takashiさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

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百円の恋(2014年製作の映画)

4.5

終盤、安藤サクラが完全に「化けた」辺りから鳥肌がずっと止まらなかったし、ラストはしっかり泣かされました(笑)

終わり方は、実に邦画らしくて素晴らしいと思いました。
あんまり書くとネタバレになってしま
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男はつらいよ 知床慕情(1987年製作の映画)

4.2

第38作
【ギリギリで死なないキリギリス】

さくらは子供の頃、アリとキリギリスの話を学校で聞き、あくせく働こうとしない寅の事をたいそう心配したらしい。

働かずに遊んでいたキリギリスは、寒い冬を乗り
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ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ(2009年製作の映画)

3.5

「アリ」
「ペレ」
「エリン・ブロコビッチ」
「ミルク」などなど。

伝記モノは名前を冠した題名が良いですね(笑)

バンジョーを初めて手にしたジョンに震えました。
キタキタキター!みたいな(笑)

ある愛の風景(2004年製作の映画)

3.7

スザンネ・ビア作品はずっしりくる…
立て続けに観るべきでは無いと思うけど、大切な事を学べるような気がする。

男はつらいよ 幸福の青い鳥(1986年製作の映画)

4.2

第37作
【渥美清、長淵剛、そして出川哲朗】

今作は何と言っても長淵剛の存在感でしょう。
ただ見た目は頼りなくて、根拠のない変な自信と、中身の無い威張り方をする、ある意味では最も魅力の無いゲストかも
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トンマッコルへようこそ(2005年製作の映画)

3.8

「レッドファミリー」や「ハナ」と同じく、南北朝鮮それぞれの人達が、国籍などではなく人として向き合っていく映画は素晴らしい!映画として面白いというよりも、こういう映画を作ろうとして完成させた事自体が素晴>>続きを読む

光のほうへ(2010年製作の映画)

3.7

はっきり言っちゃえば最初から最後までずっと重い。
決してハッピーエンドでは無いし、何かが解決するわけでもない。
だけどこの先に希望を持てるような終わり方で、特に映像の明るさだったり音楽などがそれを表し
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男はつらいよ 柴又より愛をこめて(1985年製作の映画)

4.0

第36作
【調布飛行場より愛を込めて】

今作は栗原小巻さんの二度目の登場。
今回の寅さんとマドンナの関係は、色恋というより、お互いに憧れている感じがある。

寅はマドンナの、厳しい環境で生き抜く強さ
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ブラザーフッド(2004年製作の映画)

3.7

思った以上に戦闘シーンが容赦なく、結構ヘビーでした。
映画としては「浮上」が無く、どんどん辛い方に向かっていってしまうけど、戦争映画は中途半端に感動ものにしてしまうと面白く無いので、これはこれで良いの
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男はつらいよ 寅次郎恋愛塾(1985年製作の映画)

4.0

第34作
【関敬六物語】

今作もインテリ野郎の恋のキューピット。寅さんインテリを手懐けるのがうまい(笑)
やっぱりノーテンキの寅さんと、頭の堅いインテリの化学反応は面白い。

だけど今回は関敬六さん
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君を想って海をゆく(2009年製作の映画)

3.1

才能に恵まれた者とそうでない者の差を最後に見せつけられて、いい気分にはならなかった。
暗い映画もたまに観るし嫌いでは無いけど、このラストシーンは滅入る。笑

イニャリトゥ的な映画を期待してしまいました
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未来を生きる君たちへ(2010年製作の映画)

3.7

未来を生きる君たちは…
「たくさんの希望が待っている」
ではなく、
「たくさんの憎悪と正面から向き合っていかなくちゃいけない」

こんなに重い映画だとは思わなかったけど、重いからこそ目が離せないし、観
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男はつらいよ 寅次郎真実一路(1984年製作の映画)

4.0

第34作
【主役はまさに米倉斉加年さん】

今回は大原麗子の第22作以来となる再登場がメインだとは思う。

確かに第22作と比べると色気が何倍も増していて、それだけではなくリリーが登場する度に見せてい
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カリフォルニア・ダウン(2015年製作の映画)

3.8

ずーっと鳥肌がたってしまうぐらいのド迫力の映像と、たまにやってくるTHE アメリカンな緩和が良かったです(笑)

自分の仕事投げ出したり、軽く犯罪犯してるけど、全員が生きるために必死なわけで、それを咎
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おだやかな日常(2012年製作の映画)

3.8

津波などの自然災害と違って、放射能は目に見えないから、「そんなの大丈夫でしょ」という人と、必要以上に怯える人がいるのがまた恐い。しかも大丈夫かどうかわかるのは何年も後という…

観てて楽しい映画ではあ
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母の居る場所 〜台風一過〜(2004年製作の映画)

-

BGMめっちゃ合ってない!笑

あと、作品の中で挿し込まれる台風の映像が、明らかに台風中継の時の映像(笑)そりゃリアリティはあるけど、画質が明らかに変わっちゃってっから…笑

堀北真希と村井美樹の顔を
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レッド・ファミリー(2013年製作の映画)

3.9

朝鮮半島の北と南、国とか政府レベルでは決して交わる事は無いけど、そこに住む人達の中身は結局同じ。
相手を憎みながらもどこか羨ましさもあり、長く接している内に元々何を憎んでたかも忘れてしまうぐらい、惹か
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踊らん哉(1937年製作の映画)

3.3

ストーリーなんか二の次!と開き直って、もっともっとタップダンス全開でいって欲しかった。
どんなに時間が経っても色褪せないものと、色褪せるもの、その両方が観られました。

男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎(1984年製作の映画)

3.8

第33作
【フーテンの風子】

のぼるーー!!
すっかり大人になりやがって…(泣)

寅さん観てると、こういう思いがけない再登場があるんだよな〜
志村喬さん然り、今回の秋野太作さん然り。
2代目おいち
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フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

3.6

危機的状況に陥った時、人間が持ってるボキャブラリーでは説明する事の難しい、原始的な行動をとってしまった男。
その後悔と懺悔の話。

とにかく意味深な引きの画が怖かった…笑
大自然を映したいわけじゃ無か
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男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎(1983年製作の映画)

5.0

第32作
【パーフェクトなストーリーと、パーフェクトなキャスト】


今作は一つの邦画としてスキが無く、ある意味「男はつらいよ」らしく無いほどの完璧な映画だと思います。


「男はつらいよ」は、基本的
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アドレナリン(2006年製作の映画)

3.0

アドレナリンが止まると死んでしまうこの映画の設定と同じように、自分もアドレナリンが止まったら鑑賞を中止しようと笑

最後まで観ました笑

殺人の告白(2012年製作の映画)

3.8

これ2時間切ってるんですね…内容的には3時間ぐらいに感じました。
それほど色んなものがギュウギュウに詰まって、最後まで何があるかわからない目の離せないストーリーでした。
その分疲れた…笑

いい意味で
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日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

4.2

これは必見♪

アウトレイジ的な罵り合いが良かったですが、観ててそこまでヘビーじゃないのは所々に笑えるシーンがあったり、というか最初から中盤まではコメディ的なポップさがずっとあったからかな。

簡単に
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ピンクとグレー(2016年製作の映画)

3.3

全員難しそうな役どころだったな〜
原作を読みたい!!

愛しき人生のつくりかた(2015年製作の映画)

3.6

フランス版、「歩いても歩いても」とか、「海よりもまだ深く」、のような是枝作品的な雰囲気がありました!
眠い時に観たら、確実に良い眠りにいざなわれるような静かな映画でしたが、とても良かったです。

挿入
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ペレ 伝説の誕生(2014年製作の映画)

4.6

アカデミー賞受賞者達でペレを題材にして映画を作ると、こんな感じになるんですね〜!サッカーファンでは無い方も面白いと思えるぐらい、エンターテイメント性が強かったと思います!!オススメします!

サッカー
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独裁者と小さな孫(2014年製作の映画)

3.8

命を狙われる側になってしまったかつての独裁者が、ごく普通の一市民になりすまし、逃亡していく中で見たのは、自分が作った世界がどれだけ憎しみを生んでいたかという事実。

反省や後悔という簡単な一言ではない
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私たちのハァハァ(2015年製作の映画)

4.1

ただの「仲良し」から、「本当の友情」に成長していく過程が素晴らしい!

最初は女子高生のキャピキャピ感についていけなくて、序盤で観るのやめようとしたんだけど、次第に惹かれてる自分がいて(笑)応援しまく
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ジュリー&ジュリア(2009年製作の映画)

3.8

一言で言うと、主婦が料理をする映画です。

はい、エイミー・アダムス目当てです。笑

ですがいい映画でした!
メリル・ストリープとエイミー・アダムス交互に画面に出てくる感じで、メリル・ストリープが出て
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男はつらいよ 旅と女と寅次郎(1983年製作の映画)

4.0

第31作
【寅さんとスター歌手の恋】

寅さんの失恋のしかた、諦め方がいつもと全く違うので、やや寅さんらしく無いかもしれませんが、今回で寅さんはまた成長しましたね!笑

相手が歌手であることも知らずに
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