このレビューはネタバレを含みます
最初から最後まであまりピークが掴めない作品でしたが、子宮筋腫を取り上げている点では珍しく思いました。私的ではありますが似たような病を抱えている身としては、自分だけではないんだなと思えたり寄り添ってもら>>続きを読む
夜な夜なボーッと観たのだけれども、ストーリーを理解しようと食いついて観ると疲れそうな作品だなと思いました。若者側と大人側とで時間が行ったり来たりするものだから、そこはあまり気にかけず表情や言葉を大切に>>続きを読む
アイルランドからアメリカへ移住する主人公エイリシュの、人生の変化を覗かせてもらったような作品でした。地味で大人しく素直で真面目なエイリシュが、都会へ赴き垢抜けていく姿はとても素敵で。よくあるストーリー>>続きを読む
とても奥が深い作品でした。脳内に様々な形の怒りが矢継ぎ早に飛んできて、消化しきれないまま今に至るような気持ちです。登場人物の己への怒りが客観的視点からすると深い悔いのようで。許しがたい行き場のない怒り>>続きを読む
原作の世界観を壊すことなく、さらには紙面では体感することの難しい将棋の音や対局の緊迫を感じられる、そんな素敵な実写化作品でした。原作ファンからすると「この人にはもっとこういう背景があって」とか、「あの>>続きを読む
私からすると少し意外な展開ではあったけれど、深く深く愛し相手を受け入れることには大きな責務と覚悟が必要なことを学ばされた気がします。映像美を追い求める今の時代にこの映画を見ると、少し映像にレトロさを感>>続きを読む
ひたすらセトとウツミの会話が繰り広げられる映画。その会話がなんとも私的にツボにはまり、あっという間の70分でした。曲線に直線が刺さるというか。素直と偏屈のぶつかり合いというか。いいなぁこの2人と愛しい>>続きを読む