ONDENさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ONDEN

ONDEN

映画(910)
ドラマ(0)
アニメ(0)

CUBE(1997年製作の映画)

3.7

極限状態で人が追い詰められていく様が見事に表現されていた。時折、登場人物のセリフに思い至る部分があって心に刺さる。シチュエーションサスペンスはシンプルなものほど面白いのだと実感した作品。

インディアン・ランナー(1991年製作の映画)

4.2

理想を追う弟と理想をあきらめ現実に生きる兄。結局どんな人生も苦悩に満ちている。苦悩に満ちながら時に希望を感じ絶望する。人として生きるということを怜悧に突き詰めて撮った作品。

ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)

4.2

紛争ダイアモンドなんてものがあるなんて知らなかった。そもそもダイアモンドが価値あるなんて誰が決めたのだろう。ダイアモンドは価値があるということになっているに過ぎないのにその何となく出来上がった価値観で>>続きを読む

シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~(2012年製作の映画)

3.8

前々からジャンレノはコメディに向いてるなと思っていたが案の定良いコメディアンっぷりだった。シンプルで何にもないストーリーなんだけど、フランス料理の持つ上品な雰囲気をわいわい楽しく撮りましたという感じの>>続きを読む

フルスロットル(2013年製作の映画)

4.2

リュックベッソンお得意の憎めない悪役にアクション中心のストーリー展開が前面に押し出されている。そんな中でやはりポールウォーカーの男臭い2枚目のアウトローヒーロー役は素晴らしい。今後彼の新作が観られない>>続きを読む

バトルフロント(2013年製作の映画)

3.7

ステイサムはいつも通りだから置いといてジェームスブランコの悪役はやはり見ていて楽しい。アメリカの田舎あるあるが結構話の軸にあるので日本人よりはアメリカ人にウケそうなそんな映画。

トランスフォーマー/ロストエイジ(2014年製作の映画)

3.4

中国のマーケットを意識した演出がところどころ入っているとは聞いていたがここまでとは思わなかった。香港は本土の軍が助けるなんて本編とは一切関係ない共産党のプロパガンダ化したハリウッド映画なんてエンターテ>>続きを読む

ハイ・フィデリティ(2000年製作の映画)

4.3

ジョンキューザックは基本的に見た目からして奇跡のダメ男感全開(個人的にはヒューグラントより上)なんだけど、本作はまさにそのはまり役。でも実際言っていることは男の浮気の真理をついていて妙に納得してしまっ>>続きを読む

オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

4.0

脚本というか原作が素晴らしい。映像化してつまらないわけがない。原作を読んでないんだけど、読みたい。とにかく見ていて飽きない。これに尽きる。男子憧れの設定とゲーム感のバランスが素晴らしいそんな作品。

コンスタンティン(2005年製作の映画)

4.2

ホラー苦手なので敬遠していたが、本当に見て良かった。主人公のコンスタンティンは映画史に残る名ハードボイルドだと思う。世界観も映像もときおり入る暴力的な要素も全てが素晴らしい。何よりキアヌリーブスのクー>>続きを読む

ウェイバック 脱出6500km(2011年製作の映画)

3.8

久しぶりにエドハリスが出てる映画みてやっぱエドハリス良いなと感じる。最後のその後の展開をもっと詳しく教えてほしかった。

地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

3.7

主演の長谷川さんが素晴らしかった。彼の演技だけでも見る価値がある。時々クスッと笑えるのも良かった。全体的に残酷な展開なんだけど、長谷川さん演じる狂ったキャラのおかげで最後まで目が離せない。とてもとても>>続きを読む

密告・者(2010年製作の映画)

3.6

ダンテラム作品っぽいねちっこいサスペンス感が炸裂。合う人は好きになれるだろうが無理な人は多いだろう。個人的にはもう少しひねりが欲しかったそんな映画。

ドラゴン・コップス 微笑捜査線(2013年製作の映画)

2.9

ジェットリーの無駄遣いっぷりが甚だしい。適当な若手俳優はいなかったのだろうか。香港映画というのはアクション映画にコメディ要素を取り入れるのが上手いはずなのだが本作はかなりどんまいなキャラに仕上がってい>>続きを読む

300 スリーハンドレッド 帝国の進撃(2014年製作の映画)

3.6

ザックスナイダーの映像感覚は革新的だったが前作くらいがちょうど良い。今作はあまりにもゲームっぽすぎる。さらに言えば前作のジェラルドバトラーの存在感に比べると主演がどうしてもいまいち。エブァグリーンのセ>>続きを読む

ハミングバード(2013年製作の映画)

4.2

ステイサムの量産型映画を彷彿とさせる宣伝やパッケージとは裏腹にとてもとても良く出来たハードボイルド映画。静かに美しく暴力的。主演の2人が抱える闇をうまく表現出来ていたと思う。細かいところは意味のわから>>続きを読む

ヤング・ゼネレーション(1979年製作の映画)

4.0

古さを感じない不思議な青春映画。青年版のスタンドバイミーといったところか。落ちこぼれは根から落ちこぼれなのだけど、それでもそれなりのプライドがあり這い上がる人もいる。その様を牧歌的に緩やかに描いている>>続きを読む

エリート・スクワッド ブラジル特殊部隊BOPE(2010年製作の映画)

4.3

1とほとんどテイストが変わらないあたりやはりハリウッドとは一味違う。2というよりは一つの社会問題を暴力的に濃厚に表現して問題提起するために作品作ったら長くなったという感覚。

エリート・スクワッド(2007年製作の映画)

4.2

暴力的なようで深い社会性を感じる。香港ノワールに雰囲気が似ている。ストーリーがきちんとしているため見ていて飽きない。シリアスな映画をどっぷり見たい時に是非見てほしい映画。

ローン・サバイバー(2013年製作の映画)

3.9

マークウォルバーグのいつものキャラが心地よい。映像としてはとてもリアルで特殊部隊ってほんとエリート兵士なんだなと感じた。こういう中東の戦争系の映画を観るたびに思うんだけど、敵側の中東の兵士とか市民を演>>続きを読む

Needing You(2000年製作の映画)

4.3

ジョニートーのラブコメは大体こんな感じなんだけど、やはりサミーとアンディは名コンビだなと実感。特にサミーが演じるキュートなキャラに外見クールなアンディが見事に合う。ジョニートーほほんと映像作家としての>>続きを読む

キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー(2014年製作の映画)

4.2

1は何だったんだってくらい面白い!1の無駄なシリアスな叙情的な要素を捨てたのが大正解だと思う。しらけない程度のCG、変に考えこまない主人公、心躍るサイドキックの登場と映画的に正な要素に溢れた良い映画。

レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード(2003年製作の映画)

3.7

素晴らしきギミックの世界。俳優の個性がキャラクターに活きている。銃弾が恐ろしいほと当たらないのがコミカルな演出に繋がっていてテンポよく楽しめるそんな映画。

マチェーテ・キルズ(2013年製作の映画)

4.3

バイオレンス映画として完成度が凄まじく高い。トレホのポテンシャルを完璧に活かしている。感キャの感じるあり得なさを逆手にとって新しい刺激を感化させられる終始テンションが高い映画。

セイフ ヘイヴン(2013年製作の映画)

3.5

感情の持っていき方に困る。かなりチャレンジングなラブストーリーだと思う。マディソン郡の橋を彷彿とさせながらもなぜかサイコサスペンスが顔を出すという不思議なテンションにさせる映画。

なんちゃって家族(2013年製作の映画)

4.0

アメリカのスタンダップコメディを軸にうまくストーリーを載せてる。ジェニファーアニストンのストリッパーはどうかと思ったけど不思議とハマってる。息子役の俳優の怪演とも言える演技が素晴らしい。

ハンガー・ゲーム2(2013年製作の映画)

3.7

1より2が良いと思えた珍しい映画。というか2のために1があった映画だと思う。3がとても楽しみ。個人的にはティーンの恋愛要素が結構あるのがまた良い。

エージェント:ライアン(2014年製作の映画)

3.6

分析官の視点からスパイの世界を描いた珍しい作品。多少強引な部分が多いのとストーリーにひねりが一切ないのを除けば全体的によくまとまってる感じがする。ただなぜ主人公が行かなきゃいけないのかがよく分からない>>続きを読む

マカロニ・ウエスタン 800発の銃弾(2002年製作の映画)

3.8

人はいつも理想と現実の狭間に生きている。最後の展開はビッグフィッシュまんまだが、こちらの方が全体的に荒さがある分リアリティに富んでいて胸熱だった。男の友情、親子の関係、大人への成長、現実と理想、ヨーロ>>続きを読む

LIFE!(2013年製作の映画)

4.2

ベンスティラーがこんなおしゃれ映画を撮るとは思わなかった!良い意味で裏切られた。いわゆるどんな仕事だって意味があるというありがちなテーマを楽しく美しく描いた映画。

ハンガー・ゲーム(2012年製作の映画)

3.6

サバイバル要素もSF要素もアクション要素も全てが中途半端。バトルロワイアルの方が数倍上手。ハリウッドが気合入れて映画撮るとどうしても綺麗になりすぎる。それが結果的に微妙な印象を視聴者に残す原因かと思う>>続きを読む

アンディ・ラウの 麻雀大将(2002年製作の映画)

3.9

ジョニートーによる麻雀讃歌であり、麻雀ラブロマンス。

フォロウィング(1998年製作の映画)

4.3

ノーラン監督らしいダークなサスペンス。なぜこの監督の最近の作品がCG使いまくりでも面白いのかよく分かる。

アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)

4.0

ポスターから想像する雰囲気とは全然違うけど良い意味で裏切られた。クリスチャンベイルってどうしてこう演技がうまいのだろう。全員ハマってるのだけど、特にFBIの上司の人の演技は素晴らしかった。コメディでも>>続きを読む

プロテージ/偽りの絆(2007年製作の映画)

3.8

香港ノワールの王道を踏襲しているため、俳優の演技力が全てな映画。そういう意味で素晴らしい配役とその与えられたキャラを忠実に演じる名優たちが素晴らしい。子役に泣かされる映画。

ダイエット・ラブ(2001年製作の映画)

4.2

いかにもな展開をどうドラマチックにロマンチックに美しく描くか。ジョニートーはこれが本当に上手な監督。日本が舞台の可愛らしい映画。