tomyさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

オールド(2021年製作の映画)

3.5

ちょっと想像していたものとは違った
面白い設定ではあったけど、地味にホラー?サスペンス?っぽくて、冷静に見ようと思っても所々矛盾するところがあって気になる感じで、不気味な作品だった

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

4.3

ものすごい充足感に包まれるような映画

アニメーションの制作現場には色んな種類の人がいて、それぞれが持つ信条に従って命を削りながら物語を作っていく
そんな生き様の美しさを目の当たりにするような作品だっ
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犬王(2021年製作の映画)

3.7

完全な創作モノだと思って挑んだけど、犬王は実在の人物なのね

ただ彼の作品はほとんど残っていないということで創作の幅も広がったこともあり、本作はかなり創造的な演出になってた
それでも実際にやろうと思え
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.5

オープニングのシーンから始まって、所々ある無音のシーンなかなか斬新
逆に静寂すぎて、自分の感覚がおかしくなってきそう

カメラワーク、人とか物のの構図が綺麗

なんの説明もなしにはじまったり、どういう
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ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.6

動物の動きに違和感はあったものの、映像はすごく綺麗かつ音楽は壮大

3DCGでものすごくリアルに作っていることもあって、とにかく動物の顔が似ているから、商業的な映画としての展開は難しそう

流浪の月(2022年製作の映画)

4.5

演技、キャラクターの掘り下げ、舞台セット、光の使い方、どれをとっても良く、物語の世界観に入り込んで見ることができた

一回見ただけでは到底気持ちの整理が付けられないような重い話
李監督の手腕もあるのだ
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マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

3.5

キラキラした都会で、作家になる夢を抱きながら編集アシスタントとして働く女性のお話

今作でキーワードになるのが、「ライ麦畑でつかまえて」などの著者である、J・D・サリンジャー
自分自身、主人公のジョア
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.1

以前、大学の授業のゲストとして樋口監督を招き、特撮の歴史やシン・ゴジラの舞台裏など、貴重なお話を映像と共にしてもらった
その流れでシン・ウルトラマンを制作中という話を聞き、楽しみにしていた作品
小さい
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セッション(2014年製作の映画)

3.6

ずっと見ようと思いながら見れてなかった

自分自身音楽の世界にいたことはなく、音の良し悪しや音楽性については全然わからないことは最初に書いておきます 
その上で、自分自身あまり乗りきれず、違和感を感じ
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.7

今作を見るにあたり、ドラマ「ワンダヴィジョン」を見るべきかどうかの論争が起きていたけど、見ないと楽しめないないってことにはならなそう
マルチバースの世界観に合わせて、ドラマの要素がうまい具合に組み込ま
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.9

映像の見せ方など作品にのめり込ませるのが上手く、自分の頭もかき乱されて、変になっていきそうな感覚に陥っていく

一通り見終えてから振り返って見ると、冒頭から一連の流れを示唆するような情報が散りばめられ
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ゲームチェンジャー: スポーツ栄養学の真実(2018年製作の映画)

-

最近自分の体質的に、あまり肉を食べるのは良くないという内容の本を読んでからペスカタリアンを実施中
そんな中でこの映画と出会った

まだペスカタリアンを始めたばかりで、特段大きな変化とかはみられないけれ
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.0

子供たちが、今この世の中にどんな思いを抱き、将来について何を考えているのか

曇りない目で世界を見つめ、正直な心で語る内容は、時に大人よりも真実を映し出しているのかもしれない

脚本があるとはいえ、ジ
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タイタニック(1997年製作の映画)

4.0

不朽の名作ながら初観賞

絶体絶命の状況で現れる人間の本性
役名もない一瞬しか映らないような人達であっても、その人の人生が思い浮かぶよう

3時間オーバーの映画時間を感じさせない、壮大な人間ドラマが詰
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ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金(2013年製作の映画)

3.3

まさかの実話

不謹慎だけど展開が色々と酷すぎて、笑けてくる

シリアスな内容の割に、コメディ要素とかおふざけ要素が多くて、本当にこれが実話だとしたら、頭がかなり筋肉畑

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

5.0

本当に自分の心にグサっと刺さるような映画に出会うと、形容しがたい感情に襲われて、全くもって言語化できなくなってしまう

噛みしめながら、少しずつ自分の気持ちを書いていきたい

今振り返ってみると、今ま
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エージェント:ライアン(2014年製作の映画)

4.0

冒頭部分から、動機とか話の説明の仕方が上手い
すごい心地良い脚本だし、その変化ある主人公を演じるクリスパインの演技力も光るものがある

アメリカ対ロシア、CIAのエージェントが国家を背負って戦うという
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ツーリスト(2010年製作の映画)

3.6

以前午後のロードショー?で見たような記憶があるけど、断片的な記憶がある程度

ベニスの美しさもさることながら、ジョニーデップの魅力がすごかった
ベニスの水辺に佇むジョニーデップの髪が風でささやかに揺れ
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インサイド・マン(2006年製作の映画)

3.6

頭脳明晰な犯人が起こす銀行強盗の話、という大まかな情報のみを頭に入れて観賞した自分にとっては、なかなか意外な展開

途中でリタイアしてしまったけれど、以前少しだけみたペーパーハウスを思い出した(本作の
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.7

今作はちょいと期待しすぎた感じだったかも

もちろん、今作でも魅力的な魔法動物たちの登場だったり、ハリポタシリーズネタがたくさんあったりしてワクワクしたんだけれど、話の内容とか設定が軽いというか、詰め
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クレッシェンド 音楽の架け橋(2019年製作の映画)

-

パレスチナとイスラエルの問題をテーマに扱った作品

この問題に対する知識は高校の授業で扱った程度のもので、宗教や人種に関わる長い歴史の中で、彼らがどのような想いを抱き続けているのか理解することは疎か、
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.8

普段よく行く映画館は、小さい劇場ながら席が半分も埋まることはなく、落ち着いた雰囲気なので好きでしたが、今作はアカデミー賞授賞後とあってか、最前列を除いて満席

少し居心地の悪さを感じながらも、こうして
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モービウス(2022年製作の映画)

3.8

まずひとつ目の感想として、瞬間移動とスローモーションを使ったアクションシーンに加えて、VFXのエフェクトがカッコよかった

ただ展開を急ぐ感じがあって、キャラクターの感情に入り込めない部分があった
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アダム&アダム(2022年製作の映画)

3.6

この映画は、Netflixのディズニーに対するささやかな遊び心から生まれたものなのだろうか?笑

天才的な物理学者を演じるマーク・ラファロに、ゾーイ・サルダナの出演(緑色の顔ではないが)、スター・ウォ
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ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償(2020年製作の映画)

3.6

出所後の演説シーン、迫真の演技には見入ってしまう
強い思いからくる思想は決してなくならないなあと

若くしてカリスマ性と民衆を鼓舞する力、想像以上に若かったフレッドハンプトンに驚き

ブラックパンサー
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

4.5

110分が本当にあっという間だった

既に前作で登場しているキャラクター達の安心感はさることながら、今作初登場のキャラクター達も個性豊かで見応え抜群だった

改めて感じたのが、内村さんのバスター・ムー
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SING/シング(2016年製作の映画)

4.0

新作の予習に
順番的にはこちらの方が先だけど、グレーテストショーマンのアニメのような感じ

字幕版も吹き替え版も1回ずつ見て、良い方で新作見ようかと思ったけど、どちらも良くて決められない

実写の吹き
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私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

3.8

思春期を迎えた主人公のメイが、母親の望む通りいい子でいたいと思う気持ちと、本来の自分自身を爆発させたいとおもう気持ちで葛藤するお話

これまでのピクサー作品と比べると、テーマとしてはかなり限定的で、タ
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.0

今まで見た中で、1番ダーク(色味の問題)で感情的なバットマン

ジョーカーという強烈なキャラクターに加え、すでにシリーズの2作目のダークナイトを引き合いに出すことはあまりよろしくないのかもしれないが、
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.9

エジプト×ミステリー 
個人的に大好物の組み合わせ
ちなみに観賞時点では原作未読

映画冒頭、スクリーンを間違えたかと心配になる程、予想していなかった展開だったので、これから見る人は動揺しない様に
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

皆さんの感想でじわじわと観たくなってきたので、ついに観賞

家族の中で自分だけ耳が聞こえることからくる疎外感だったり、自分が家族の通訳をしないといけないっていう責任感だったり、家庭の懐事情なんかも影響
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

4.1

まさかゴーストバスターズでこんな感動が味わえるとは

フィン・ウルフハードって、ストレンジャーシングスでゴーストバスターズの仮装してたよなあ、なんて思い出しながら見ていたこともあって、ゴーストバスター
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ゴーストバスターズ2(1989年製作の映画)

3.9

1作目から5年経って、映像技術が格段に進化していることに驚き

おじさん達が楽しそうにゴースト退治したり、会話したりしてる姿を見てるだけで、こっちも楽しくなる

善ゴーストもいるっていう設定もいいし、
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.8

新作を見るために観賞

ただかなり前にゴーストバスターズとは知らずに、マシュマロマンのシーンだけ見ていた

ちょうどこの映画が公開された時代あたりからCGが使われるようになっていたはずだから、今見ると
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リトル・シングス(2021年製作の映画)

4.1

デンゼル・ワシントンにラミ・マレック、ジャレット・レトという素晴らしい演技をする俳優が集まったことで、よりリアルな作品になっていて、本当に現実の世界でありそうな展開


ミステリー映画としてはグレーな
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