TaroAshidaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

TaroAshida

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逃亡者 カルロス・ゴーン 数奇な人生(2022年製作の映画)

3.3

日産を再建させた男 カルロスゴーンの逮捕から
逃亡劇までを描くNetflixドキュメンタリー。
安藤優子さんが出てきたり、フライデーの記者が出てきたりと新鮮で面白かったんだけど、一番怖かったのはゴーン
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.7

ジョーダン・ピールは本当にエンタメ映画の中に人種差別だったり、偏見だったり、人類が抱えた問題をメタファー的に入れ込むのが上手い。で、笑っていいんだっけ?というブラックコメディになりきらない程度に面白っ>>続きを読む

スパイダーヘッド(2022年製作の映画)

2.8

どうしたNetflix。
日本でもAマッソ加納さんがアメトークで紹介してヒットしたジョージ・ソーンダーズの短編の映画化。
設定と導入はありきたりさがなく引き込まれたが、中盤から失速。最後はハリウッドお
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リトル・シングス(2021年製作の映画)

2.9

Netflixにて鑑賞。これだけのアカデミー常連役者が3人揃ったのに日本劇場公開スルーって何かあるなと思ったら、やっぱり何かあった。デンゼル先輩のキムタク並の「これ、キムタクじゃん」的存在感は久しぶり>>続きを読む

我々の父親(2022年製作の映画)

3.8

Netflixドキュメンタリー「我々の父親」
下手なホラー映画より断然怖い実話。

"不妊治療の名医が自らの精子を無断で使用し、大勢の女性患者に自分の子を産ませていた"

っていうあらすじだけで戦慄す
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THE MOLE(ザ・モール)(2020年製作の映画)

4.0

Netflixの激ヤバドキュメント映画「THE MOLE」観た。
平凡なデンマークの一般市民が北朝鮮の国際的な武器密輸のネットワークに潜り込み、その実態を赤裸々に暴きまくるというフィクションとしか思え
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.4

世界的人気シリーズの世界観を根底から覆して大ヒットさせたクリストファー・ノーランから引き継ぐというクリエイターとしては絶対に避けたい案件を引き受けたという事実だけで賛辞に値するマット・リーヴス監督。>>続きを読む

街の上で(2019年製作の映画)

3.8

今泉監督の真骨頂 恋愛群像劇。監督の作品は常に人に優しい。変化や感情を強要しないから心地よい。
そしてフィクションでありながら1シーン1シーンがどこか私たちの日常に根ざしている感覚を味あわせてくれて、
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.8

前作を超えるではなく、Level2という副題通り、ギアチェンジした続編で凄く良かった。

空白(2021年製作の映画)

3.6

吉田監督は容赦ないと思いきや、人を信じている人なんだと思うエンディングだった。

イカロス(2017年製作の映画)

3.9

アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞 を受賞したNetflixのドキュメンタリー『イカロス』
以前からドーピング検査体制が機能していないと感じていた監督のフォーゲルは、自ら薬物を摂取しながら検査をパス
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Tinder詐欺師:恋愛は大金を生む(2022年製作の映画)

3.5

サーヤ氏が面白いって言うから見てみたら下手な映画より面白かった。日本でも流行しているマッチングアプリTinderを利用したイスラエルの超天才詐欺師に騙された後、半沢直樹ばりに反撃する女性たちを描いたド>>続きを読む

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.4

何よりもレディーガガが最高の演技。
破滅する人々は往々にして"色恋沙汰と金"に尽きるという話。
しかし90年代に死にかけたGUCCI復権の狼煙を上げるデザイナーの刷新はトムフォードをスカウトしてきたと
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パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

3.6

これは面白かった。老人から財産を狡猾に搾り取りまくる悪女をロザムンド・パイクが完璧に演じ切る。「ゴーンガール」以降、こういう役をやらせたら右に出る者がいない人になりつつある。

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.8

今年ベスト級の痛快ブラックコメディ。恐竜を絶滅させたクラスの彗星衝突を発見した天文学者が大統領にも国民にも嘲笑され信じてもらえない。コロナを見くびって全世界に感染を広げた全人類を見ているかのような皮肉>>続きを読む

エンド・オブ・ステイツ(2019年製作の映画)

3.3

どうせ最後は勝つと分かっていても見ていられる映画こそ娯楽。

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.5

ガイリッチーにしては珍しい王道ハードボイルドクライム。ガイリッチーといえば、クライムものでありながらスタイリッシュな編集とテンポで魅せつつ、どこかユーモア溢れる愛すべきバカたち的な演出が憎いし好きなん>>続きを読む

ザ・タウン(2010年製作の映画)

3.6

ベン・アフレックは多彩。銃撃戦の緊張感は異常。シンプルで男臭くて好きな映画。

マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

3.2

前作の方が良かった。
登場人物多すぎたことで物語と背景が入り組みすぎてて上映時間で描ききれなかった印象。
これを文章で描ききり、小説のヒット作として成立させていた東野圭吾の小説家としての巧みさが逆に際
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劇場(2020年製作の映画)

3.7

男のどうしようもなさを凝縮。
松岡茉優の迫力だけで2時間いける。
あまあまの恋愛ものより、ブルーバレンタインや500日のサマーのように、そんなに上手くいかねえよっていう恋愛ものの方が好きですね。

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.5

最も好きな監督の1人ヴィルヌーヴということで当然観た。映像・音楽は相変わらず凄まじい。映画館で見るべき映画。9割CG?舞台裏を見たくなるほどの現代最高峰の作り込み。

が、これは個人的に乗り切れなかっ
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.6

観てきたけど、"終わり方"としてはベストな気がしたけども、"終わるまでのストローク"は…ダニエルクレイグシリーズは全て見ましたが、結果スカイフォールが1番好きでした。

レアセドゥとビリーアイリッシュ
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.6

こんなthe殺人犯探し推理サスペンスめちゃくちゃ久しぶりに見た。下手したら中学の時読んだアガサクリスティ以来かも。

しかし素晴らしい脚本で、こういう推理物にありがちな、そんなん無理やん!って大声で突
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.8

人種差別という重たいテーマを史実にのっとりながらも潜入捜査サスペンスとして、ブラックコメディとしての引力で鑑賞者を惹きつけるという高等テクニックを見せる流石スパイク・リーという映画。ラストのドキュメン>>続きを読む

ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.5

日本人としてゴジラを応援するぜ!と意気込んで鑑賞するも、気がつくといつの間にかコングの人間味に惹かれていると言う映画