もさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい(2009年製作の映画)

2.0

ぶっちゃけテレビ版も細かいところよくわかんないんだけど、それ以上に意味わからん。

テレビ版との比較というのはご法度ですが、やっぱりテレビ版はいくつか素晴らしい話があったのでどうも。
強いて映画単独で
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彼岸花(1958年製作の映画)

3.1

小津の映画を見てると腹が減ってくるし酒が飲みたくなるしたばこが吸いたくなる。

レベッカ(1940年製作の映画)

3.3

ヒッチコックは撮るというより見せるだなーと。

バルカン超特急(1938年製作の映画)

3.3

すんげー『オリエント急行』っぽい。脚本のシドニー・ギリアットは『エンドレスナイト』っていうクリスティ原作の映画撮ってるみたいだし、ヒッチコックもイギリス時代でこれこそイギリス映画って感じなんですかね。>>続きを読む

秋日和(1960年製作の映画)

3.8

やっぱり小津の色づかいはとても好みです。アングルと芝居、編集のテンポも落ち着いていて心地良い。
あと衣装が可愛いかったです。

おっさん三人という組み合わせは割と古典的だけれど、良いトリオだよね。『浮
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フランケンシュタイン(1931年製作の映画)

3.0

突き出した広い額、突き刺さったボルト、黒いジャケットなどの怪物のイメージはこれが元なんすかね?

児童向け翻訳を小さい頃読んだはずなんだけど、どういう記述だったか覚えてないなぁ。

羅生門(1950年製作の映画)

3.3

ずいぶん前に授業で見た
もっかい見たほうがいいかな

生きる(1952年製作の映画)

3.5

思っていたよりもコメディタッチでするりと見られた。
後半は『羅生門』っぽいなと思ったけど、まぁだいたいの人もそう思ったでしょう。

渡辺の“顔”というのがひとつのライトモティーフとなっている。顔、つま
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

3.8

物語で気になる部分はありますが、それを補い得る極めて高品質なアニメーション。
まぁでも、史上最高とか全人類が見るべきとかは言い過ぎです。

新作を劇場で見たの久しぶりだなぁ。




長くなったんで詳
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こま撮りえいが こまねこ(2006年製作の映画)

3.1

動きが滑らかで細かい。さすがドワーフといったところか。

あたしだけをみて(2016年製作の映画)

3.1

基本的に人形嫌いなんですが、見里監督の人形は可愛いですね。

ネガティブ・スペース(2017年製作の映画)

4.0

落語的なオチが面白い。ショットのつなぎが巧みで、リアルとファンタジーの予想外の融合に一気に引き込まれる。
語りはナレーションに託しキャラクターを見せることを捨て、コマ撮りならではの自由な空間演出が見事
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浮草(1959年製作の映画)

3.6

色づかいが非常に綺麗。
真正面から撮る小津特有のショットがあるが、それが登場人物の感情を直截に訴えかけてくる。決まった構図も動かないカメラもただひたすらにその感情の機微に注がれている。

セリフが印象
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突貫小僧(1929年製作の映画)

3.5

斎藤達夫好きだな。坂本武が若干山田孝之に似てる。

生れてはみたけれど(1932年製作の映画)

3.5

極めて喜劇的な大げさな芝居を子供たちが演じているのが愛らしくてコミカル。太郎ちゃん身長伸びてない?

終盤の父親との話は小津っぽい人生訓。

こんな感じの兄弟ものどっかでみたことある気がすんだけどなぁ

落第はしたけれど(1930年製作の映画)

3.5

題名、内容、田中絹代配役とほぼ『大学は出たけれど』のシリーズ物のような作品ですかね。
若い頃の笠智衆が出ててびっくりした。演技の仕草変わらないのねあの人。

コメディとしてふつうに面白かったです。

大学は出たけれど(1929年製作の映画)

3.5

小津は、といっても『東京物語』しか知らんけど、起伏の抑えた人間ドラマというのが印象にあるけれど、こういうコメディも撮るんだね。
ハロルドロイドのポスターとか貼ってたし、本人の好みなのか時勢なのか。
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時をかける少女(1983年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

微速度撮影のところは良いですね。

序盤の甘酸っぱい雰囲気のまま青春映画してれば好きだったかもしれないです。SF部分は微妙。

学生時代と研究員時代の芳山和子が歩き去る2つのショットは好きです。二つ目
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A KITE~INTERNATIONALバージョン~(2000年製作の映画)

4.0

ストーリーやキャラクターはmezzo forteの方が好み。雨影や換気扇の描写とかグッとくるシーンはありました。

換気扇の色が変わる演出、なんか他でも見た気がするんだよな。

メゾフォルテ(2000年製作の映画)

5.0

セル末期のエログロ、サイバーパンク、鬼作画。アダルトアニメですらこの凝り様。本当に素晴らしい時代です。
ギャグの緩さとアクションの締めが絶妙。全身芝居も多いし、長回しの食事シーンなんかも良い。広川太一
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映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険(2017年製作の映画)

2.5

演出と構成がいまいち。ファミリー向けにおいてテンポは最優先事項の一つでありますが、やや緩慢に過ぎるかと。コンテが少し甘かったのではないでしょうか。

釘宮さんはやっぱり良いですね。
平井堅の『僕の心を
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劇場版ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスとラティオス(2002年製作の映画)

5.0

これほどまでにプラトニックな透き通った恋を描けるのはアニメーションの特権だろう。当時ラティアスに恋しない男の子はいなかったんじゃないだろうか。

無口でミステリアスな少女として現れたラティアスとの序盤
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とある飛空士への追憶(2011年製作の映画)

2.5

お話は陳腐。
ただ、飛空旅行記、あるいは戦闘機モノとしてはそれなりかも。飛行機には弱いのではっきりとは言えませんが。

どうにもキャラデザに貞本義行を感じるので『サマーウォーズ』引きずってるのかと思っ
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