ウィーン世紀末美術もヴェルベデーレも大好きなので勿論良かったけれど、ストーリーは、過去にあるクリムトやシーレの伝記物ではなく、ナチに奪われた美術品の奪還という、いっとき話題になったテーマでさらに興味深>>続きを読む
平均点が示す通り、はっきり言って面白くないことは確か。
ただマルコヴィッチが出ているとそれだけで映画としての質は上がるし、歳をとって色んな意味で丸くなった可愛いグレン・クローズは新鮮。老いてロマコメに>>続きを読む
最近ノアバームバックのちょっとハッピーな作品に慣れてしまっていたので、イカとクジラ、マーゴットウエディング以来このしんどさを忘れていたことに気づく。
好き嫌いで言うと、作風は好きだけれど話の展開があん>>続きを読む
少女漫画の王道的ストーリーで、都合良く展開していくかと思いきや、尊厳死という重たいテーマを扱っているところに、そうでもない部分もあり、オリジナリティのある恋愛映画。
現実味のない設定をやはりまったく現>>続きを読む
声を出して笑えるほどではない。が、テンポがすごく良くて、ストーリーはテレビを見るしか能がないような現代人を揶揄しているほかは、くだらない笑いの追求しかないのだけど、映画の中の映画やCMが何重にも重なっ>>続きを読む
稀に見る不快なサスペンス。B級サイコスリラーとかだったら分かるんだけど、この青春チックな邦題にこの実力派キャストで、リー・ダニエルズで、こんな胸が悪くなるストーリーだとは！！
途中まではコメディだっ>>続きを読む
世代を超えて愛されるクラシカルなミュージカル。
あまりにも前評判が良くて、期待しすぎた感は否めないものの、こういう作品がいつの時代にも作られて、人々を魅了する事実に、映画ファンとしてすごく安心感を覚え>>続きを読む
心に余裕のあるときじゃないと鑑賞できない作品が多いデニス・ルヘイン原作の映画ということで、かなりの後味悪さを覚悟していたけれど、思いのほか、絶望だけではなく一筋の希望が見えたラストでした。
とにかく物>>続きを読む
ジャズに明るくなくても知っている大御所ミュージシャンの名前が並び、チェット・ベイカーはもちろん、ジャズを嗜みたくなる作品でした。
賛否両論あるようですが、イーサンの熱演は本当に素晴らしくて、史実や彼>>続きを読む
ガスヴァンザントが出るくらいだから何か得るもののある映画かと思ったが…
オバチャン化したリンジーローハンのリアルな疲労感と悲壮感、美人ではないけど色気はある。
男優陣はポルノ俳優とgleeでライバ>>続きを読む
主役三名が、はまり役すぎる。
ありえない「とんでもストーリー」なのに、
男女のダメなところや感情の揺れ動き方が、ところどころとってもリアルで、全員に共感してしまったり。恋したり冷めたり愛し合ったり憎>>続きを読む
ギリアムファンではないのだけど、たまにすごくハマる映画があって、「ゼロの未来」はそんな当たりな一本。
以下、まとめる気ゼロで好きだったところを羅列します。
・主人公の住む火事で焼け落ちかけた教会の雰>>続きを読む
主人公がレンフロにどこか似ているので、マイフレンドフォーエバーを思い出すものの、少年二人ではなく少年と謎の成人男性の友情物語。
意外性に欠けるストーリー展開だが、アーカンソーの川辺が舞台というところ>>続きを読む
ずっと見逃していた作品。
ジャケットのハンクスのうるうるした目から、シリアス寄りの感動作という先入観があったが、蓋を開けて見たら完全にコメディタッチ。
法の穴に落ちた移民(正しくは外国人旅行客)、と>>続きを読む
