tsさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

オードリー・ヘプバーン(2020年製作の映画)

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正直、出てる映画たぶん観たことないけど、観てよかった。これから観ます。引き続き、男は滅びた方がいい。ムーンリバーをカットさせなかった話かっこいい。お金じゃないけど、まずWFPのマンスリー募金額ちょっと>>続きを読む

映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

過剰演出(編集?)なとこはちょっと苦手だけど、演劇、MV、ダンス、だと思えばぼーっと観れてよかった。そして詩が原作って知らんかった。主演二人の組み合わせ好き。石橋さんの声だからモノローグ(詩)も(イタ>>続きを読む

柄本家のゴドー(2018年製作の映画)

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ドライブマイカーとかきっかけでみてみた。やっぱ戯曲読んでからみたほうがよかったな。いつか劇場で観たいので兄弟で演りつづけてほしい。

ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

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イネーブリング
医学モデルと社会モデル

地下鉄サリン事件と近い時期なんやな。
家族の話。かつ、誰からも「君の名は。」されなくなったマーティンの話。この映画を撮ることに首相含む政治家等から強い反発があ
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チェチェンへようこそ ーゲイの粛清ー(2020年製作の映画)

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もう、人間は無理です。ずーっと全体主義。一家での亡命に大人の男性がいないこと。家族を殺す事例で具体的に手を下していたのも男性ばかり。男性から滅びた方がいい本当に。

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.1

2年ぶりに再見、やっぱり大好きだ。毎年夏前のこのくらいの時期に見返したい。人との関係で誠実であろうとすることの面倒くささと愛おしさ。

見えるもの、その先に ヒルマ・アフ・クリントの世界(2019年製作の映画)

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たくさん食べた後に観たら結構寝てしまった、、評価や歴史関係なく、テキストと作品(しかも紙の)を作家本人や周囲の誰かがアーカイブすることの重要性。

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.2

衝動の記憶。長回しから突然フッと切り替わるカットは夢で現実で過去。

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.2

ちゃんと人と感情を言葉にし合っていかないと、どんどん自分のこともわからなくなっていく。ちょいちょい出てくるお互いの真似をするシーンが好き。私は貴方。

http://tfukuo.com/2021/0
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光りの墓(2015年製作の映画)

4.5

カット数が多少多かったからか、メモリアよりも寝なかった。亡くなって眠っている人の上(下)で生きてることに向き合う時間が減っていくことへの抵抗。最後のシーンは怖いくらいの凄みがあった。

ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

4.4

橋、歩道橋をみつけると意味や必要もなく渡りたくなる。そのときの身体のこわばりや高揚感。「危ない橋」を帰る先とした二人。

アネット(2021年製作の映画)

4.2

おもしろい!!やりたい放題ですっごく変。映画館でみてよかった。正直後半の減速感はちょっとしんどかったけど、ラストシーンの凄まじさで吹っ飛んだ。現実のわからなさ、違和感、グロテスクさへの批評、皮肉がメロ>>続きを読む

スパークス・ブラザーズ(2021年製作の映画)

4.2

スパークスまったく知らなかったけどめちゃよかった!元気になる。序盤のお母さんの話、トッド・ラングレンとのすったもんだ等々、いいエピソードと語りが尽きない。反復と紳士さのレジリエンス。「彼らは何度も終わ>>続きを読む

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

4.2

満席ではないけど、かなり埋まっててよかった。とにかく痛い、けどそれによって身体への意識が変わるというか、皮膚の下では何色かの血が流れていて細胞が入れ替わったりしてるんだよなーということを思い出させられ>>続きを読む

姉姉妹妹(2019年製作の映画)

3.8

すっっごいいろんな映画に影響受けてるんだろうな、って思った。読後感、観賞後感としては「パラサイト」とか「さがす」に近いかも。魅せ方、惹きつけ方がきれいで凄い。けどそれによって本来考えさせたい主題が薄ま>>続きを読む

ダークナイト(2008年製作の映画)

3.7

バットマンはスッと現れて消え、ジョーカーはヌルッと現れて消える。船のとこが印象的で、「人間の時間」とか「三体Ⅱ(小説です)」を思い出した。マイケルケインとモーガンフリーマンがとてもよいし救い。

林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

3.9

経験や記憶が完全に消えることはないし、それらを受け容れるには時間や誰かに身を委ねるしかない、ってことを台詞以外で表現していてよかった。

GAGARINE/ガガーリン(2020年製作の映画)

3.9

社会とか他者とかどうでもいい、ってなっても他者を傷つける方向に行かずひたすら内向きになっていくのは一時的なセルフケアにはなるのかな、とか思った。

MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

4.5

家族や他人の横で眠ること。何もしない、何もできない自分の身体を、もしかすると意識さえも明け渡すこと。眠っている間、他人が自分の身体、顔を見ていること。
映画館という、上映中はスクリーンをみること以外は
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ハンナ・アーレント(2012年製作の映画)

3.8

「理解を試みるのと許しは別」

アーレントを批判しても亡くなった人は戻らないのに。無思考による炎上ってネットがない時から変わらないんだなーと思った。
思考をやめない。

水俣曼荼羅(2020年製作の映画)

4.6

アンコール上映やってるって知って慌てて観に行った。凄い。悶えた。感情も言葉も表情も身体も、全部があった。半世紀以上の闘い、抗いの凝縮。

ウィンター・オン・ファイヤー ウクライナ、自由への闘い(2015年製作の映画)

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キエフの戦い、ホロドモールから脈々と続いていて、そして変わっていないと思った。権力者配下の大衆があっけなく人道を外れる。
「鉄棒で殴って怪我させたことに殴った本人が驚いている感じだった」ってとこ背筋が
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白い牛のバラッド(2020年製作の映画)

3.6

冤罪、贖罪、口紅。
犬と騒音への過剰なしかめっ面は皮肉なのか。

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.8

身体ってすごい。57年原作、ってことすら知らずにみた。当時としては最先端だったんだろうな。トランス男性は原作でもそうなんだろうか。インザハイツを観たくなった。

ゆきゆきて、神軍(1987年製作の映画)

4.5

これとか三島vs東大全共闘を中高生にみせる、ためだけに今から頑張って歴史の教師になろかな、とか考えた。水俣曼荼羅を劇場で観なかったのをとても後悔してる

珈琲時光(2003年製作の映画)

3.7

電車と肉じゃが。丸ノ内線の一瞬外に出るとこ撮りたくなるのめちゃわかる〜

香川1区(2021年製作の映画)

4.2

おもしろくてあっという間。自転車で回るときにずーっと「お騒がせしております、お身体お気をつけて!」って繰り返し街の人へ言っていたのが印象的(なぜ君〜のときからそうだったかもしれない、見返したい)。大き>>続きを読む