tsさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

アウシュヴィッツ・レポート(2020年製作の映画)

3.8

日本全国の自宅療養者数が4万人超えたらしい。楽観的なシナリオしか出すな、と言った首相を思い出した。
極限状態時のカメラワークと音の使い方がトラウマになるレベルで凄かった。

返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ビビってたけどゲーム的なグロさだったからそんなに苦じゃなかった。悪夢に救われることもある。
言論、思想弾圧といえば、文革の反動から始まり話が宇宙の果てまでいってしまう劉慈欣「三体」をみなさん是非、、映
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

「些細なことでも尊厳を示していくの」に本当にそれです!!!!!!となった

パンケーキを毒見する(2021年製作の映画)

3.5

1日ってのもあってかほぼ満員でびっくり。ざっとみた感じ40代以上の方が多めな印象。なんで映画?とも思ったし、これをみる人とみない人、映画の存在を知ってる人と知らない(知る由もない)人の間にあるのも分断>>続きを読む

i-新聞記者ドキュメント-(2019年製作の映画)

3.8

望月さんほどずっと強く動けないとしても、ここぞというときに大事なひとやもののためにあのレベルの動き方ができるようになっておきたいなと思った。思うだけではあかんけれども。

最後にして最初の人類(2020年製作の映画)

3.6

思想は大事だし必要。三体で言ってた「情報を永く残す方法として一番確実なのは石に字を彫ること」ってのを思い出した。

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

最初から最後まで最高。ニーナの写真は出てきたけど、回想シーンはなかったこと、亡くなった後キャシーの顔が一度も出てこなかったことで、なかったことにされようとしても、あったことは変わらずにこの世に怨念、執>>続きを読む

SEOBOK/ソボク(2021年製作の映画)

3.7

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かわいいかつきれいなファイアパンチ(たまたま読んだ直後にみたので)。五輪で感動の薪にされる選手、ってのも連想した。海で永遠の象徴的に石を積み上げるシーンに圧倒された。とにかく主演2人がすばら。
初っ端
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映画:フィッシュマンズ(2021年製作の映画)

4.1

映画の感想というか自分のこと。
自分は95年生まれ。いかれたBaby、ナイトクルージングはカバーでは知っていたけど、フィッシュマンズ 自体を聴くようになったきっかけは2016年にcero髙城さんがFM
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17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

4.3

中学、高校の性教育はセックスエデュケーションとこれを男女一緒にただみせればいいのでは。性も身体も心も、ままらないなりに状態を自覚しないと自分も周りも疲弊していく。ちょうど前日にみた賢い医師生活最新話も>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.9

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中村佳穂の歌を映画館で聴かせてくれてありがとうございます。レイトショー復活直後の初日金曜、ほぼ満員で歌を浴びたあの空気の静かだけど強い祝祭感は体験として凄かった。

くらったのは恵くんの「助けたい、助
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ライトハウス(2019年製作の映画)

3.8

よかった。思いのほか混んでて、コロナ来日直前に満員でみたミッドサマーを思い出した。こんな大勢で朝っぱらからいったい何をみてるんだ感が楽しかった。
仕事がしんどい時期にみるのはおすすめできないかも(それ
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夏への扉 ―キミのいる未来へ―(2021年製作の映画)

3.8

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原作未読。原田泰造と藤木直人がすごかった。山崎賢人はいい意味でも悪い意味でも顔芸の人だなーと思った。あと声がいいと長めのモノローグも苦じゃないんだな、っていう発見があった。未来の博士はちょっと、、冷め>>続きを読む

Arc アーク(2021年製作の映画)

4.7

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あんなに長時間モノクロだと思わずにみたのでびっくりした。コタキ兄弟みて以来すっかり芳根京子ファン、ってのとケンリュウ原作にそそられてみたら予想を遥かに超えてよかった。スタイリング、建築、世武さんの音楽>>続きを読む

1秒先の彼女(2020年製作の映画)

3.9

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窓にスライドしてDJモザイク出てくるの最高。時間は人によって感じ方違っても、お互いを忘れたり思い出したり、絶対忘れられなかったり。色々あってもそれがあるからやっていけるんだな、となった。音楽もよかった>>続きを読む

青葉家のテーブル(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

西田尚美さんはやっぱり最高。与田さんもかっこいい。音楽もよかった。
リクが応募しなかったくだりは、YouTubeでそこは脱したんじゃなかったんかい、ってなってモヤった。あとはたまにカット割が慌ただしい
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逃げた女(2019年製作の映画)

3.8

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会話シーンのときに人じゃなくてちょうど2人の間にピントがあってるような感じがするところと、窓をあけるシーンが印象的だった

his(2020年製作の映画)

4.1

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鈴木慶一さんがすばら。映画だし、バレてるのわかってるし、ってのはあってもカミングアウトする前に渚に確認しなかったのにはうーんとなってしまった。

茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

4.1

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クソの描きかたが極端にクソで何度も「最低だ」って心の中で言ったけど、それを受ける尾野真千子の「まあ、がんばりましょう」の切実さ。自分のために怒るのが一番疲れる。オダギリジョーは「人間の時間」でも初っ端>>続きを読む

海辺の家族たち(2017年製作の映画)

3.9

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深夜1時埠頭での平手打ちにもめげない彼が素敵だった

アメイジング・グレイス アレサ・フランクリン(2018年製作の映画)

4.3

音がでかくてよかった。揶揄じゃなくてガチのスピでソウル。ルパンの髪型って実在するんだなとなった。

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.7

圧巻!!!冬だから?なのか体質なのかキャスト全員汗かかなさすぎてびっくりする。一発勝負であのパフォーマンスと撮影はほんと凄すぎる。裸足の爪をグレーに塗ってたキャストがいて素敵だった(見間違いかも)。他>>続きを読む

モキシー ~私たちのムーブメント~(2021年製作の映画)

4.1

気持ちいい。けど企業の中でとか政治ってなるともっと根深いかつ賭けるものが大きくなるのかもなと思った。フェミニズムではないけど、佐野サービスエリアのストライキのことを思い出した。

ムーンライト(2016年製作の映画)

4.2

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揺れたり、ぬる〜っと動くカメラが鬱で、でも映ってる光とか画は綺麗。ケヴィンに再会する前に身嗜み整えるシャロン、、

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

3.7

これみたひとはネトフリで「13th 憲法修正第13条」もみてほしい。「名前を叫べ」るだけまだ、みたいなことも考えてしまった。

ファーザー(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

正気を失った父だろうと面と向かって「お前より長生きしてやる!」なんて言われたらもう、、(しかも1人は事故で亡くしてるし)。孤独も歳をとるのも、一番リアルなホラーだ

ビーチ・バム まじめに不真面目(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

リアルボージャックホースマン的な。すべての罪をキリストになすりつける脱獄仲間が最高。あんだけ酒のめたら楽しいだろうな。

ストップ・メイキング・センス(1984年製作の映画)

4.3

今更というか全然知らなかったんだけど、めちゃくちゃいろんなひとに楽曲、バンドのあり方、ステージング、等々いろんな影響与えてるんやなーとなった。サマソニでみたThe 1975を思い出した。

ブルックリンの片隅で(2017年製作の映画)

3.6

きれいな、だけど空虚。邦題なんでこれにしたんかわからん