tomyさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

最後の晩餐
誇り高きシェフと傲慢な客達が繰り広げる、壮大なメタファーを含んだ風刺映画

資本主義社会の台頭とか、snsの普及によって評価が可視化されやすくなったこと、客=神様の関係図、リテラシー低下云
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

5.0

大好きで偉大なブラックパンサー、そしてチャドウィック・ボーズマン
そんな彼のために捧げられた作品
今言えることは、ありがとうのただ一言
気持ちの整理がついたらもう一回観て、追記するかもしれない

オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ(2013年製作の映画)

5.0

勝手にトム・ヒドルストンweek

トム・ヒドルストンとティルダ・スウィントンの組み合わせは最高でしかない

淡々としていながら詩情豊かに紡がれる物語、クラシカルな世界観、芸術文化の小ネタ、好きすぎて
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ハイ・ライズ(2015年製作の映画)

3.3

勝手にトム・ヒドルストンweek

1回見ただけだと理解が難しい
ただ、内容が想像以上にきつくて、もう一回見ようとは思えない
所々美しい映像とか、純粋にトムヒドルストンがかっこいいとかはあったけど、自
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クリムゾン・ピーク(2015年製作の映画)

3.7

勝手にトム・ヒドルストンweek

ホラーっぽかったから、見るかかなり迷った
ただ、トムヒドルストンが見れるならと意を決して鑑賞

妖しい世界観に登場人物の衣装は美しくてかなり好みだったけど、やっぱり
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.9

リバイバル上映で鑑賞したので、ついでに再投稿

監督特有の鮮やかな色味を大画面で浴びた時の感動凄まじかったし、RADWIMPSの楽曲が流れた瞬間、全身に鳥肌が立つのが感じられた

公開当時、社会現象に
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RRR(2022年製作の映画)

5.0

笑いあり涙ありの最高の映画
個人的には、トップガン超えるレベル笑

インドがイギリスに植民地化されていた頃をテーマに、表向きの謳い文句では、タイトルにある3つRは「Rise(蜂起)」「Roar(咆哮)
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.3

良い部分も悪い部分も含め、人間のあらゆる要素が詰まった作品

普段好きな映画を何回も見直す時、いろんな人物の視点で見てみるのは良くすることだけど、まさかそれを1回で体験できるとは思っていなかった

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5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生(2017年製作の映画)

4.0

ある程度年齢を重ねてから、ほとんど目が見えなくなるのはかなり辛い
作品の中で所々一瞬だけ映る、ボヤッとしたシーンだけでもすごくもどかしく感じる
のに、それがずっと続くと考えると、自分なら耐えられない気
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.8

jupiterで始まり、ヒトツボシで終わる
両方とも良くて、ちょっとウルっときてしまった
jupiterに関しては物語とは関係なしに、純粋にその歌声が素晴らしくて、圧倒された
誰が歌ってたのか、ものす
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アバター:ジェームズ・キャメロン3Dリマスター(2022年製作の映画)

3.9

確か、初めてアバター見たのが、中学の美術の授業で、あまりの綺麗さに驚いた記憶がある
それから何年かおきに見てきたけど、その度に「今観ても綺麗」っていう印象があった

そんな感じで、アバターを映画館で見
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ヘルドッグス(2022年製作の映画)

4.3

スタイリッシュなアクションに、ショットも小道具もめちゃくちゃオシャレで、結構面白かった

岡田准一のアクションっぷりが素晴らしいのは、言わずもがな
ただ、自分が良く見る岡田准一よりも、かなり重厚で闇を
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耳をすませば(1995年製作の映画)

4.5

眩しすぎる青春

まず図書カード自体懐かしすぎるし、そこから始まる恋っていうのも、めちゃくちゃロマンチック
自分も小学生の頃から本読むのが好きで、学校の図書室で結構本借りてたけど、そんなこと思いつきも
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AWAKE(2019年製作の映画)

3.8

「上には上がいる」
「自分の負けを認めて、相手を尊重する」 
こんなことを、小さい頃から徹底的に叩き込まれる、かなり厳しい世界
普段ニュースで藤井聡太九段の輝かしい活躍ばかりを見ている自分にとって、完
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.3

普段ホラーテイストの映画は見ないんだけど、予告見て何故だか惹かれるものがあって見てしまった
ただ、作品の中身は全然ホラーって感じではなくて、未知のものとの遭遇、正体がわからないことへのワクワク感みたい
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モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

-

義理の兄からの電話が、実はウサマ・ビンラディンが所持していた携帯からかかってきたこと、そしてその通話がCIAによって傍受されていたこと、9.11の実行犯と接触しており、実際に家に泊めたこともある

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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.6

熱烈なファンとまでは言えないものの、シリーズを最初から追ってきている身としては、ルフィとシャンクスの再会?が見れるのは嬉しい話
他にも懐かしいキャラクターの登場だったり、劇アツな共闘だったり、これぞ劇
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.7

この映画が公開されていた当時、トレーラーに惹かれてすごく見たかったけど、タイミングが合わず観れなかった記憶がある

伏線も結構細かに散りばめられていたし、作品中に出てくる実際の小説も綺麗にオマージュさ
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.6

これで完結なのか

パークシリーズも含めて、お馴染みのキャラクター大集合の作品だった
ただ、目的のためのキャラクター登場というよりかは、キャラクター登場が目的になってる感じがあったかも
まあ、そもそも
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

4.2

実写版るろうに剣心が終わった今、大規模で壮大な物語を描ける邦画もキングダムのみなのかな

冒頭のナレーション、シリーズ2作目、かつ前作よりも勢力図も簡素化していたこともあって、原作未読、中国史に疎い自
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百花(2022年製作の映画)

-

川村監督とスタイリストの伊賀さん登壇の試写会に当選したので、一足早く鑑賞
 
川村さんは、以前大学の授業のゲストとしてお話ししてもらった時に知り、物凄く思考が繊細で深い方だなという印象を持っていた
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グレイマン(2022年製作の映画)

4.2

Netflixにしては?、結構王道なアクション映画
いつかの007ぽい色味で完全に好みだーなんて思っていたら、「007は先に取られてた」なんてセリフがあって、心の中で勝手に盛り上がってた笑

ライアン
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バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

3.6

やっぱり人生は、悪事を働けばそれ相応のことが返ってくるし、強運もいつかは果てるもんよね

主人公も途中いい思いをすることはあったんだろうけど、いいように国に利用されて、危ない組織からも利用されて、翻弄
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

4.6

最高やった
初期のマーベル作品を見ている時の高揚感みたいなものが湧き上がってきたし、まさにラブ&サンダーの名にふさわしい内容

タイカ・ワイティティ監督らしいギャグ要素満載の構成で面白かったし、神話の
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オーシャンズ13(2007年製作の映画)

3.9

やっぱりオーシャンズはラスベガスで大暴れするのが似合ってる
12よりも格段に面白かった

11で見られたようなキャラクターそれぞれの魅せ場もありつつ、12では少し納得のいかなかったベネディクト関係もス
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オーシャンズ12(2004年製作の映画)

3.5

オーシャンズ11で盗んだお金の使い方が、キャラクターそれぞれ個性あって面白い

終盤で畳み掛けるようなどんでん返し、伏線回収はあったけど、いまひとつパッとしない感じはあった

前作は目的も敵もひとつだ
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神々の山嶺(2021年製作の映画)

4.4

山に取り憑かれた男たち
なぜ山に登るのか ー そこに山があるから
そんな言葉を残したマロリーは、果たして初のエベレスト登頂者だったのか
そんな謎を投げかけ始まったこの作品、冒頭から絵の美しさに引き込ま
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エルヴィス(2022年製作の映画)

3.6

開口一番こんなことで申し訳ないけど、膀胱が破裂するかと思った
上映開始まで時間なくてトイレ行けなかったのと、喉が渇いて1番大きいサイズのドリンクを注文してしまったのが敗因
もちろん人間としての尊厳は守
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ジュラシック・パーク III(2001年製作の映画)

4.3

あぁ、なんと人間は強欲で愚かな生き物なのか

帰ってきてドクター・グラント
新作公開に向けて復習中、唯一観ていなかった3作目は、1・2作よりも格段にスリル増し増し
すでに前作までに草食動物の尺が十分に
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ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(1997年製作の映画)

3.5

1作目ではあんなに恐れられていたラプトルも、今作では見る影もないほどのモブキャラに

モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

4.5

国家の問題に繋がりかねない朝鮮南北の関係性も、内戦を前にしては為す術なく協力を強いられるのを見ていると、武力的な争いの恐ろしさを改めて感じる

監督のインタビューによると、韓国の歴史上食べることへの心
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バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

3.6

クリス・エヴンス版を見たかったけど、近くの劇場では全くやってなかったので、とりあえず吹き替え版で
そして、客数は全体の半分弱、見る限り自分を除いた2人以外はカップルで、謎のアウェー感を感じながらの鑑賞
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イリュージョニスト(2010年製作の映画)

4.5

優しいタッチで描かれた作画に心地よい環境音、心躍る音楽、思い出せないけど、どこか見たようで懐かしさを覚える作風

セリフはほとんどないから、話に置いていかれそうになることはあるけど、それでも出てくるキ
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ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

3.9

最近ちょっとバタバタしていて映画がなかなか見れていない中、少し時間が空いたので、ストレス解消、気分上げられるような映画ないかなーと選んだ作品

結果として、そんな時に見て正解のアドベンチャーコメディ?
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.6

早く見たい、だけど自分は人が少ない所で落ち着いてみたい、みたいな両方の気持ちで揺れていて、見るまでずるずると時間がかかってしまった
ただ、著作権侵害で訴えられたという不穏なニュースを見聞きして、流石に
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トップガン(1986年製作の映画)

3.8

新作の予習のために

30年以上前の映画とは信じられないくらいにリアルな空中戦劇
プロの戦闘機乗りが実際に飛ばしてるところを撮ってるのかな?
ただ、こういう戦闘機モノの映画って、スピード感に溢れてるの
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