ONDENさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ぼくとアールと彼女のさよなら(2015年製作の映画)

3.8

きっと星のせいじゃないと僕らのミライへ逆回転を足して割ったような作品。かといってドラマに寄りすぎずコメディにも媚びていない。前衛的なフランス映画のようでもあるし、非常に不思議な店舗と雰囲気を持った映画>>続きを読む

サプライズ(2011年製作の映画)

3.8

多分、日本特有のあおり宣伝のせいで損しちゃってる映画。事実ここでも評価はかなり低い。どうせあおり宣伝に反して面白くないんでしょと思って見たら個人的にはそこそこ面白かった。設定とかスプラッター映画として>>続きを読む

ヘンゼル&グレーテル(2013年製作の映画)

3.9

一言で表すならばかばかしくて楽しい映画。魔女に全力でラリアットくらわせたりアメリカ的なばかばかしさのセンスがあふれていると思う。ファンタジー映画では決してなくてアクション映画でも決してない。かといって>>続きを読む

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.3

ディカプリオとトムハンクスの相性抜群!映画史に残るベストコンビ!そもそも本作は事実をベースにしているらしいのだが、事実がまさにもう映画そのものなので、映画化して面白くないわけがない。その映画をスピルバ>>続きを読む

イップ・マン 序章(2008年製作の映画)

3.8

反日映画的に捉われがちだが、基本路線で日本が侵略したのは事実だと思うので、映画としてそこがストーリーのメインになっているのはしょうがない。そこを抜きにして語るとアクション構成演出が本シリーズは素晴らし>>続きを読む

イップ・マン 葉問(2010年製作の映画)

4.3

サモハンとドニーの組み合わせとか最高すぎる。カンフーアクションの演出の最高峰であり、また実際のカンフーの動きとして最高峰だと感じた。ドニーがなぜ香港映画界で現代最高のアクションスターと言われるのか見る>>続きを読む

ロード・オブ・ウォー(2005年製作の映画)

3.9

ニコラスケイジはこういう若干クレイジーな設定が入ったキャラが本当に似合うと思う。フェイスオフしかり本作しかり。パッケージや映画のタイトルからなんとなくアクションを想像していたが、実際は全然違って、実在>>続きを読む

グリーン・デスティニー(2000年製作の映画)

3.5

原作があるらしいのだが筋書きにまったく納得がいかないというかほぼほぼチャンツイーが意味不明。またワイヤーアクションが絶賛されているということだったが個人的には終始不自然だった。が、水墨画のような表現を>>続きを読む

スネーキーモンキー/蛇拳(1976年製作の映画)

3.5

映像が古すぎていまいち入り込めないが、若いジャッキーと典型的な師匠の絡みは見ていて楽しい。古典カンフー映画の中でもジャッキーらしさが分かりやすく入っていると思う。

サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

3.9

邦画は基本的に見る機会がないが(別に邦画が嫌いなわけではなく観たいと思える映画が洋画やアジアに多いだけだと思っている)、本作品はたまたまテレビでやっていたので観てみた。結論から言うとかなり当たりな作品>>続きを読む

ネクスト・ゴール!世界最弱のサッカー代表チーム0対31からの挑戦(2014年製作の映画)

4.3

名言の嵐!監督しかりプレイヤーしかり。サッカーへの愛というよりは国を代表することへのあり方と競技をすることの意味を語っている。とくに監督の娘を亡くしたという監督のバッググランドは今回の出来事の中(すな>>続きを読む

シュガーマン 奇跡に愛された男(2012年製作の映画)

4.2

音楽はソウルだ!というのを実感した。ロドリゲスというひとりの稀有な体験をしたミュージシャンに焦点を当ててはいるが、作品全体として伝えたいのは音楽への聞き手の情熱とアーティストのソウルの関係性だと思う。>>続きを読む

ミラクル7号(2008年製作の映画)

3.6

観る前からなんかあれだよなーきっと微妙だよなー絶対なんか違うよなーと思い続けた本作をついに鑑賞。結論はある程度予想通り。チャウシンチーにしては抑え気味だしやはり綺麗すぎる。コメディを撮りたかったのかそ>>続きを読む

ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.1

正直、コーエン映画はあまりぴんとこないことが多いけど、本作品はサスペンス映画としてとてつもない完成度だと感じた。煽りとスカシのタイミング、組み合わせが絶妙すぎて、シーンごとにいちいち煽られる。終始緊張>>続きを読む

アンコール!!(2012年製作の映画)

4.5

映画史に残るヒューマンドラマだと思った。とにかく感動する。奥さんのために歌うとかいうシンプルな話でもなくて人生で経験する様々な要素が入っていながらあくまで明るくユーモアを混ぜながら綺麗に撮られたヒュー>>続きを読む

かちこみ! ドラゴン・タイガー・ゲート(2006年製作の映画)

3.8

ニコラスツェーもショーンユーも悪くないんだが、どうしてもドニーイェンのカンフーアクションと並んで観てしまうと劣っているのが分かってしまうのが残念だった。それからドニーイェンのチャラいロン毛は正直すごく>>続きを読む

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

4.4

パパラッチはサイコなのかサイコだからパパラッチになるのか。そんなことをふと思った。とてつもないクズでゲスな役を観ていて滑稽に思わさずに不気味に思わせてくれたジェイクギレンホールが素晴らしい。それにして>>続きを読む

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.3

ここでの評価の通りめちゃめちゃ良い。アンハサウェイのプラダを着た悪魔の逆をいく演技も素晴らしいが、何よりもやはりデニーロが最高過ぎる。

所作や表情や話し方などの本当に細かいところまで完璧な演技だった
>>続きを読む

カンフー・ジャングル(2014年製作の映画)

4.2

近代カンフー映画の最高峰とも言える作品。やはりドニーイェンは現代香港アクション映画界にとって最高の人材であることを再確認。

過去の香港アクションへのリスペクトを表しているのも見ていて気持ちが良い。綺
>>続きを読む

GONIN(1995年製作の映画)

3.8

竹中直人の怪演はみもの。もっと殺し屋が追い詰めていく様がメインのストーリーかと思ったがそうでもなくサイケデリックな群像劇というのを貫いていた印象。恐らく当時公開時に観るよりも今観たほうか映像の古さと時>>続きを読む

ワンダーガールズ東方三侠(1993年製作の映画)

3.7

デルトロの映画が評価されているのをみると、ジョニートーははるか前から近い映画を作っているのだなと思う。ヒーローものというあたりアベンジャーズに通じるものさえあるのではないか。ジョニートー恐るべし。当時>>続きを読む

Mr.インクレディブル(2004年製作の映画)

4.0

自分の中では大人も楽しめるキッズ映画の代名詞的な映画。むしろ大人が見た方が楽しいんじゃないかと思う。そんな映画を作れるディズニーって本当にすごいスタジオだ。

愛が微笑む時(1993年製作の映画)

4.2

素晴らしい。アメリカ的思想の王道ムービーだがハートウォーミング。ロバートダウニージュニアはオスカーものの演技だと思う。本当に演技がうまいんだなと実感した。実際の社会も本当にこんな世界観だったらいいなと>>続きを読む

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.9

いわくマインドファックムービー。うーん、宣伝と邦題のせいで損をしている映画の部類か。ビットの世界を実写で表現し、ハッキング技術を実写で表現しているのはとても秀逸。分かりやすいハッキング入門のような映画>>続きを読む

ファイナル・デッドサーキット 3D(2009年製作の映画)

3.7

変わらぬテンションでこのシリーズを量産するその姿勢に感服。

ファイナル・デッドコースター(2006年製作の映画)

3.9

素晴らしき人間ピタゴラスイッチ。絶妙なB級感。アメリカ人の男たちが家でポップコーンとコーラ片手に見ながら仲間とハイタッチを交わす姿が見て取れる。いわばアメフトの爽快感に似たものがあると思う。理由もなく>>続きを読む

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.2

これはヒットマン映画史に残る傑作。マトリックスからくどい要素を取り除いてシンプルにするとこんな感じに仕上がる。キアヌリーブスという俳優は不思議な魅力に満ちていてなんてことはないキャラクターを魅力的に仕>>続きを読む

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

3.7

スーザンサランドンがかっこいいのは置いておいてジーナデイヴィスのこの時代の女優感も素晴らしい。キャラクター的にもジーナ演じる力のない女性感はすごくはまっている。明日に向かって撃てほど最後の決断の意図が>>続きを読む

アポロ13(1995年製作の映画)

4.5

オデッセイが公開ということでとりあえず本作を観戦。宇宙飛行士の無事を祈る国民の姿と、ヒューストンのチームの人たちの描写が泣かせる。それにしても当時あまり注目されていなかったアポロ計画がトラブルが発生し>>続きを読む

激戦 ハート・オブ・ファイト(2013年製作の映画)

4.3

心が熱くなる映画。この一言に集約されてしまう。ダンテラムといえばねちっこいクライムサスペンスがお得意だが、本土と共作の本作のようなさわやかな映画を撮らせても面白くなるものだと思った。演出も優れいてるが>>続きを読む

ヘルボーイ(2004年製作の映画)

3.7

デルトロらしいぐろさとギミックがヒーローものに見事に活きていると言える。ヘルボーイ自身はキャラ負けしてるというか、とりあえずパワーが強いくらいなので、アクション自体は結局プロレスに見えちゃうのが難点。>>続きを読む

ブレイド・マスター(2014年製作の映画)

3.6

最近の武侠ものはこんな感じで落ち着いてしまうのかなぁとちょっと残念に思わずにはいられない。やっぱり香港映画の武侠ものには突拍子もなさとか究極の華麗さとか美しさを求めてしまうけど本作は妙にアクションシー>>続きを読む

テッド 2(2015年製作の映画)

4.2

一作目以上に危ないジョークがさく裂!普段口にはしないけどみんな思っているブラックジョークを惜しげもなく出しましたという恐れ知らずの製作陣に恐れおののく。本作にカメオ出演した人たちも好感度アップ間違いな>>続きを読む

アントマン(2015年製作の映画)

4.2

近年のヒーローものは基本的にコメディの趣向が入ってくるが本作のコメディ要素は最高で、特に主演のポールラッドとマイケルダグラスのコンビは素晴らしくはアンバランスなので普通のシーンでもなんだか笑える。登場>>続きを読む

インターセプション 盗聴戦(2014年製作の映画)

3.7

アラン&フェリックスの名監督コンビとルイスクー、ラウチン、ダニエルの名優トリオで同コンセプトを用いた映画の3作目?にあたる本作は個人的には3作の中で一番微妙だった。それでもこの監督が撮るクライムサスペ>>続きを読む

猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014年製作の映画)

4.1

続編として素晴らしかった。猿サイドの葛藤とか裏切りが見事に描かれていて、1作目からの種別の進化として自然だなと思った。それにしてもCGとリアルのバランス感覚は直近の映画の中でも随一。どう見ても本物にし>>続きを読む