temmachoさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

シドニアの騎士 あいつむぐほし(2021年製作の映画)

4.0

千年の時をかけたどり着いた移住先の惑星には敵・ガウナの巣窟があった。
人類の生き残りをかけた最後の決戦が始まる。

テレビシリーズが終わって6年。
やっとやっとの完結編です。

いわゆる「セルルック」
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サーホー(2019年製作の映画)

2.8

世界をも牛耳る闇組織の後継者争いとそれを追いかける警察機構のお話。

【バーフバリ】てその名を轟かせた《プラバース》主演作品。

ド派手アクションとスローモーションがインドっぽいけど見応えあります。
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アンツィオ大作戦(1968年製作の映画)

2.5

第二次大戦のアンツィオ上陸作戦を描いた作品。

主人公の従軍記者がなかなかの曲者。

将校の批判はさておき、作戦に口を出し、危険な任務に同行し、武器は頑なに持たない、そのせいで仲間が犠牲になる、でも作
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オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

3.5

山火事の延焼を防ぐ森林消火隊の活躍を描く。

実話です。

2013年に発生したアメリカ史上最悪の山火事「ヤーネヒル火災」に至る地元消防隊のドラマ。

毎年ニュースで流れる山火事の規模を見て、あんなの
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SF核戦争後の未来・スレッズ(1984年製作の映画)

4.0

198X年。
米ソ対立の末、全面核戦争へ到る道程とその後の世界を各専門家の意見を集約して作られたBBC製のシミュレーション映画。

人は現実を味わうまでどこか他人事。

生き残るのも悲惨この上無い。

長沙里9.15(2019年製作の映画)

3.3

朝鮮戦争での最大の転換点「仁川上陸作戦」を成功させるために秘密裏に行われた「長沙上陸作戦」を描く。

北朝鮮軍を欺くための「囮作戦」に参加したのは軽装備の学生兵700名余り。

国家存亡の危機とはいえ
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シンデレラ(2021年製作の映画)

3.3

ミュージカル版シンデレラ。

作品のための書き下ろし曲ではなく、既存の曲を使ったミュージカルを「ジュークボックス・ミュージカル」といいます。
耳馴染みな曲が続くので作品に入り込みやすいですね。

ジャ
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ジェームズ・ボンドとして(2021年製作の映画)

3.5

先日より公開の【007/ノー・タイム・トゥ・ダイ】にてボンド役を降板する《ダニエル・クレイグ》の15年間を振り返るドキュメンタリー。

キャスト発表された時は大酷評でしたけど、結局手のひら返しでしたね
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バトル・オブ・オーシャン(2013年製作の映画)

3.3

軍艦同士の激しい艦隊戦が繰り広げられる映画…
ではありません。

第一次大戦中、連合国軍がオスマン帝国に対して行った上陸作戦「ガリポリの戦い」を舞台にトルコ人兄弟の活躍を描く。

トルコ共和国観光局全
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007/ダイヤモンドは永遠に(1971年製作の映画)

2.8

《ショーン・コネリー》版最終作はシリーズ第7作。

大人の事情でボンドの宿敵「スペクター」とそのボス「ブロフェルド」が45年間暇を取ることに(笑)

コメディ色が強かったりといろいろ問題がある作品でし
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ゾディアック(2006年製作の映画)

3.7

マスコミを巻き込み警察を翻弄する連続殺人事件を追う3人の男たちの物語。

【ダーティーハリー】の元ネタともなった半世紀以上も未だ捜査の続く「ゾディアック事件」

未解決なので犯人わかんないんですけど、
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百萬圓貰ったら(1932年製作の映画)

2.7

突然、百万ドル貰えることとなった8人8通りのオムニバスコメディ。

邦題は「百万円」ですがオリジナルは「百万ドル」
今じゃ100倍も価値が違いますが、この頃の貨幣価値では同じだったそうです。
ちなみに
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フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)(1965年製作の映画)

2.9

【ゴジラ】のスタッフが集結して作られた、日米合作で広島原爆を直接的に批判する珍しい作品。

不死兵士開発の鍵「フランケンシュタインの心臓」が原爆投下によって消滅。
20年後、その広島で不思議な少年が発
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007/ゴールドフィンガー(1964年製作の映画)

3.0

シリーズ3作目。

世界中の金塊を狙う黄金大好き❤おっさんを懲らしめるお話。

「Qの秘密兵器」
「アストンマーチン」
「ドライマティーニ」
はここから始まった!

リービング・アフガニスタン(2018年製作の映画)

3.0

1979年ソ連軍のアフガニスタン侵攻から10年。
全軍撤退間近のソ連兵の物語。

この頃の抵抗勢力「ムジャヒディーン」からパキスタンの援助により誕生したのが「ターリバーン」

イギリス→ソ連→アメリカ
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ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.0

両腕に銃を「ネジ止め」されたひ弱なオタクがデスゲームに巻き込まれるアクションコメディ。

対戦相手の惨殺クィーン「ニックス」とのドンパチアクションはゴアでスタイリッシュ。

ただストーリーやコメディ部
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上意討ち 拝領妻始末(1967年製作の映画)

3.8

封建社会の理不尽な命を受けた藩士の哀れな顛末を描いた時代劇。

店舗在庫も無くネットレンタルもいつも貸出中となかなかハードルが高かった作品をやっとこさ鑑賞。

手のつけられない狼藉なる側室を藩主の命に
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アルプスの若大将(1966年製作の映画)

2.5

シリーズ第7弾はパン=ナム(懐かし〜)とのタイアップ企画にて「若大将欧州行脚の巻」

シリーズ最高動員作ですが、内容はまあまあといったところか。

青大将の愛車「ダイハツ コンパーノ・スパイダー」がカ
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ピンク・パンサー2(1975年製作の映画)

3.7

世界最大のダイヤモンド「ピンクパンサー」の盗難事件を追うクルーゾー警部のドタバタ活躍譚。

シリーズ3作目はコメディ度アップ!

ホントにくだらない小ネタの連発についつい笑ってしまいました。

ジャズ・シンガー(1927年製作の映画)

3.2

映画界の大きな革命。
世界初のトーキー映画。
歌の流れでの一部シーンだけではあるが当時の人々は驚いたことでしょう。

厳格なユダヤの家庭に育つ少年の夢は「ジャズシンガー」になる事。
彼は夢を追い求め家
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アクト・オブ・ウォー(2016年製作の映画)

2.7

レジスタンスとして戦ったユダヤ人弁護士のお話。

そーゆーこともあったのね…という実話録。

ドイツ戦車が残念だった。
T-55の改造車だったけど、非常に残念でした。

生きものの記録(1955年製作の映画)

3.5

水爆実験による放射能の脅威から逃げ出そうと全財産を投げ打ってブラジルに移民しようとする父親と反対する家族の物語。

突拍子の無い動機から珍しさを覚える黒澤映画なんだけど、前年公開の【ゴジラ】もあり当時
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100万年地球の旅 バンダーブック(1978年製作の映画)

3.0

「第一回 24時間テレビ」で放映された、世界初の長編テレビアニメーション。

「もう二度とアニメには手を出さない」と思われていた《手塚治虫》が「世界初」というフレーズに踊らされて作ったと言われている。
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スターファイター 未亡人製造機と呼ばれたF-104(2014年製作の映画)

3.5

1960年代、西側諸国の主力戦闘機として活躍した「ロッキード F-104 スターファイター」。

西ドイツでは約3割の機体が事故で墜落という異常事態に。

その様子やその後の顛末を描いた実話ベースのテ
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サルバドル/遥かなる日々(1986年製作の映画)

3.5

エルサルバドル内戦を取材したフォトジャーナリストの実体験を映画化。

主人公の記者がなかなかのゲス人間だが周りの人たちも負けじとゲスだ。

内戦の残虐性がよく伝わる遠慮の無い作品だった。

極道の妻(おんな)たち 赫い絆(1995年製作の映画)

2.7

極妻シリーズ第8弾。
志麻姐版の6作目。

組の都合で引退した姐御のお話。

志麻姐さんがスーパーの店員として働く。

似合わないっス。

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.5

日本歴代興行収入第1位 &
2020年世界興行収入第1位という金字塔を打ち立て、今後破られることのないであろう記録を作った話題作。

コロナ禍という特殊な状況がそうさせたんだろうけど、でも1000億円
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二人でお茶を(1950年製作の映画)

3.5

自身の舞台に出資したい富豪の娘と反対する親代わりの叔父がある賭けをすることに。
それはどんな質問にも「NO!」と答えること…

《ドリス・デイ》主演のラブコメミュージカル。
舞台作品【ノー・ノー・ナネ
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燃えよデブゴン/TOKYO MISSION(2020年製作の映画)

3.3

《ドニー・イェン》がデブの特殊メイクをして暴れ回るカンフーコメディ。

そもそもデブである必要性が全く無いんですが…

日本の悪徳刑事役の《竹中直人》が自身の持ちネタ「ブルース・リー」のモノマネを披露
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蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

3.2

天才ハッカーの「ドラゴンタトゥーの女」こと《リスベット》と雑誌編集者《ミカエル》のコンビが難事件に挑む人気シリーズ「ミレニアム」の第4弾。

急逝した原作者の代わりに執筆された新3部作。
その1作目。
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総攻撃(1950年製作の映画)

3.0

ノルマンディー上陸作戦からの一連の作戦を通じて新任の小隊長が成長していく戦争映画。

当時の記録映像を上手く利用しているが、それと遜色のない本編映像はさすがに荒い。

及第点な作品でした。

酔いどれ天使(1948年製作の映画)

3.5

命を粗末にする若いヤクザと何よりも命を大切にする貧乏医者の奇妙な友情物語。

終戦から3年、いまだ配給制度が残っているが街並みはすっかり復興している。

闇市の顔役でもある若いヤクザが病気とともに凋落
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聖なる犯罪者(2019年製作の映画)

3.5

聖職に憧れる前科のある青年が偽牧師として田舎町の住民を導いていくお話。

信仰とは?
正義とは?
人望のある偽者は犯罪者なのか?

スカイライン −逆襲−(2020年製作の映画)

2.7

「スカイラインシリーズ」3作目にして完結編。

敵の母星へ行ってやっつけちゃうお話。

なんか色々凄いんだけどよくわからないんです。
シリーズ見逃したのがあったかしら?と思わせるくらい唐突なんです(笑
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ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画(2019年製作の映画)

3.5

アジアで初の火星探査を成功させた「インド宇宙研究機関」のお話。

美談だらけの展開に小っ恥ずかしくなりますが、たまには良いでしょう(笑)

美女だらけのスタッフにフィクションかと思ったら、実際に女性が
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KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

3.6

1979年の「朴正煕大統領暗殺事件」の真相を描いた作品。

あくまでもフィクションなので真相はいかに?

長期軍事独裁政権により国民の不満が最高潮に達していたが、アジアの最貧国であった韓国を経済発展さ
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