人間の脳は複数の処理を同時にできないので、詐欺をする場合は相手の意識を特定の場所に向ける。そして裏をかく。この繰り返しがこの映画になっている。
話の主旨からはズレるけど、認知症の父親がレストランでズボンを脱いでしまった時に、息子も脱いでステーキを一緒に食べるシーンがよかった。
どれだけお金と手間かかってんの!?という印象。とにかく1カット1カットが静止画でも絵になる強さ。これは映画館で観るべき。まるでUSJやディズニーのアトラクション観ている感覚になる。今の映像技術でどこま>>続きを読む
愛に溢れた映画。愛は求めるものでなく与えるものであることがよくわかる。これは、子どもが観るのと大人(特に親)が観るのでは感じるものが変わってくるだろう。だからこそ、親子で一緒に観るといいのかもしれない>>続きを読む
観るの何回か目だけど、観るたびにこの映画の良さに気づいてくる。今回観て気づいたのは、この映画の随所に「愛」が見えるところ。レオンがブタのハンドパペットでマチルダを慰めるところとか。マチルダがレオンをベ>>続きを読む
都市が移動しながら都市を飲み込む、という設定が面白い。こういう極端な設定を突き詰めると『移動主義vs反移動主義』のような構造も生まれる。想像力が広がる。
クリント・イーストウッドの映画は「もう少し人生経験を積んでいれば見方が変わるんだろうな」と思うものが多い。本作については「家族への愛をないがしろにしてきた主人公が晩年になって悔い改める」という話と見え>>続きを読む
黒人と白人という関係を除いても、普通に「性格の対立するふたりが旅を通じてわかり合って友情を築いていく」という話で面白いと思う。
ほんとにこんなにひどいの?と思うくらいブラジルの警察が腐っている。
義理の弟の尻ぬぐいがここまで発展するとは。むやみに義理を買わない方がいいと思ってしまった。
ある意味独裁的なチャーチルの判断が独裁者のヒトラーに対する勝利を導いたことがよくわかる。
これ観た親子は、お祭りとかで絶対手を離さないようにするんだろうな。
俳優の演技は「演技感」が強くて少し違和感あったけど、ストーリーは面白い。欲にまみれながらも、利他的になっていく主人公の成長が観させる。
愛と裏切りの話。目の前の恋人か、自分に期待する仲間たちか。この天秤の構造は色々応用できそう。
『イージューライダー』や『時計じかけのオレンジ』のような破天荒モノ。幼少期の虐げがその後社会への報復につながる構図。
シリーズを発展させるにつれて前のシリーズとの繋がりや別シリーズにする意味が無くなっている気がする。つまり、『ジュラシック・パーク』というブランドにあぐらをかいている感じ。
もしもテロリズム研究者の隣人がテロリストだったら、という設定から始まるサスペンス。
クリントイーストウッドって昔の技術に抗う頑固オヤジを演じることが多い。日本人だと高倉健みたいな感じか。
壮絶な話だけど、その中でも笑いがあることを観ると、生きるためにはユーモアが必要だと思った。
サイエンスとイリュージョンの狭間を行くような映画。これを観るとイリュージョンも人間の心理についての因果関係を利用して認識を再現している点でサイエンスだと思った。
刑務所社会の中でひとりの青年が成長する過程を描いた話。
社会への参加
↓
対立
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先人からの承認
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対立
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と、どの社会でもあるのと同じ構造がこの小さな刑務所社会でも起こっていることがわかる>>続きを読む
ニコラスケイジって、「仕事ができる悪いヤツ」を演じることが多い。駐車場でカップルをいびるシーンがヤバかった。