古川さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

古川

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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.1

閉じた空間や人間関係に焦燥感を抱いてしまう人間なので、この映画を深い所で楽しむことは出来なかった。
しかし、映像としての魅力―例えば、望遠効果を用いて圧縮した風景や、鮮やかな色彩など―は素晴らしかった
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シークレット・スーパースター(2017年製作の映画)

3.6

本作は、地方の少女が身分を隠しながらスターへと上り詰める、イマドキのシンデレラストーリーである。
ただ、どちらかと言うと、話の本筋はインドの男尊女卑問題の方に置かれている。
親父がとにかく暴力的で、力
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劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室(2023年製作の映画)

4.0

救急医療の最前線の緊迫感や、人々の思いを目の当たりにして、同じ医療に携わる人間として、身の引き締まる思いがした。
登場人物のキャラクターや映像のディテールは好みが別れると思うが、全体としては感動あり、
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最後まで行く(2023年製作の映画)

3.8

下手なホラー映画よりもハラハラドキドキな内容で面白かった。
後半の展開が個人的に好みでは無かったのでこの評価にしたが、前半〜中盤にかけては、かなり上手くできていて、評価4台コースだった。

CURE キュア(1997年製作の映画)

3.2

観ている側も作中の世界観にグッと引き込まれるような雰囲気が出ていて面白かった。
このぞわぞわと来る恐怖は、日本映画ならでは。

名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

3.2

久しぶりにコナンを劇場で鑑賞した。
大人になってからでも相変わらず面白い。
そして今作は哀ちゃんの良い女感が凄い。
ファン必見。

黒い家(1999年製作の映画)

2.8

ひぐらしのなく頃にを彷彿とさせるOP、望遠効果を使ったカット、m-floの主題歌などなど、良い意味で懐かしさを感じる作品だった。
全体的に良かったのだが、主人公がビビりすぎていて若干冷めてしまった。

フィフス・エレメント(1997年製作の映画)

2.1

リュック・ベッソンがレオンで金を集めて、本命でやりたかった映画がこちら。
観る前からそんな事を聞いていたため、期待値が上がり過ぎてしまい、肩透かしを喰らった。
めっちゃ金を掛けたB級コメディー映画とい
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

2.9

前作は外側から見たエスター、今作は内側から見たエスターという感じで、続編とは言え全く異なる楽しみ方ができた。

12歳でエスター役を演じたイザベルファーマンが、25歳でも同じ役で出演したのが普通に凄い
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.5

この仕組まれたデスゲームの中で人が無意味にポンポコ死んでいく様、何かで味わった感覚だと思ったら、チェンソーマンだ。
ということで途中から考えることを放棄して観たら普通に楽しめた。
最後の捌け方も含めて
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オールド(2021年製作の映画)

3.1

謎の老化現象が起こるビーチにて、次々とおぞましい展開が繰り広げられる、ソリッドシチュエーションSFスリラー。
面白くはあったものの、生物学的な細かいあれこれが気になったり、人間関係の描写がやや退屈だっ
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

3.7

CG無しでここまでリアルなエイリアンを表現していたのが凄い。
ありがちな展開だけど、映像がよく出来ていて手に汗握りながら楽しめた。

ターミネーター(1984年製作の映画)

3.2

ジェームズ・キャメロンは時を超えたロマンスを描くのが上手いな〜 タイタニック然り。

撮影技術もハイレベルで、40年近く前ということを考慮すると、どうやって撮影したのかが不思議な映像が多々あった。
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.9

何度も何度も心を揺さぶられた。
最高の映画だった。

細かいことを述べるとキリがないので、少しだけ。

まずは何より登場人物が本当に魅力的。みんなそれぞれの色がありつつ、どこか単純では無い心の内を感じ
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美味しい美女/グルメな歯医者(2017年製作の映画)

3.1

カニバリズム版、チャーリーとチョコレート工場。
展開が滅茶苦茶すぎて爆笑しながら観てた。
頭おかしなるわ!

オーディション(2015年製作の映画)

3.7

ディカプリオ、ロバート・デ・ニーロ、ブラピ、そしてマーティン・スコセッシ監督。
豪華すぎやしないか??
聞くところによると、この16分の映画に70億円も掛けたとか。(ほぼギャラ?)
中身はもはや漫才だ
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エクソシスト(1973年製作の映画)

2.5

悪魔が大暴れするシーンは流石に今観るとチープだが、全体的に思ったより洗練された印象を受けた。
特に冒頭15分くらいの映像美はかなり好みだった。そのまま続けてホラー映画じゃない世界線を観たかったくらい。

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

3.7

戦場の緊迫感と惨たらしさを、凄まじい臨場感で見せてくれた。流石はスピルバーグ監督。
冒頭の有名な戦闘シーンは勿論、全体を通して映像の迫力が凄く、3時間退屈せずに観られた。

ウッドストック/愛と平和と音楽の三日間(1970年製作の映画)

4.0

中学の社会の資料集に、この伝説のライブとジミ・ヘンドリックスというアーティストについて載っていて、凄く興味を惹かれた事を覚えている。

その数年後、ひょんなことからこのライブ映像を観る機会があり、初め
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オーディション(2000年製作の映画)

4.1

エロティシズムとバイレンスと、気持ち悪さと哀憐と。
独特の雰囲気を帯びていて惹き付けられる映画だった。

CUBE(1997年製作の映画)

3.1

元祖ワンシチュエーションスリラー。
古い映画だけどCGとかよく出来ている。
結局この建造物が何だったのか、そこの謎は知りたかった。

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.3

ホーキング博士の人生が、想像していたよりも遥かに壮絶であった。目線と指先しか動かせない中で、あれ程までの理論を構築し、世に発表したのは、まさに大偉業。
本作は主演の俳優さんの演技が本当に上手なのも見ど
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.3

現代、昭和、大正とどんどん遡って残穢の謎を解き明かしていくのは、何が出てくるのかとワクワクした。
良きザ・Jホラー。

ズーム/見えない参加者(2020年製作の映画)

1.7

シリアス展開なのにヘイリーがくしゃみしちゃったシーンが、緊張と緩和でおもろすぎた。