背骨さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

背骨

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マネーボール(2011年製作の映画)

4.0

ビリーが選手を切っていく(解雇する)様が心にズンときた。俺GMやりたいかも。(パワプロやれ)

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

4.0

ジュード・ロウがカッコ良すぎるんのよ、マッツ・ミケルセンは言わずもがな。
宿敵でもあり愛を誓った相手、グリンデルバルドとの戦闘シーンは美しかった、愛を愛で打ち消す魔法、魔法を魔法で打ち消すだけの事なん
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ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

3.5

序盤あたりの忙しなさとスリル感が好きで何回も観てしまうのだけれど、中盤〜終盤呆気なくてちょっと不満足感みたいなのが残る。美味しいと思って食べたお菓子が少し足りなくて困ってしまうような。でもお菓子は買え>>続きを読む

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.0

説明が色々なくて良かった。彗星がただ衝突するって事だけでいい。この手の映画は作り込んでれば作り込むほど、設定も作り込まれてないとなんか興味が湧かない、だからこのくらいのテンポで良い。
大統領の終末につ
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パターソン(2016年製作の映画)

4.3

映画観るの久々だったから、かねてより観たかった落ち着いた映画を選択。
詩人の心を色んなシーンから時より感じる事が出来て、また詩を書いていこうと思った。ふとした時に詩を書く時が訪れる。

ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)

4.3

がんばらない、ありがとう。良かった。

堺雅人の泣き堪える姿が、凄く、こう思うところがあって、目頭が熱くなった。
宮崎あおいの優しさに溢れる表情ひとつひとつが丁寧で素敵だった。あんな奥さん居たら乗り越
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.2

狂おしいほどの偏愛。堤真一の狂気に圧倒される惹き込まれる。堤真一史上一番好きな演技。

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.8

凄く良かった。奔放な人間模様のようで、緻密だった。
日常にありふれてる。だから共感も嫌な感じもあった。『ごめん』てすぐ言う。僕もそうだった。あのごめんて言う感じ、言われる感じすごく嫌だ。

好きになっ
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

三上のことを思い出す度に役所広司ではなく、三上としての彼の顔が浮かぶ。なぜあんなにも彼は役になりきれるのだろう。

怒りというのは実は真っ直ぐな力で、芯が通っている。その力は時に、手に負えない大きな本
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

4.0

佐々木、ありがとうな。
ちょっと感想言えんわ。最後本当に良かった。佐々木のための幕が上がった、気がした。

TENET テネット(2020年製作の映画)

5.0

"TENET"このワードの破壊力がとてつもない。IMAXから放たれるレーザー上映、毛穴さえも締まる音圧の空間で、冒頭の15分を舐め回すように見て"記録"した。

キエフ、ウクライナ、オペラハウス。あの
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最強のふたり(2011年製作の映画)

5.0

映画の冒頭でグッドミュージックから始まるあたり最高だな、と。アースウィンドアンドファイアー様様。

スラム街で生きた青年が突然介護やるなんて本当に考えられないけど、そんな運命面白い。すべてに真っ正面に
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42〜世界を変えた男〜(2013年製作の映画)

4.7

ボーズマンは空の上に行ってしまったが、作品はここに残る。

バットを振ったり、塁を駆け巡る彼の姿が今でもたまに頭に浮かぶ。
背番号42 内野手。ジャッキー・ロビンソン。

確かに思い浮かべるとドジャー
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.2

今こんな時に見るんじゃなかった。でもこんな時にピッタリだった。
物凄く悲しい。

『あなたはいつも心に恐怖を抱えてる。私の力でその恐怖を消してあげたい。』
僕が昔、マッシヴアタックのprotectio
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運び屋(2018年製作の映画)

4.5

最後に全て背負うのが彼のカッコいいところ。そんな有り様を見せられてから、あのエンドロールはズルい。何回か見直した。

何をしてもサマになるんだろうけど、妻と一緒にいた姿が一番優しくて温かい。
俺は運び
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

5.0

名作とは知っていたけれど、名作に出会えた。トムハンクスと若きディカプリオ見たさでチェック。

蓋を開けたらコメディの重箱。かと思えば孤独に生きた主人公の生き様。どんどんと彼に引き込まれていく。

終盤
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.4

姓はヘロイン、名もヘロイン。そんな映画でした。

主役のレントン君の美貌に引き込まれる引き込まれる。薬物の怖さより人間の怖さが引き立ってしまう面白おかしさ。最後なんてまさにそう。
私は最後にかけてのシ
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音楽(2019年製作の映画)

4.0

手書きのクオリティじゃない!ってのがまず一番にきた。

物語を画で繋ぐというのは、相当なモチベーションがあってこそだと思うけれど、この物語は書き始めたら止まらない、進み始めたら止まらない雰囲気を感じる
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テッド(2012年製作の映画)

3.5

今までちゃんと見たことがなかったので鑑賞。爆笑。

口は悪いしダラしないけどなんてったってテディベアちゃん。可愛いから許しちゃう。字幕の方が数倍良い。ずっとファッキン言ってる。

ストーリーにもちろん
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.5

最近ディズニー映画は見ていなかったし、見てもそんな何かを感じるような年齢じゃないと思っていた。違った。素直に感動した。

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

5.0

鑑賞後、ああこの映画はワンカットでなければならないんだ、と。
ワンカットだからこそリアルが見えてくる。
天空の要塞、新宿のバルト9で鑑賞。あそこの映画館がなんとなく好きだ。

ストーリーはシンプルだし
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フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

4.5

傑作だ。ただし良し悪しは関係ない。人道的か非人道的か。論点は其処には無い。

名作を避けてきたがようやくこのカオスにありつく様に。冬の厳しい寒さの中にある春ような暖かさのような気持ち悪い感覚がこの映画
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ラッキー(2017年製作の映画)

3.8

何が起こる訳ではない。けれどもふとした時に、何かについて深く考えたりする。プライドが揺るがない時もある。

良いタバコの吸い方老け方。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

まず、とても面白かった。

タイミングが重なり鑑賞。それさえも偶然を意識しつつ、ワクワクしながらジッとスクリーンに焦点を。
半地下からグッと地上を見上げる感じ。堪らない。テンポよく物語が進む。『まあこ
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

一言で言えば、分かりやすいストーリーと結末だった。

けれども最後にかけてのシーンはハラハラする。ノックから始まり、ノックで終わる。全てが。重さに耐えきれなくなって底が抜けてしまうような。底が抜けたら
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ターミナル(2004年製作の映画)

4.6

『缶詰の中にはジャズが詰まっている』

素敵な映画だった。
ターミナル、という題で、映画写真のトムハンクスの顔からして、テロとか事件とかの類、シリアスな物語かと思えば全くそんなことない。行き交う人々が
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ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

4.0

中途半端な姿勢で見始めたことを後悔。
物語が進むにつれて、いつの間にか前のめりになって1コマ1コマを見てた。

ストップモーションと言えば僕はウォレスとグルミットの作品が大好きで昔からよく見てたのだけ
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私をスキーに連れてって(1987年製作の映画)

4.5

今年もこの季節がやって来ました。
バブルオブバブル
ユーミンアンドユーミン

ベタなんだけど、コレがまた最高なんだよなぁ。。みんなでワイワイ、恋愛に、スキーに(あと煙草に笑)。好きな人が滑るスキーの格
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ランボー/怒りの脱出(1985年製作の映画)

3.5

『マードック首洗って待っとけ』
裏切りに関してランボーは絶対に許さない。
にしてもランボー怒りの脱出、てタイトル語呂が好きすぎる。

怒りの脱出てランボーどういう状況!?っていつも見る度に思うけど、ブ
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.6

異質な天才も普通の人となんら変わりない。
つまり『時として誰も想像しないような人物が想像できない偉業を成し遂げる』

天才であるが故の孤独、マイノリティな部分を隠して生きねばならぬ戦時下。愛したものを
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