terterさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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タンポポ(1985年製作の映画)

4.0

売れないラーメン屋を立て直す話をメインディッシュに様々な人々の食に関するエピソードの盛り合わせ付き。
それでは、ラーメンの正しい食べ方のおさらいです。
まず、ラーメンの湯気を吸い込みながら鑑賞する。そ
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DEAD END RUN(2003年製作の映画)

2.5

3本の短編からなる作品。それぞれコートを着た男が敵から逃げるように走る、走る、走る。
奇抜なカメラワークやフィルムなどは面白いが、話がよくわからなかった。

10ミニッツ・オールダー 人生のメビウス(2002年製作の映画)

3.5

時をテーマとした7人の監督の10分ずつのオムニバス映画。様々なテイストがあって面白い。ジャームッシュとスパイクリーぐらいしかわからなかったけど、それなりに楽しめました。「パリ、テキサス」の監督の「トロ>>続きを読む

ダフト・パンク エレクトロマ(2006年製作の映画)

3.5

こんな映画撮ってたんですね。ダフトパンクが主演のロードムービー。台詞は一切なく、音楽も彼ら以外のものを使用。
人間になりたい2人が街はずれの研究所で実験を行うが失敗する。そして2人は彷徨い歩く。そして
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生きてるものはいないのか(2011年製作の映画)

2.5

これは大学生の日常を描く映画ではない。静かで血も出ないパニック映画。
これ、ホラーのコーナーに置いといて下さいよTSUTAYAさん。

トロン:レガシー(2010年製作の映画)

3.5

先日、ランダム・アクセス・メモリーズを発売したダフトパンク。最近やっと彼らの良さがわかってきたので、早速本作鑑賞。音楽は文句なしでかっこいい!
内容はなんとなくだが、とにかく細部まで作り込まれてる。フ
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東京暮色(1957年製作の映画)

3.0

父が男手で1つで育てた娘2人。夫とのいざこざで実家に戻る長女。父に内緒で中絶費用を叔母に頼む次女。
ある日、次女が直感的に自分の母親ではないかと思う女性と出会う。その予想は当たり、過去に父の部下と深い
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

4.0

やっと観れました。期待していなかった分、久しぶりにグッときた。桐島が部活やめる話じゃない!これはゾンビ映画だ!
「戦おう、この世界で。俺たちはこの世界で生きていかなければならないのだから、、、覚えとい
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殺意の香り(1983年製作の映画)

3.5

精神科医の患者が謎の死を遂げた。そこに愛人関係にあった女が現れ、連続殺人事件に巻き込まれていく。
メリルストリープの演技がマンマミーア!

ガルシアの首(1974年製作の映画)

3.5

原題はアルフレド・ガルシアの首を持ってこい。大地主の愛娘を誑かした男の首に100万ドルの賞金が懸る。ピアノの弾きと情婦が既に死んだガルシアの故郷へと向かう。しかし、そこで待っていたのは…。
スローモー
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激走!5000キロ(1976年製作の映画)

3.5

ガムボールラリー。それはニューヨークからロサンゼルスの5000キロを名車でぶっ飛ばすレース。早朝のタイムズスクエアをコブラが突っ走るのは見もの。

夢売るふたり(2012年製作の映画)

4.0

自分の店が炎上し、絶望を味わった夫婦は女性に夢を売り、報酬を得る。しかし、いつのまにか自分達の心までも売ってしまう。
女性監督だからこそ撮れる作品。
あと脇を固める俳優陣の絶妙なキャスティングに脱帽で
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その夜の侍(2012年製作の映画)

3.0

5年前に妻を殺された男。殺した男。そしてその周りの人々。復讐決行日の2日前から話が始まる。
終始重苦しい空気。長回しでさらに濃度が濃くなる。
どの俳優さんも演技がよかった!でもちょっと長いかなー濃縮還
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東京物語(1953年製作の映画)

4.0

1953年夏に広島から東京の子供達に会いに訪れる。しかし、帰省後に妻が危篤に…。
家族の在り方について考えさせられた。
ダメだ、最近涙腺がゆるい。

恐怖と欲望(1953年製作の映画)

3.5

上映時間60分はさすがに短いと思ったが、十分に恐怖と欲望は伝わってきた。 恐怖と欲望によって狂気が生み出されるのですね。

濡れた週末(1979年製作の映画)

3.5

社長と不倫する女。徐々に嫌気が差し、急に現れた泥棒の若い男の家に転がり込む。なぜか男の彼女も現れ奇妙な共同生活が始まる。宮下順子の色気に乾杯!

非行少女ヨーコ(1966年製作の映画)

3.7

田舎から出てきた小悪魔的なルックスのやさぐれた少女ヨーコ。野良犬のように様々な人や場所を転々とする。「テレビみたいな生活」を嫌い、薬をキメてジャズで踊り狂う。そして行き着く先は…。
ゲイの美容師見習い
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ピンクカット 太く愛して深く愛して(1983年製作の映画)

4.0

森田芳光監督のロマンポルノ2作目。就活中の大学生が若い女性だけの理容室にハマり、女子大生の店主と…。
監督らしい遊び心あふれるシーンや家族ゲームを彷彿とさせるカメラワークが見所。
あとはとにかくロマン
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ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

3.5

恋人に対する理想と現実の違いについてのお話。こんな魔法が使えたら最高だぜ!なんて序盤は思ってたけど、どんどん苦しくなってきた。
もし相手に求めるとしてもディテールよりも根本的な条件が大切じゃないのかな
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ガラスの墓標(1969年製作の映画)

3.7

マフィアのセルジュを取り合う女と相棒の三角関係の話。
バーキンかわいい、綺麗、えろい!!当時、同棲していたセルジュが羨ましいぞ!ちくしょー!笑
終始漂うアンニュイでエロティックな雰囲気に浸ろう。ニワト
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終わりなし(1984年製作の映画)

3.5

突然弁護士の夫をなくした妻と息子。そして、妻は夫の過去を知り、夫の担当していた事件に関わっていく。妻は夫を愛するあまり…
所々に伏線っぽいシーンがあり、そこからあれこれ想像するのも面白い見方なのだろう
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にっぽん・ぱらだいす(1964年製作の映画)

3.5

敗戦後から買春防止法施行までの赤線地帯の女性たちの軌跡。底抜けに明るく、世間体なんか唄って笑い飛ばす強さがこっちまで元気にしてくれる。
男たちのぱらだいすだけではなく女性の幸せのためのぱらだいす。
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桃色画報(2003年製作の映画)

3.0

イタリアンエロスの巨匠と呼ばれるティントブラス監督のオムニバス映画。「アリバイ」「W不倫」「2人の愛の巣」「生命の洗濯」「これも悪くない」「淫らな女と言って」の6つの話。
お洒落な変態映画です。

わたしのSEX白書 絶頂度(1976年製作の映画)

4.0

陰気な弟と一緒に暮らす妖艶な姉(三井マリア)の堕ちていく物語。コスモスファクトリーの音楽が痺れる。
三井マリア唯一の作品。
あとナースを2重に写した映像が斬新!

官能教室 愛のテクニック(1972年製作の映画)

3.5

女教師に恋する生徒は、好き過ぎるあまり恋人と仲を引き裂くため行動がエスカレートしていく。
ラストがなんとも悲しくも切ない。
とにかくオープニングの激しい妄想シーンが凄まじい!

ハレンチ学園(1970年製作の映画)

3.7

大人と子供、先生と生徒との断絶を徹底的にデフォルメン、カリカチュアライズして綴るウルトラ大型喜劇である。豪華メンバーが今では放送できないようなハレンチを面白ろ可笑しくやってのける。うつみ宮土理かわいす>>続きを読む

くりいむレモン(2004年製作の映画)

3.5

義理の兄と妹との禁断の愛。よくある話なんだけど、なんだか妙にリアルで、手で顔を隠して指の隙間から観る感じです。
ラストは笑った

汚れた血(1986年製作の映画)

3.5

カラックス作品初鑑賞。映像が美しく特に赤が映える。
デヴィッドボーイのモダンラブを聞きながら夜の街を走りたくなる!
ソフトバンクのCMでも聞いたことあるあの音楽なんだっけ?

死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)

4.0

密室殺人をしたがエレベーターに閉じ込められた男、その男の車と銃を盗んだ少年少女、男と待ち合わせの女、この3組が思わぬ展開に…。
マイルスデイヴィスのアドリブのトランペットがぐっとくる。

スーパーフライ(1972年製作の映画)

3.5

サントラを持っていてずっと気になっていた映画。
金、ドラッグ、女、ニューヨーク・ハーレムを舞台に恋人と自由を求めるためにハーレム脱出を計画する。
長髪、髭、ロングコート、キャデラック、そしてカーティス
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白熱(1973年製作の映画)

4.0

殺された弟の復讐のために囚人が71年型フォードカスタムで密造酒組織を暴くカーアクション!
タランティーノが好きなのも頷けるほどかっこいい作品。

デス・レース2000年(1975年製作の映画)

4.0

リメイクの方が有名だか断然オリジナルがいい!
西暦2000年。アメリカ大陸横断を5組のレーサーが競うハチャメチャレース。
人を轢くと殺人得点がもらえます笑
ブレイク前のスタローンやマシンのダサさ加減が
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内なる傷痕(1970年製作の映画)

3.5

ガレルとニコの夫婦による作品のひとつ。
男と女、歩く、馬…

まるでどこかの惑星で撮影したような映像にニコの歌声が響き渡る。観るのではなく感じる映画。

ラビッド(1977年製作の映画)

3.5

バイク事故により皮膚移植をした女。彼女は脇に針を持ち次々と出会う人に襲いかかり、刺された人は奇病になり町はパニックに陥る。
ホラーなのに切ない。

煽情(2009年製作の映画)

3.7

目 目 目 。
終始漂う妙な緊張感。
対象物との距離でこんなにも見え方が変わるんですね。
大画面、大音量で鑑賞しましょう。

ミヒャエル(2011年製作の映画)

3.5

TSUTAYAでタイトルからして、もしやと思いレンタル。
父親と息子にしては父親が厳しく、息子は怯えている。そう2人は独身男と軟禁少年だったのである。
予想外の展開でおもわず引き込まれた。終わり方には
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