、ド派手な演出も映画全体を盛り上げていて楽しめる。

劇中で現実世界のモブ
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.8

ディズニー映画の王道を詰め込んだストーリー展開。それもこれもディズニー100周年を記念して作っただけはあり、オマージュの詰め合わせがすごくそりゃ展開がどの場面もディズニーあるあるのようね王道になるなと>>続きを読む

エイリアン2(1986年製作の映画)

4.2

20数年ぶりに鑑賞。
子どもの時のドキドキハラハラ感は失われることなくギュッと閉じ込められていてよかった。
リドリー・スコットからジェームス・キャメロンに変わり、ホラー要素強めからからアクション強めに
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.4

ファッションへの関心がない主人公がファッションの悪魔と化した女社長のアシスタントになり、成長していくサクセスストーリー。

「マイ・インターン」を先に観ていたので、なんかその主人公のアン・ハサウェイの
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

4.3

「カッコいい」に尽きる。
映像のクオリティーはさすがのハリウッド!ハリウッドのVFXがゴジラなら、日本のVFXは戦車くらい。
キングコングが機敏な分、ゴジラの演出も機敏になるけど迫力がすごくてアリなの
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.2

エッセイと宗教と大きなクジラの物語。

ひとつのエッセイを御守りのように大切にしている。まるで、それが主人公にとっての最高の聖書であるかのように。

様々な葛藤の中で、葛藤を放棄し、醜い姿になってしま
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.7

物語がターだけで進んでいく展開なので、他の情報が文字でしか入ってこず、飲み込む前に次に進んでいく。他の登場人物目線のサイドストーリーはゼロ。2時間半、どのシーンを切り取ってもターがいる。凄い構成。>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.4

演出が少年時代を掘り起こしてくすぐってくる。スーファミでマリオをやってた世代にはたまらないちょうどいい演出を入れてくるので大人も楽しめる映画。
物語は90分ムービーならではのアップテンポなので、会話は
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.4

スピルバーグの好奇心と家族愛と未来を描いた作品。

序盤からスピルバーグらしいカメラワークで、映画が楽しいと思わせてくれる演出が並ぶ。竜巻の買い物カートが走り抜けるシーンとか「今から宇宙人来るんですか
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.2

ストーリーとしては筋がしっかりしていておもしろかった。ただ、ゴジラが主役じゃなかった。描きたい本筋は戦後のニッポン。そこにたまたまゴジラがきて、モヤモヤをゴジラにぶつけていく。日本人側の目的は明確なの>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.8

ん~見終わったら後に憂鬱な何かがすごく心にへばりついてくる。

ホラーかといえば、違うかな?
そういう民族のそういう宗教の信仰があるだけで住民たちは当たり前の感覚。そこに旅人がきて気が狂っていってるだ
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オットーという男(2022年製作の映画)

4.6

違和感のないストーリー展開で自然と気持ちが入っていく。
途中から、「これ面白いかも」と思ってしまったらもうオットーのトリコに。

頑固親父系はビル・マーレイとかもやってるけど、トム・ハンクスの心の変化
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バーバリアン(2022年製作の映画)

4.0

何の予備知識もなく挑んだら、ハラハラ地下室ホラーだった。

序盤は人の怖さを描いているのかといろいろ疑っていくが、地下室から世界観がいっぺん。

盛り上がったところで場面転換で気持ちを押さえてくれる優
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バビロン(2021年製作の映画)

4.1

一つの時代の栄枯盛衰を3時間に詰め込んだカラフルな映画。
モノクロでしか知らない、その時代に色をつけるとこんなにもカラフルで華やかな世界だったんだなとハリウッドの豪華さに痺れるシーンが満載。
後半は、
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RRR(2022年製作の映画)

4.2

オープニングは無敵な男が2人登場してスタートダッシュは完璧。
カメラワークも奥行きを使った見せ方で飽きずに観ていられる。

踊りたくてウズウズしてるところに見事なダンスが飛び込んでくる。物語の進行に大
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

4.0

レトロが高画質で鮮明な映画。
癖がありそうなオープニングの探偵さん紹介。
でも、物語が進んでいくとそこまで癖はなく少し力ずくに解決しようとするくらい困る探偵物語。
最大の証拠、「反り血」の存在がない殺
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.8

背面アクション。
後始末皆無映画。

ジョン・ウィックばりの殺人アクションがホラーを打ち消していく。
それまでの流れを全てを奪い去る感じ。

音楽は「ソウ」で流れそうなメロディー。て、ソウの監督の作品
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マイ・フレンド・フォーエバー(1995年製作の映画)

4.4

勇気から友情に変わり、
友情が永遠に変わる。
そんな映画。

これは最後にグゥーーッともっていかれる。
コンバースの靴もいいけど、母親同士のやり取りも見逃せない。

この時代背景もよく、音楽と景色が映
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ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(2022年製作の映画)

3.8

ドラゴンボールの物語というか、悟空無しで進めていくストーリー的に、スピンオフ感がでてしまう。いきなり変な能力身に付けれるし、天才はやっぱり天才だったという内容でドラゴンボールの限界を感じたかなぁ。>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.3

時代が絶妙。
今じゃ通じない物語。
設定勝ち。

現在と過去をブチブチと切り取りながら二つの時系列を交互にみせてくる。
そこには「幸と不幸」のギャップをみせるかのように対照的な表現が印象的。

長いけ
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テリファー(2016年製作の映画)

3.9

ストーリー無視、お約束無視、無秩序に進んでいく得たいの知れないピエロ物語。

クレイジーさの中に恐怖をしっかりと見せていて、最後まで観ていられる。

序盤のピエロの見せ方が一番怖くておもしろい。

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.2

子どもをより大切に想いたく映画。
本当の幸せが何かをみんなが自問自答しながら向き合っていく。

ダスティン・ホフマンの厳しさと優しさが息子に伝わって変化していくところが父親の粗さがあってよい。

エン
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ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~(2018年製作の映画)

3.8

ハラハラすることなく、スーーーーッと物語が進んでいく。
展開がハッピー過ぎるのは主人公が美人だからなのか。
テンポがいいといえば、そうだが少しわざとらしいかなと思ってしまう。

綺麗な死に様の物語。

タイタニック(1997年製作の映画)

4.3

色褪せない歴史的な映画。

華やかさと人間の嫌な匂いと貴重な宝石を水に流してしまう物語。

脚本も見事ながら、やはりジェームズ・キャメロンの演出の見せ方が今もなお魅力的で変わらないところ。
アナログと
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7番房の奇跡(2013年製作の映画)

4.3

「上の力」が強すぎて、悲しい物語。
小さな奇跡は起こるが、大きな奇跡が起こせない。歯痒いストーリー展開にフラストレーションがたまる場面も。
七番房のメンバーのキャラクターが良くて物語に良いムードを出し
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.3

事件発生の知らせから、トコトコと進んでいく湿地にする女の子の物語。自然との共存がキーポイントになるようないい演出が多くて、大きな波はなくとも観ていて飽きない。

彼女の思想は湿地帯で生きてきた共存その
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.2

王道のUFO映画を新しい視点でとらえた映画かな。

物語の合間合間に動物たちのネームが入り、キーポイントは「動物」というヒントで進んでいく。

チンパンジーのくだりは恐怖の中に映画のメインとなる伏線を
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ベートーベン(1992年製作の映画)

3.8

古き良き映画。
ドンチャン騒ぎもコメディとして十分楽しめる。

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

4.1

やっと観れたワンピース。
序盤は展開が早すぎて雑に感じたけど、後半からは良さが詰め込まれていて楽しめた。
映画ならではの豪華さと音楽で盛り上げる展開にワクワクしてしまう。

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.3

終始、グッとくる映画。
終始、MVを観ているような映画。
終始、大音量で聴いていたい映画。

時代とミュージックが合いすぎて最後まで楽しいで終われるストーリーでよい。
どの歌も魅力的ですごい!

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.2

ストーリーと物語の伏線回収がすごく気持ちのいい作品。ただ強すぎる違和感を除けば。。。
超高速列車なのに京都に着くまですんごい時間がかかる。
夜行バス並みの遅さ。
日本という国が胡散臭い表現。
なぜか名
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いまを生きる(1989年製作の映画)

4.2

将来のため、教科書通りに生きる凝り固まった学生に、視点を変えて今を生きることの楽しさを教える物語。

視点を変えること。みんなが体感して行くなかで心も体もキーリングイズムに染まっていく。
ただ「自由」
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.9

「お酒はほどほどに」
研究としては面白く成立している。でも、一線を越えると研究から依存に変わる。

終盤、こちらまで感覚がわからなくなってくる。
主人公たちと一緒に飲みながらみるくらいがちょうど良い映
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