三重のメタ構造を使った映画。ゾンビ映画かと思ったら、そのゾンビ映画を撮ろうとしている様子を描いた映画かと思ったら、そうなるに至った背景も描いた映画だった。序盤に登場したシーンも、後半でメタ的な視点から>>続きを読む
最後の方までモンスターの姿が見えないのは、クローバーフィールドに似ている。
登場人物達が悪魔の本に翻弄される話。最後、ナインスゲートが開いた先に何があるのか気になる。
隣人が実は連続殺人鬼だったことを暴いていくのがストーリーの主旨だと思うが、だとすると別の隣人の女の子とのやりとりは無くてもよかったと思う。
主人公の少女の演技がよかった。『幼いながら大人に負けない言動』をすることが求められていたと思うが、それを演じるのは難しいだろう。幼い人が演じたら普通は幼くなるので。その幼さを感じさせないギャップが生ま>>続きを読む
洞窟入るあたりまでノンフィクションぽいリアルなストーリー展開なのに、トロッコ乗るあたりからいきなりノンフィクション・ファンタジー感満載。地底旅行読みたくなった。
地下室のくだりなど、敷かれた伏線に驚きが無かった。主人公のコミカルな友人の言っていることが一番正しかったのがうけた。
いよいよ伏線が複雑になってきたので、事前の予習は必須。
世界がひとつの列車だったら、という設定の話。各車両の中や住む人が様々に変わる様が面白い。まるで世界の縮図を見ているよう。
強欲な奴ほど自分の身を滅ぼし、仲間を破滅に導いていくという構造を潜水艦と宝探しという設定で描いている。
話の内容知らなかったから、楽しめた。この作品の肝は演出ではなくストーリーにあるので、既に本などで内容を知っている人には特に驚きの無い内容だったのではないだろうか。
感染症を防御するために壁で覆われた『最後の都市』やそこに潜入し、脱出するという設定は面白いが、なぜ特定の子供達を免疫を持つかやなぜ恐怖を感じるときに出る体液が血清になるかに意味が無いので軽薄さを感じる>>続きを読む
感染症への免疫を持った子供達が感染者の治療の鍵になるという設定がストーリーの中心になっているが、その設定自体が浅い、つまりなぜその子供が免疫を持つかやなぜ恐怖を感じた時に出る体液が血清になるかに意味が>>続きを読む
ジャックニコルソンの演技がハマってる。
定年退職後に人との繋がりが疎遠になり孤独になっていく老人が、最後に遠いアフリカのこどもと手紙で繋がり愛を感じる話。
最後の絵の演出はうまいと思ったが、もっと>>続きを読む
最後のネタばらしがわかりにくかったが、同じスキームで描ける話が色々ありそうで参考になった。
『全体主義の起源』、『エルサレムのアイヒマン』読みたくなった。書籍の映画化の方法として、書籍の内容を映画にする方法だけでなくその書籍にまつわるエピソード(出版までの経緯、世間からの反響など)を映画にす>>続きを読む
ストーリー自体の面白みはそれほど無いが、当時の航海の様子が細かく描写されているので、歴史の参考資料として観ることができる。
4コマ漫画を連続させたようなストーリー。ストーリーもそうだが、次に挙げる演出がユニークさを増長している。ワンシーンワンカットの構成。絵画的に美しいと言えるような各カットの構図。そして、シーンをまたぐ音>>続きを読む
ひとりで過ごすゴールデンウィークにぴったりの映画。キーワードは、孤独、リアリズム、無、スマイル。
主人公は「孤独(Lonely)とひとり(Alone)は違う」そして「自分は孤独ではない」と言い張り淡>>続きを読む
“This is me”
これがこの映画のテーマだろう。個性的な容姿を持つ登場人物達は、マイノリティであるが故に無くしていた『自分の居場所』をその個性を活かしたショーを通じて取り戻していく。
ここ>>続きを読む
命を守るために命を奪う仕事。
守る相手(家族や仲間)と奪う相手(敵)に共通点が見えた時、なぜ奪うのか迷いが出てくる。
軍事国家の文化がよくわかる。
国のために戦った軍人が死んだ時どんな心境になるか想像するのは日本人の自分にとって簡単ではないが、この映画で描かれるアメリカ人の様子を見てそれを客観的に理解することができ>>続きを読む
「見えない敵と戦う」という設定は面白いけど、最後までそれだけだと退屈だった。
実写を先に観たけど同じストーリーだった。伝えたいことはブレードランナーと同じ。
驚くべき実話。
大量の現金を隠すのに苦労していたシーンを観て、どれだけ稼いでいたのか気になったのでちょっと調べてみると、一度のフライトで130万ドル(約1.3億円)稼いでいたらしい。
映画だと週一>>続きを読む
たまたまこの前に『バタフライ・エフェクト』を観ていて、対照的な映画だと思った。バタフライが「あの時違う選択をしていたら」という想像を意のままに実現するファンタジーなのに対し、本作は「あの時違う選択をし>>続きを読む
「あの時違う選択をとっていたらどうなっていたんだろう」という想像をさせる。本作の場合、結局はどの選択肢をとってもそれほど幸せになっていないが、実はどの選択肢をとっても幸せにする方法があったんじゃないか>>続きを読む