波乗りサンバさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

八月の鯨(1987年製作の映画)

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海辺で暮らす老姉妹の生活。
もういなくなってしまった人たち、楽しかった風景。思い出だけじゃ生きていけないけど、思い出がないと人はなかなか生きていけない。
お気に入りのドレスを着てする食事、毎日の掃除や
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ジェイコブス・ラダー(1990年製作の映画)

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わりと前半にネタバラシがあるけど、どちらにしても観ていてつらかったと思う。
最後に救いがあってよかった。
生体実験やその後遺症については実話がもとになっているので、ジェイコブのような体験をした人は一定
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

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何度もあの部屋で殺され、囚われ続けたサンディがかなしかった。
ジョンは救い。

Daughters(2020年製作の映画)

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どこを切り取っても美しい画の連続。
ウォン・カーウァイの影響とかあるんだろうか。
中目黒でルームシェアする女性2人のきらびやかな生活。
これを観てシングルマザーの物語でも、層によって全然変わってくるん
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バスケット・ケース(1982年製作の映画)

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ところどころの描写はホラーだったけど、ストーリー自体はホラーじゃなかった。
チャンネル回すときに操作ダイヤルとれてるの見て「つら……」となった。
兄目線で観るとひたすらしんどい。

ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)

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なにも大袈裟な表現はなく、登場人物もナチュラルでめちゃめちゃリアル。
本当にあった事件を元に製られたのか?と思った。

マザー!(2017年製作の映画)

4.5

堕落したアダムとイヴ、大地に流されたアベルの血、信仰は創造主からキリストへ。新旧の聖書を読んだことがあれば、とんでもない客人たちが侵す様々なことに合致がいく。
客人たちにものすごくストレスを感じる映画
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エル プラネタ(2021年製作の映画)

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アマリア・ウルマン良いな。
次回作も観てみたい。

ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

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O・J・シンプソン事件に着想を得たという映画。
「起こった通りに記憶したくない」という冒頭の方の台詞、この映画を観てる途中にすごく納得。フレディを主軸とした物語は結局どこからどこまでが本当だったのか判
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サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス(1974年製作の映画)

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にやにやしながら観ちゃった。
たまにこういう映画を観たくなる。
これ観てからサン・ラーの曲を聴くと、この映画でのサン・ラーが頭をチラつくようになってしまった。

テリファー(2016年製作の映画)

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2のネガキャンニュースを見て鑑賞。
ピエロ、ニコレットのCMの人とそっくりだった。
一度も喋らないのがすごく良い。
ピエロが途中幼児っぽい行動をするシーンが何度かあったけど、結局物語の内容とは大して結
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ムカデ人間(2009年製作の映画)

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ただ繋げて排泄物を飲み込ませるだけなら、2体目3体目すぐ病気になってしまわん?マッドサイエンティストならもっと中身もしっかり繋げた方が良いのではとか細かなことは気にしない方が良いのか。
大手術っぽかっ
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次は何に生まれましょうか(2019年製作の映画)

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主人公の母親(ミユの祖母)の責め方が自分の母親を見ているようで心臓がきゅっとなった。
観ていてしんどくなるような話だけど、救いもある。
長編で観てみたいな。

イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

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なんだこの男……と途中いらっとしてしまった。
不気味で訳がわからないものとして描くために赤ん坊があのように描写されていたんだろうけど、他にも抽象的な表現が多く、主人公の悪夢を覗き込んでいるような感覚に
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サンセット大通り(1950年製作の映画)

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『マルホランド・ドライブ』を観たのでハリウッド繋がりでこちらも。
『何がジェーンに起こったか?』のジェーンもそうだったけど、過去の栄光に囚われすぎたひとたちが壊れてしまったら、観る側は哀しい気持ちにな
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マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

4.5

ようやく観たけど、10代の頃に観てたらめちゃくちゃ影響を受けたと思う。
これは誰がどのタイミングで視た夢(妄想)?と考えると切なくかなしい。
ほんの一瞬見た人や光景でも記憶として残って夢の中に表れる。
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何がジェーンに起ったか?(1962年製作の映画)

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この姉妹の仲の悪さは父親が悪い。
激しい愛憎を抱き続けることは、その人の人生を違う形に変えることもある。
最後の砂浜のシーン、何かがほんの少しでも違っていたら2人とも違う人生があったのではと垣間見えた
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ル・ミリオン(1931年製作の映画)

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コミカルなんだけど、当たりくじがあとちょっとのところで戻ってこないということがもどかしくてヒヤヒヤした。
主人公は善人ではない(むしろ平気で浮気もしてひどい)けどがんばれって応援したくなる。
ディズニ
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女優ナナ(1926年製作の映画)

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天真爛漫といえば聞こえが良いけど、我儘で周りのことなど考えずに自分勝手なことをして男を振り回し、他の女優の役を汚い方法でもぎ取り、怒った人たちのことは"みんな嫉妬してるのよ、中傷よ!"とかなり図太い。>>続きを読む

雲のように風のように(1990年製作の映画)

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子供の頃大好きで録画したものを何度も何度も見た映画。

私はゴースト(2012年製作の映画)

4.8

定点から映されるある女性の生活の様子。
目玉焼きを焼き、掃除をして外へ買い物へ……。
何度も繰り返される暮らしの中にほんの少しずつ混ぜ込まれたぞわぞわするような違和感。
めちゃくちゃ良いです。
除霊さ
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グロリア(1980年製作の映画)

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『レオン』のネタ元になったと言われる『グロリア』
レオンは登場人物がコミックっぽかったのに対して、こちらはもう少しリアル寄り。
子供の頃はレオンが大好きだったけど、大人になってから観るとこちらの方が好
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