Takutoさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

Takuto

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最高に素晴らしいこと(2020年製作の映画)

3.6

美しく、繊細な映像美が光っていた。

映像のテイストがアップル、ユニクロに通じている気がした。
心地良いけど、いまいち感情移入は出来なかった。

主人公の変化が滑らかだった。
エルファニングの表情の豊
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青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

4.2

映像の質感がよかった。『アメリ』と少し似てる。

幼少期のムイにすごく洗練されたものを感じた。


突然終わったから最後ビックリした。
なんかよく掴めてない気がするから、また観たい。

告白(2010年製作の映画)

4.3

ゆっくりとしたテンポながら、かなりセンセーショナルな映画だった。

中島哲也監督の手腕を感じた。
切り取る映像、その質感、動きの速さがこの映画の世界観を素晴らしく形作っていたように思う。

内容として
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クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

3.4

勝手にめちゃくちゃ面白い映画だとハードル上げて観てたから、少し肩透かし感があったのは否めない。
よく言えば王道ストーリーで、悪く言うと刺激が足りないと言う感じ。
ただ、僕が刺激を求めすぎているのかもし
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.4

されまいと気張ってたけど、結果翻弄されてた。

リズのキャラクターが強烈で、終始圧倒された。
お金が血液の世の中で、その血液が持つ価値の大きさも感じた。
同じ要素間で依存して依存して依存しあってたら、
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アデライン、100年目の恋(2015年製作の映画)

3.7

ストーリーの噛ませ方が素敵だった。

機知に富んだ軽やかな大人のカッコ良さを再認した。

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.0

ステレオタイプ過ぎるノスタルジー

無理やりドラマチックに持っていこうとしてるのが、かえってしんどくなる。
展開もワンパターン過ぎて飽きてしまった。
宙と輝き大好きなんだなっていうのはよく分かった。
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イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり(2019年製作の映画)

3.7

Amazonの財力に開始五分で驚愕した。

画が綺麗な映画でした。
ジェームスの最後のスピーチは少し感動した。
空には夢があるよなぁと感じずにはいられない。
科学者で天文学者で気象学者です、なんてカッ
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.0

素晴らしき哉、人生!
と言うより、
素晴らしき哉、人情!
と思った。
人生の尊さというより、素晴らしい人生は人情に起因しているよって言うことを描いた映画と思う。
「情けは人の為ならず」を映画にしたらき
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ステキな金縛り(2010年製作の映画)

4.6

ステキな金縛りじゃった。

深津絵里と西田敏行の掛け合い、それぞれの演技が最高でした。つくづく稀有な俳優さん達だと思った。

THE 有頂天ホテル(2005年製作の映画)

4.2

お手玉のようにシーンが変わるけど、回って回ってちゃんと完結してるという高度な脚本をあのスピード感でやれるのは、流石と言うしかない。

色んな人間性を持ったキャラクターがいっぱい出てくるけどそれぞれ邪魔
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グッドモーニングショー(2016年製作の映画)

3.2

自分のような若輩者が言うのもおこがましいが、盛大なる役者の無駄遣い感を感じてしまった。

ラヂオの時間(1997年製作の映画)

4.1

監督、三谷幸喜の力の凄まじさを感じた。

映像の動き、演者の掛け合いの間のとり方が凄い高度だった。
なんて言うか言葉を知らないけど、演技が演劇調と言うか、三谷ワールド盛りだくさんの映画。
声担当された
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セトウツミ(2016年製作の映画)

4.1

サイドストーリー的な位置づけとしての映画だったらなお良かった。

テンポが良くて好き。
樫村さんの追いかけ方が絶妙。

女は二度決断する(2017年製作の映画)

4.0

観てて苦しくなる映画だった。

大分序盤からエンドまでずっと緊張してた。画面が蒼白いというかはっきりとしすぎているというか、憎しみの感情が直接届きすぎて怖かった。

自分も移民の一人になるということを
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ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

4.8

感覚に寄り添う良い映画だった。

裏切りの無い、ある種陽の展開ばかりではある。僕はとても面白く見れた。
タイミング、リズムと言うか、映画と自分がハマっているなっていう感覚があった。
主要3人の演技がた
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365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)

3.5

人生は物で出来てません。

初めの100個は生活に必要なもの。
それからの100個は人生を楽しむもの。
みたいなセリフが最後あったけど、人生楽しむのに必要なモノ100個って多すぎないか。元の生活戻っと
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

4.7

ストーリーが素敵。進んでいくにつれて盛り上がり、エンディングでクライマックスを迎えるという理想的な形。

印象的なシーンやセリフがたくさんあって感じるものが多かった。
CGとのくっつき方が綺麗だった。
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

3.3

里中真白のキャラクターが印象的だった。
当たり前の基準高すぎなんだよな。

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.2

産業革命もイギリスで起こり、コンピューターの活用に伴う第三次産業革命もイギリスで起こってたんだ。

自分には知らされていない、見えていない世界があると言うことを心に留めておきたい。

戦争という互いの
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

4.9

完璧だった。
自分の理想の世界が、ある一本の線上に転在しているとしたら、この映画はその線の上にある作品の一つだった。そのハイウェイを進んでいく過程で、僕の顕在的潜在的欲求が、一つ一つ僕の望む(しばしば
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

4.2

エンド手前でうたた寝しなければちょっとウルッときてたかもしれない感はあった。

ようやくニコラス・ケイジを認識した。キャプテン・アメリカを演じてる人と顔のパーツが似てる気がする。アメリカ的ハンサムガイ
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アメリ(2001年製作の映画)

4.0

オドレイ・トトゥ可愛かった。
飾り気の少ない感じで、落ち着ける雰囲気が映画全体に湛えられてて癒された。
音楽が特に自分の好みだった。
全体的に緑がかった世界観に、補色の赤が効果的に差し挟まれていてアメ
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

4.0

後半訳分からなかったけど、見終わるとなんかハッピーな気持ちになれた。ロッチ中岡の声ってなんか癒されるなぁ。

さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

3.9

途中で結構驚かされた。


邦題ミスってると思う。雰囲気がいい映画なのにそれを一気にチープ化させてる気がする。
ふと字幕を見ずに鑑賞しようと思い立ったけど、英語の聞き取りが普通に難しかった。中一レベル
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

4.8

雑感

この映画とフランスへの想いが入り交じった評価。

終始表現がストレートだなーと思った。
直接的な表現と言うか、コミュニケーションが活発だと感じた。
演技はすごい上手いなと思った。

後半特に、
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シリアル・ママ(1994年製作の映画)

3.5

シリアルってどういう意味?

追記
調べたら直列って意味だから、
ムカつく!/子供に悪影響!
→排除しなければ!
→殺す\(^o^)/
みたいな、短絡思考のお母さんって言う解釈で合ってるのかな。

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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.8

最近読んだ本に次のような一節があった。

「-世間からはみだし、世間から疎まれ嫌われ、憎まれたり軽蔑されたりする者たちは、むしろ正直で気の弱い、善良ではあるが才知に欠けた人間が多い、これがせっぱ詰まっ
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

4.7

映画を観ていて、自分でも気づかないうちに涙を流していたのは初めてだった。

尺に対して出来事が多かった印象。もっと厚く観たかった。
「あー、もう終わってしまう…切ない…」と思いながら観てた。

歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

4.8

観ると言うより感じる映画。
「家族」が滲み出てた。もう「家族」しかない。
映画を観てて「リアルだなー」と何度も感じたけど、その「リアルだなー」それぞれに込める思いの種類、テンションがたくさんあって振り
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僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

4.8

心に残る良い映画だった。

何度も見たいと思った。
理由は主に二つあって、一つは、「歴史的背景を知ることで登場人物達の思いをよりリアルに感じたいから」で、もう一つは、「登場人物の数に対して彼らの生立ち
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日日是好日(2018年製作の映画)

3.0

原作の方が僕は好きですね。
僕は茶道をろくにやったこともありませんが、僕としては、本当に下手っぴな所から始まって少しずつ少しずつ帛紗さばきとかお作法の挙動とかが上達していく様をやはり見たかった。主人公
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