gaitaさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

gaita

gaita

映画(751)
ドラマ(0)
アニメ(0)

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

2.5

お互い見た目も違えば言葉も交わすこともできない発話障害者と怪獣が、お互いの『マイノリティ』という共通点によって惹かれあっていく話。

会話ができなくても心を通わせることはできることを伝えたいのだと思っ
>>続きを読む

ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.0

これまで観た『ロボットがアイデンティティを問う』系映画の中では一番ロボット(本作の場合はレプリカント)への共感を喚起される。

生きようとすると暴力が生まれる様は、人間らしい。

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

3.5

勉強になる。
マクドナルドが成功したポイントは3つあると思った。
1.ブランドの世界観維持に努めた
2.フランチャイズのパートナーに土地を貸し(不動産業化)資金源にした
3.(1.2.を前提に置いて)
>>続きを読む

フローズン・グラウンド(2013年製作の映画)

2.5

クライムサスペンスは「犯人は誰か」を明らかにしていく点に面白みを持たせる作品が多いが、この作品の場合は実話が元になっているからか、最初から犯人が明らかになっている。すると「犯人は誰か」に面白みを持たせ>>続きを読む

グランド・ジョー(2013年製作の映画)

3.0

『自立』とは何かを考える映画。一見、15才の少年が自立したおじさん(ニコラス・ケイジ)を手本に自立していくストーリーに見えるが、実は既に自立しているのはその少年で、おじさんの方がその少年の姿を見て自分>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.5

悲観的なストーリーに漂う楽観的な雰囲気。それを作るのはところどころに出てくる主人公の『皮肉』な態度だ。具体的には『悲観的な自分の立場を遊ぶ』態度と言える。両足に履いたウサギのスリッパを会話させるシーン>>続きを読む

砂の器(1974年製作の映画)

3.0

刑事の捜査方法が今の感覚からみるとスーパースロー。

パンドラム(2009年製作の映画)

3.0

正体不明の敵と戦い、最後に自分たちがいた場所が明らかになる構造は『猿の惑星』と似ている。が、最後の「そうだったのか」という驚きが今ひとつ。

ザ・ロック(1996年製作の映画)

2.5

サンフランシスコ市内のカーチェイスが迫力あり。あれを仕事として実現させたスタッフと受け入れた行政がすごい。

ブラックハット(2015年製作の映画)

2.5

ハッキング阻止したはいいけど、最後は取り戻した金で逃避行するのが突っ込みどころある。

アイランド(2005年製作の映画)

3.0

『CUBE』のように自分を捕らうシステムとそこからの脱出をテーマにしているが、それらと違うのは『外』の世界に出たところで終わるのではなく、その後のストーリーがメイン。

ハイヤー・ラーニング(1995年製作の映画)

3.0

差別をテーマにした映画『ハイアーラーニング』(高等教育)の結論が『アンラーン』(学んだことを捨てろ)。確かに差別は教育の結果生まれる。

リミットレス(2011年製作の映画)

2.5

あまり驚きが無かった。これが薬物中毒者の幻覚だった、くらいのオチがあったらよかったのに。

ジャック・リーチャー NEVER GO BACK(2016年製作の映画)

2.5

既視感。ミッションインポッシブルで同じような設定があった気がする。

ダブル・ジョパディー(1999年製作の映画)

2.5

二重処罰の禁止をテーマとして扱ったことは面白いが、その扱い方が平凡だった。この作品のように、「被害者側が制度を利用して復讐する」というストーリーでなく「加害者側が制度を利用してさらに悪事を働こうとする>>続きを読む

カットバンク(2014年製作の映画)

3.0

カットバンクの風景が美しい。

昆虫オタクの狂気が恐ろしい。

ウォークラフト(2016年製作の映画)

2.0

次回作もあるらしいが「次はどうなるんだろう」という期待が持てない。伏線が無いから。

理由(1995年製作の映画)

3.0

伏線の引き方がうまい。論理的な推理で『冤罪』を正していく主人公に対して、非論理的感情的な理由でそれを阻止しようとする地元警察。その感情を踏みにじるように理詰めで謎を解決していく主人公の様は痛快さすら感>>続きを読む

スイッチバック 追跡者(1997年製作の映画)

2.5

殺人鬼の最後と、この映画自体の最後があっけなさすぎた。

ザ・ファーム/法律事務所(1993年製作の映画)

2.5

実体が見えない会社には何かある、自分がいる会社も何で稼いでるのか実体を見失わないようにしたいと思った。

自分の会社だけでなく、自分自身もか。

奇蹟がくれた数式(2015年製作の映画)

3.5

「我々は絶対的完璧さを求める無限の探求者にすぎない」


あるシーンで数学者とは何かについて語った言葉だが、人間とは何かを象徴した言葉にも捉えることができる。

そして、主人公のラマヌジャンはその完璧
>>続きを読む

ザ・メキシカン(2001年製作の映画)

2.5

メキシコに行きたくなった。舞台の街はレアル・デ・カトルセというらしい。

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.0

冒頭で天才数学少女の話で期待したが、そこて取り上げられる数学的命題については(ミレニアム問題である点を除いて)意味が無い。

なんで『ナビエ・ストークス方程式』なのか。それを物語に盛り込んでほしかった
>>続きを読む

暴力脱獄(1967年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

脱獄映画は大抵最後に脱獄がうまくいって終わるが、この映画では失敗で終わる点が他の映画と違う。失敗するなら、失敗したことへの意味を出して欲しいと思った。最後に教会で神へ問いかけるシーンがあるが、その辺り>>続きを読む

ミッドナイト・エクスプレス(1978年製作の映画)

3.0

実話というのがすごい。軽はずみでも悪いことはしないものだと思った。

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

4.0

パパラッチのBPRを描いている。

『金になる映像』を撮るためのプロセスを洗い出し、要点をおさえ、それを強化しながら再現していく。
自分が撮影した映像のニュースの構成要素を分解するシーンが象徴的だ。
>>続きを読む