つるばみ色の秋津凡夫さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

つるばみ色の秋津凡夫

つるばみ色の秋津凡夫

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夫たち、妻たち(1992年製作の映画)

2.4

フラットを求めて

つまらないし醜い物語ではあるが、同時に魅力的でそこそこ面白い感触は流石といったところ。

あの子を探して(1999年製作の映画)

1.5

支配

また文革かよと時代を誤認する程、えげつない貧困とモラルの無さ。
全てのキャラクターの知能指数が低いため、会話が無駄に長引き、支那の下品な発声も相まって疲れる。
とはいえ、邦画のようにどこにも存
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名もなき歌(2019年製作の映画)

2.5

リバイバル

経済混乱が渦巻き、政情不安に揺れる80年代のペルーを舞台に、乳児売買組織によって生まれたばかりの我が子を奪われる母親の物語は、当時のブラウン管テレビを想起させるエッジがぼやけた4:3アス
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夏の娘たち~ひめごと~(2017年製作の映画)

1.5

いつでも被害者面

下品で無責任な女たちが非モテコミット男を泣かせて能天気に生きてるだけ。

あん(2015年製作の映画)

1.7

人権ポスター

人間もドラマも薄っぺらく、演出は古臭く、無神経な台詞をわざとらしく並べるだけ。
たとえ悪意は無くとも、自分の言動に何も感じていないワカナに失望した。

アムール、愛の法廷(2015年製作の映画)

2.2

エスケープ

魅力的な視線だが、法廷ドラマの外にある。

プラド美術館 驚異のコレクション(2019年製作の映画)

1.5

さらっと

美しく撮影することには成功しているが、作品としての美点は無い。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.2

間違い探しの心

世の垢を落とし、己の心を磨く。
完璧な日常など、木漏れ日の如く瞬くだけ。
それを見落とさない、溢さない。
中盤で精神が熱を帯び、終盤には手先の冷たさを感じていた。

バレエボーイズ(2014年製作の映画)

1.9

挫折の度に大人の顔になる

少年期の最後を祝う別れ。

奇蹟の人/ホセ・アリゴー(2022年製作の映画)

1.2

石を投げられる運命

人智を超えた数奇な運命を反発する心を殺して受け入れる。
痛ましい。

ドキュメンタリー 最強のふたり(2011年製作の映画)

2.5

生命速度

原題になった障害者と介助者、その彼らを演じた2名の俳優、そして元の映画の3つを交えた補足資料的なドキュメンタリーです。
よくあるつまらないインタビュー形式で進行しますが、達観した台詞や馴染
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ムクウェゲ「女性にとって世界最悪の場所」で闘う医師(2021年製作の映画)

1.6

地獄の一丁目

「妊娠が分かった時、どんな気持ちがしましたか?」
耳を疑った。
人の心の傷を抉る無配慮で冷徹な視線と、暗部に光を当てるジャーナリズム精神の歪な同居だった。

ブレグジット EU離脱(2019年製作の映画)

1.3

投げかけるだけ

コミカルで観やすい政治劇だが、映画として成立していない。

27

ゴダールの探偵(1985年製作の映画)

2.2

君は

調子外れのキャラクターの脱線を楽しめるかどうか。

雨のしのび逢い(1960年製作の映画)

1.5

鬱病

日々の幸せを見つめることもなく、吊り橋効果に流されて彷徨う魅力の無いキャラクター。
彼女は最初から死んでいた。

キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱(2019年製作の映画)

1.8

未熟な枠内に落とし込む

天才を描く作品にありがちな、馬鹿みたいなキャラクター描写や台詞回しがふんだんに用いられ、辟易。

アフター・ヤン(2021年製作の映画)

2.5

構築

非常に現代的なノスタルジーの捉え方だと感心する。
ただ死生観や芸術的な視線はまだまだ表層。

軍中楽園(2014年製作の映画)

2.2

選択肢

愛情深く作られているが、演出の古臭さが凡作たらしめている。

マグネティック・ビート(2021年製作の映画)

2.1

リミックス

忘れられないテープを回し、感傷をループさせる。

42

私たち(2021年製作の映画)

1.9

現在のノスタルジー

丁寧な撮り方に好感が持てるが、別に大したものではない。

39

ブートレッガー 密売人(2021年製作の映画)

2.3

雪の火

眼差しは鋭く、温もりは心の奥底に、ナイフを突き付ける。

46

ブルー・リベンジ(2013年製作の映画)

1.6

棚上げ選手権

何故そんな設定にしたのか考察する価値も無い。
自己保身と行き当たりばったりの展開で、緊張感の欠片も無い。

ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行(2021年製作の映画)

2.8

大いなる眠り

簡潔で奥深い世界の数々、今月一番に没頭して眺める事が出来た。

Framing John DeLorean(原題)(2019年製作の映画)

1.7

車は急に止まれない

過不足の無い構成だが、演出がつまらない。

35

はじまりの街(2016年製作の映画)

2.1

第一の試練

何も秀でた部分の無いハートフルストーリー。

真・女立喰師列伝(2007年製作の映画)

1.2

誰か引導を渡してやれ

押井守は安い酒を2時間掛けてちびちび飲む遊びしか出来ないのか?

暗いところで待ち合わせ(2006年製作の映画)

1.5

拳ふたつ

脇を固めるキャラクターも物語も穴だらけでチープなものだが、距離感は好きだ。

斬〜KILL〜(2008年製作の映画)

1.0

押井守は死に場所を無くしたのだ

もはや斬る価値もない。
雑な画面、調子はずれの音、三文芝居、チープな世界と脚本とキャラクターのオムニバス。
付けた1.0点は、生きて己の弱さを知れという私の優しさだ。

YARN 人生を彩る糸(2016年製作の映画)

1.3

継接ぎ

素敵な糸と台詞が綴られているが、ドラマになっていない。