『シン・ウルトラマン』観た。
初代マンが人間時に「隊員」だから、本作マンも「禍特隊メンバー」にしたんだろうが、そこが大きな欠点になっている。主人公を政府と近い場所に置いたせいで、映画が政府間の思惑や>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
船員を裏切った精スプ野郎ドンソクがのうのうと生き残った挙句、船と全く関係ない職業について平気で生活しているラストに腹が立つ(船長は船が全てだったというのに)。船長に「あんたは人殺しだ!」とか抜かしてた>>続きを読む
お馴染みのテレッテレーと共に戦車が突っ込んでくんの笑った。オナトップもいい味だしてたし、ジョークのキレも良い。アイデアの凝らされた傑作エンターテイメント。
「信念や信仰は心の内にある」
オーディオでのトリアー監督のコメントが全てだと思います。どれだけ悲惨な人生に見えたとしても、自分の人生を肯定し得るか否かは最終的に己の信念次第。それが、「客観的」(その>>続きを読む
ネタバレうんたらと言うが、別に一発ネタのビックリドッキリムービーという訳でもない。むしろ、そこに至るまでの見事な手際を楽しむ映画だと思う。コール少年が自分の秘密を告白する下りなどは、わかって見たほう>>続きを読む
出落ちネタを、期待通りの出落ちとして見せてくれるところが素晴らしい。シャマラン的な話になる(実は首吊ってた)かと思ったら、最終的にはキングオブコメディ+青春ものの爽やかな映画でした。おすすめです。
Don't be a Donter!
Do be a Doer!!
ロンハワード氏はほんと映画ウマ夫よな。
上手いことまとめつつアゲるところはアゲていて、相変わらず深みはないけどそつのない映画でした。
特に知らない情報はなかったけれど、映像をまとめられみると大熱狂、半>>続きを読む
アレックス・デ・ラ・イグレシアのファンなので鑑賞。アレックス・デ・ラ・イグレシアは2010年に『キチガイピエロの決闘』でヴェネツィア銀獅子賞を取ったスペインの監督。それが一体なぜアルゼンチンのメッシの>>続きを読む
それにしたって、タールマンかっこよすぎるじゃないの。カッコ良くて、賢くて、チャーミングなんて最強じゃないですか!
アクションバカSF。「今度は戦争だ!」のキャッチコピーに違わず、前半はスターシップトゥルーパーズに類似した宇宙軍隊描写がなされていて最高。ただ、物語が進むにつれ、ストーリー上のアラが加速度的に増えて>>続きを読む
レストランの住人たちが籠城以降出てこないのがいい。ミストやナイトオブリビングデッドなど、傑作ホラーに影響与えてるっぽい。
ヒッチコック映画のアラい合成は独特の不気味さがあって好きなんだけど、流石に鳥>>続きを読む
元気にやってるようでよかった。
ビーディ・アイがコケたこともソロで成功してたことも、今年で40代後半なことも認識してなかったので、大変為になりました。『スーパーソニック』の、音楽やバンドにほとんど興味>>続きを読む
この映画を見た時の衝撃は忘れられない。話は完全に不快そのもの。罪のない家族を抵抗できなくし、ひたすら痛ぶっていく。しかし、演出・編集・音楽、あらゆる手管を使い、加害者側の行為を「ファニー」と感じさせ>>続きを読む
グロいのが嫌だとか、人殺し描写が許せないとか、そんなこと言ってんじゃないですよ。私、トラックで人が轢かれる描写とか大好きですから。漫⭐︎画太郎の漫画なんか、ほぼトラックでババアが轢かれるオチですけど、>>続きを読む
動く産業廃棄物。武力を持つものが、圧倒的優位な立場から弱者を蹂躙して楽しむ映画。空手経験者のヤンキーが貧弱な受験生にいちゃもんをつけ、殴って、土下座させ、謝らせるのを楽しむようなクソメンタリティ。弱>>続きを読む
暴力わらしべ長者。
以下、レビュー。
時代遅れで社会から用済みになってしまった男を、同じく用済みになった老境の刑事が追いかける。実直で、ある種イノセントでもある男は、目に映る悪に対し暴力を振るいま>>続きを読む
頼まれたらイエスと答える『イエスマン』なるタイトルから、主人公が無理難題を押しつけられる怒涛のイエス地獄。心身ともにどん底に落ち、ついにノーと言ってしまいそうになるが……ラスト10分矢継ぎ早に訪れる>>続きを読む
共産主義者であるという咎によって囚獄され、職を失い、食い繋ぐため匿名での執筆活動を余儀なくされた脚本家ダルトン・トランボの伝記映画。作中で出てくる彼の代表作が、彼の人生におけるブレイクスルーとしての>>続きを読む
ピーター・シェイファーの戯曲『アマデウス』の映画化。監督ミロス・フォアマンは舞台劇に造詣が深く、本作の前にはミュージカル「ヘアー」を映画化しており、『アマデウス』の次に撮った『恋の掟』も、本人が脚本>>続きを読む
By Roger Ebert
『消防士の舞踏会』はミロス・フォアマンが母国で監督した最後の映画である。共産主義体制チェコスロバキアの片田舎を舞台に、VFD(ボランティア消防署)が主催する舞踏会での一>>続きを読む
深作映画の醍醐味は車と追いかけっこだと思う。デビュー作から一貫してそう思う。とはいえ、本作のあーもうメチャクチャだよ感はすごい。追いかけっこ全振り。ラストには、もはや脚本などそっちのけあっち行け状態>>続きを読む
当たり前だけど、『ファンキーハットの快男児』の頃より暴力描写が格段に上達している。やはりステゴロは良い。ブチ上がる。
満州引き上げ組や残留朝鮮人などのテーマが盛り込まれているが、話は高倉型ヤクザ映画>>続きを読む
うーん、なんか鈴木清順ぽいなあ。
ぽいだけで、それが映画のおもしろさに繋がってないのが残念だけど。
以下、レビュー。
伊藤俊哉のデビュー作で、たくさんの映像実験を試みているのだけれど、成功よりも失>>続きを読む
三池崇史の『悪の教典』の時に同じようなことを思った。深作欣二は大好きな監督だけど、脚本はイマイチだ。登場人物が今何をしていて、何をしてきて、何をしようとしてるか、全部セリフで説明してしまう。効果的な>>続きを読む
北大路欽也と言えばの一作。ツッコミどころは多い。探偵都合よく現れすぎ、ゼロ距離で銃つきつけてるのにアッサリ逃げられすぎ、ベランダでそんな大声出したら近所に聞こえますよ、そのライフルはどこで入手したの>>続きを読む
エンディングから始まる映画といえば、これもそうだった。印象的なシーンはたくさんあるのに、いつもストーリーが思い出せない。そんな映画。
「何でも言うこと聞くから殺さないで」がズシンと来る。
これが噂に聞くNTRというやつですね。
時系列入れ替えはこの頃から好んでいたようで、本作は映画のラストシーンから始まる構成になっている。マネキ>>続きを読む
いわゆる「反社会組織」は、映画の世界において公安取り締まりの対象というだけには止まらない。彼らは物語によってさまざまな役割を担ってきた。
『キッズ・リターン』や『グッド・フェローズ』は反社会組織で青>>続きを読む
絶対殺すマンことミロス・フォアマン完全制覇。一番興味がなく、観ても一番つまらなかった本作について、ちょっと書こうと思います。
以下、レビュー。
原作はフランスの作家ラクロが1792年に執筆した>>続きを読む
私が聞いていた話
→リアム加入後、「オアシス」と改名したバンドが、地元マンチェスターのボードウォーククラブにて初ライブを行った。当時、インスパイラル・カーペッツのメンバーだった兄ノエルもそのライブの様>>続きを読む
ゴーストフェイス再び。「真昼間に恐怖を覚えたならその恐怖は本物だ」という格言があるが、フェスにも近い映画館の狂喜の渦の中で、ひとり刺されて苦痛にのたうつ黒人女性に恐怖した。映画館側のパフォーマンスだろ>>続きを読む
どいつもこいつも図式的すぎる。あの悪徳刑事はなぜあんなにボコボコにされて大した報復をしない?どこにあの娼婦(?)がアーサーに惚れる要素あった?それにアーサーに精神障害があるって設定、精神障害を都合よく>>続きを読む