KuNorkさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.6

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街一つ分の、1人の男のための虚構。
出生が人生が、自分を取り巻く全てが作られたものだとしたら。
親が、友人が、妻が。
隣人も同僚も自分以外の人が全てキャストだったとしたら。
事実を知ったとき耐えられる
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七つの会議(2018年製作の映画)

3.8

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どこに正しさがあるのか。
弱者は誰なのか。強者はどこまでも上にいる。
巨大組織のピラミッドでは、強者が弱者にもなる序列の中で、悪の連鎖はどこで断ち切られるのか。断ち切れるのか。

会社とは誰のためにあ
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.6

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2日目から始まる意味、それは1日目に何が起きたのか。

愛する人やその家族、全ての人が助かってほしい中で起こる悲劇。
国や人種、立場を超えて、助けたい、助かりたい人々が錯綜する。

一人の一つの行動が
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トランス・ワールド(2011年製作の映画)

3.7

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輪廻を小さな世界感に閉じ込める。
重なる不運からの不遇。
途中の違和感。
それは時を超えた縁の集合。

始まりを食い止められるかどうかが鍵となっていると理解した先の未来。
変えられる未来に一致した思い
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ザ・レポート(2019年製作の映画)

3.6

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何となくペンタゴン・ベーパーズを思い出すなー…レポートだからかしら。
と思っていたら、マシュー・リースが出て来たw

CIAの強化尋問技術に関する隠蔽と調査。
結構な映画で良くCIAがコケにされてる物
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劇場版総集編 後編 メイドインアビス 放浪する黄昏(2018年製作の映画)

4.1

こんなに可愛いのに、妙なところがリアル。
そしてエグい。
劇場版キター!って思って見たら、ドラマ版の総集編だった…。
ちくしょう。
でも、再び見たら楽しめた。
再確認にもなったし、新たな気づきもあった
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劇場版総集編 前編 メイドインアビス 旅立ちの夜明け(2018年製作の映画)

4.1

こんなに可愛いのに、妙なところがリアル。
そしてエグい。
劇場版キター!って思って見たら、ドラマ版の総集編だった…。
ちくしょう。
でも、再び見たら楽しめた。
再確認にもなったし、新たな気づきもあった
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スターゲイト 真実のアーク(2008年製作の映画)

3.8

めちゃくちゃ好きだったスターゲイト!
記録し忘れでレビュー書こうと思ったけど忘れてる…。
近々再鑑賞しよう!

シャイニング(1980年製作の映画)

3.5

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久しぶりに再鑑賞。

あれ?全員が引き上げた後のホテルシーン入り方が違う気がする…ダニーがカートを走らせるところから始まってなかったっけ?
こんなシーンあったっけ?の連続。

なるほど、再編集版として
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泣きたい私は猫をかぶる(2020年製作の映画)

3.8

小学5生息子に勧められて見て、所々2人でうるっときてました。
評価は様々ありますが、私にはなんの違和感ない物語でした。

自分を棚に上げて人を蔑むくんも、自分可愛さに事実直視出来てないちゃんも、誰も自
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劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

3.9

ドラマ版が神だと思ってました。
大杉漣が推しでした。
でも、こっちもイイ!
ドラマ版で、もっとこう…って思っていた、ぐずぐずシーンがこちらではクローズアップされていなくて、スムーズに進む反面、ヒューマ
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オズの魔法使(1939年製作の映画)

3.6

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7年くらい前に鑑賞。
Over the rainbow 聞けてよかった記憶。

ドロシーはカンザスの田舎での退屈な暮らしから抜け出したいと願っていました。
しかし、離れてみて故郷や家族の大切さを知ると
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ジュマンジ/ネクスト・レベル(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

あれから2年、高校生だった彼らは大学生に。

ジュマンジの世界で無敵のブレイブストーン博士を経験したスペンサーは、何にでもなれる気がした。
しかし、現実はそうはいかない。
ジュマンジの中で想いが通じた
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.7

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初作で親しんだゲームボードが、まさかのビデオゲームに変化するなんて。

フェロモンだだ漏れブレイブストーン博士!ドウェイン・ジョンソンのためにあるような役だなと。
1996年…アレックス戻れて良かった
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マレフィセント(2014年製作の映画)

3.6

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知ってた sleeping beauty とはかけ離れていたけど、素敵な真実の愛の話だった。

良い魔女は魔女じゃなかったし妖精だし、沢山もいないし3匹だし。
銀の食器が足らなくて招待されなかった魔女
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母なる証明(2009年製作の映画)

4.0

母である。
それ故に理解できる。
真実と狂気。
そして純粋さ。
愛故の所業。
太腿のツボに鍼をする。
そしていつもの日常が来る。

ウォルト・ディズニーの約束(2013年製作の映画)

3.9

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夢を紡ぐ。キレイな夢だけを紡ぐ。
夢を信じたい。
でも現実にはないと知っている。
彼女が書く。
この話は少女のものか。
まだ幼い少年のものか。
東の空から舞い降りる彼女は、誰を救うのか。

彼を物語で
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

見方で全く変わってくる。

狂気。
どこから空想で妄想なのか。
彼はジョーカーなのか。
だが彼らを殺したのは彼ではない。
彼の両親を殺したのがジョーカーなのか。
シンボルが故の、シンボルでしかないのか
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.7

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始まった瞬間のB級どころかC級もいいところ…感が半端ない流れにどうしようかと思ったけど、ラストシーンの後ここまでの映像が、実は、ゾンビ映画専門チャンネルの開局記念番組として企画された「30分間生放送、>>続きを読む

ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.7

お姉さんとペンギンと“海”。

賢く聡いアオヤマ君
賢いが子どもっぽいハマモトさん
一番子どもらしいウチダ君
ガキ大将なスズキ君
スズキコバンザメなコバヤシ君とナガサキ君
アオヤマ君を子ども扱いしない
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.8

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ケネディ、ジョンソン政権下でベトナム戦争が泥沼化し、ニクソン政権下で戦争への疑問や反戦の気運が高まる。
そんな中、戦場調査・分析を国防総省に報告した最高機密文書「ペンタゴン・ペーパーズ」がNYタイムズ
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ダークタワー(2017年製作の映画)

3.3

原作の奥行きや構成はかなり浅いけど、ダークタワー初心者的入り口としては良いのでは無いかと。
これからドラマ化される方のダークタワーに期待を馳せる。

インビテーション/不吉な招待状(2015年製作の映画)

2.0

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引っ張りすぎたあげく、披露タイミングが早過ぎて、どうなるんだ?と思っていたら…終わった。
伏線だと思っていた数々の出来事が、たんなる不気味さを醸し出すためだけの演出だった事がわかって、えーって気分に。
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黙秘(1995年製作の映画)

3.8

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キャシー・ベイツのミザリー印象抜けぬまま、ドロレスを観た。

ドロレスの不幸な結婚生活と、多くを語らない誠実さが途中から滲み出てきすぎて、「この人は信じられる」と感じた。

セリーヌの身勝手さやマッケ
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