ACID脳A脳MANNERさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ACID脳A脳MANNER

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蝶の夢(1994年製作の映画)

5.0

“今 初めて言う。君と暮らすために母を殺した”
“今 初めて言う。君と暮らすために父を棄てた”
“君と暮らすために兄から離れた “
“独りになって初めて君を愛せた”
“家族の愛を棄てて初めて君を愛
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美少女プロレス 失神10秒前(1984年製作の映画)

5.0

『セーラー服百合族』の山本奈津子、小田かおるの組み合わせが最高に嬉しいし、先輩による最高なしごきシーンが幾つもある。『カリフォルニア・ドールズ』と2本立てでどうぞ。商店街の乱闘シーンはビーバップの原型>>続きを読む

狂った果実(1981年製作の映画)

4.0

蜷川有紀がエロ顔で良いし、本間優二もカッコ良い。ATGなロマンポルノ。石原慎太郎の本はドブに捨ててこっち観た方が良いと思うよ。

グレンとグレンダ(1953年製作の映画)

4.0

当時モルヒネ中毒で失業中のベラ・ルゴシがドリフもしものコーナー前のいかりや的なポジション(暑い夏は熱いお茶が1番美味しい的な事言うやつ)で渋いし、女装愛好者が理解されず逮捕されたり自殺したりする。若け>>続きを読む

緑のアリが夢見るところ(1984年製作の映画)

4.0

どんな場所も見慣れた景色。マツモトキヨシやマクドナルド。松屋、吉野家、眼鏡屋、スタバなど外資系珈琲屋に自動販売機だらけの貧しい景色にされてしまう。そんなところにお金を落とす事で景色は同じになる。

ポリエステル(1981年製作の映画)

5.0

息子が足踏み事件(無差別に人の足を踏む)で逮捕された事に絶望し首を吊るディヴァイン。丁度そこにノー天気にやって来たエディス・マッセイがピクニックに誘い、サンドイッチを持って出掛ける2人。涙。生きていれ>>続きを読む

ズームアップ ビニール本の女(1981年製作の映画)

4.0

DVDメニュー画面の『俺も喉が渇いた。カラカラだ』と言う北見敏之が泣ける(本編ではお互いのおしっこで喉を潤す)。せっかく性行為を空缶で楽しく隠しているのに、トレーナーのミッキー柄にモザイクがかかってて>>続きを読む

柔らかい殻(1990年製作の映画)

4.0

壮大な麦畑。上着の上に座ってただけで兄に凄く怒られる弟。反壮大な兄ヴィゴ・モーテンセンの器のデカさ。最高。90年代いたずらに作られた幻想的な映画を観なければならない。

嘆きのテレーズ(1952年製作の映画)

4.5

ユスリ屋が自転車屋の開業資金にしたいと言うのが良いし、テレーズの目が死んでいて良い。

エンター・ザ・ボイド(2009年製作の映画)

3.5

ACID。ギャスパー・ノエは好きでもないし全く何とも思わないが、トレイラーがヤバイと教えて貰い鑑賞。コレは良かった。『丹波哲郎の大霊界 2~死んだら おどろいた!!』と2本立てでどうぞ。

アフリカ残酷物語・食人大統領アミン(1981年製作の映画)

4.0

もちろん冷蔵庫のカットは最高だが、食人と言いながら薄くスライスされたひと口大の肉を食べるカットが最高。

やくざと抗争(1972年製作の映画)

3.0

『この金魚とサボテン食べたら、うちの一番イイ娘を抱かせてあげる』と女郎屋のババアに言われ、本当に金魚とサボテンをそのまま食べる渡瀬恒彦、藤竜也が最高。

白く濡れた夏(1979年製作の映画)

3.5

店員に勧められたジム・ホールのレコードが気に入った池波志乃。嬉しい。男にバイクで体当たりする池波志乃。嬉しい。

音楽(1972年製作の映画)

3.5

増村ミーツATG。ハサミはエロい。『バーニング』より『白い恐怖』と2本立てでどうぞ。

ブルーレイン大阪(1983年製作の映画)

4.0

久我冴子が非常に良い。存在感がある。多くの作品に恵まれなかったのかしら?残念。まあ例の如く絵沢萠子から目が離せない。

スローター・ホテル(1971年製作の映画)

3.0

美女とキンスキーが出てたら、それでいいじゃないか。それに無駄なカットが多くて最高。『遠雷』とビニールハウスでセックス2本立てでどうぞ。

ギャラクシー・オブ・テラー/恐怖の惑星(1981年製作の映画)

3.0

美人隊員が巨大芋虫に服を溶かされ裸にされ犯されるシーンが良い。ロジャー・コーマンは私が何を見たいか全部わかっている。

現代やくざ 血桜三兄弟(1971年製作の映画)

5.0

ストリップを見ながら自分でセンズる童貞荒木一郎が、不遜な鉄砲玉小池朝雄を刺し殺す。涙。文太、恒彦にはなれないが僕らには荒木一郎がいる。

Endless Waltz エンドレス・ワルツ(1995年製作の映画)

4.0

劇中『失礼な奴には失礼な音しか出せない』っていう灰野氏の言葉を20年経っても憶えていたし、ずっと何か痼りの様になっていた。まあそんなことより広田レオナが美しくてゾクッとするし、灰野氏のライブ中にタバコ>>続きを読む

愛のぬくもり(1972年製作の映画)

4.0

いわゆる女性上位時代な馬乗りなら大楠道代より田中真理。地位のある役職、安定した家庭、世間的な体裁を全て投げ捨て破滅するなら田中真理に限る。スタルヒンと親戚っていうのも良い。

たそがれの女心(1953年製作の映画)

4.0

イヤリングとカメラの流れ。素晴らしい。流れる水は腐らず。

スクリーマーズ(1996年製作の映画)

3.5

ご丁寧に殺人兵器の中に『国防省』『改良済み』のプレートが入っており優しくて泣ける。PKディック、ダン・オバノンなら間違いない。クローネンバーグ『ザ・ブルード/怒りのメタファー 』と2本立てでどうぞ。

ラストハウス・オン・デッドエンド・ストリート(1977年製作の映画)

3.0

馬の蹄を男性器に見立て口淫させるカットがいい。ささくれた全く救いの無いこんな映画を字幕付き国内盤で出した事に敬意。フリードキン『キラースナイパー』と見立て口淫2本立てでどうぞ。

真夜中の妖精(1973年製作の映画)

4.5

冒頭、デカい氷に乗り友人と楽しくドライブ(引き摺られるだけ)する知恵遅れの山科ゆり。ツマラナイ映画な訳がない。それにしても無垢?馬鹿?な山科ゆりがかわいい。

ひと夏の体験 青い珊瑚礁(1981年製作の映画)

3.0

セックスって気持ちいいんだよ〜と言う余計なお世話な同級生が居なくても、我々には広い海がある。青い珊瑚礁の。

アウト・オブ・ブルー(1980年製作の映画)

5.0

前作の反省なんてする必要はないし、むしろ凶暴で暴力的な映画だ。勿論ダンスミュージックは好きだが、パンクが抱えていた反ディスコなニュアンスを決して忘却してはいけないし、いつしかネタがベタになってしまう事>>続きを読む

実録 私設銀座警察(1973年製作の映画)

5.0

パンパンに堕ちた女房をブチ殺し、アメ公との間に出来た赤ん坊をドブにブン投げる渡瀬恒彦の時点で満点。(冒頭5分間で満点)

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.0

地下幽閉の女性の件は要らない。つか高田渡にしか見えなかった。自衛隊に入ろうならぬ、こちらは退役軍人。

ラストムービー(1971年製作の映画)

5.0

最後の映画にする為に、映画を破壊する為に、デニス・ホッパーが毎日膨大な撮影フィルムをアルコール、マリファナ、LSDをキメながら編集した映画が『ラストムービー』だ。断絶、天国の門、アギーレなどと共に語ら>>続きを読む

ひかり(1987年製作の映画)

4.0

魔術を使える息子の力を危惧した父は、息子を殺そうとしていた。英語圏以外の『外国語』映画も、もっと観なければいけないし、英語圏の価値観のおしつけに思考を奪われてはいけない。

アメリカーナ(1981年製作の映画)

5.0

金になる訳でも誰かの得になる訳でも無く、壊れ置き去りにされたメリーゴーランドを黙々と直し続ける復員兵の男の話。監督主演デヴィッド・ キャラダイン。『泳ぐひと』と双肩する豊かなアメリカ映画だ。恐ろしいも>>続きを読む

ダイハード・ビクセン/地獄の巨乳戦士(1990年製作の映画)

3.0

高層ビルに事務所を構える女性下着会社"アクメ・ランジェリー”。深夜5人の巨乳美女たちが残業していると、間違って配達されてきた古い箱。開けたらちょっとビックリ。という映画。フォレスト・J・アッカーマンが>>続きを読む

性と愛のコリーダ(1977年製作の映画)

4.0

『あんたも一度死んでみたら』と小川亜佐美。確かに一度死んだら人生は変わる可能性がある。谷ナオミの出演シーン然りサービス精神も旺盛だし面白い。

色暦女浮世絵師(1971年製作の映画)

5.0

病弱な売れない絵師の夫の為、薬草を摘みに行く妻。その道中に身知らぬ男につけられ犯されてしまう。出演者スタッフなどOPクレジットが流れる中、逃げ惑う妻 小川節子がヤバい。完璧。『発情アニマル』『ゼイ・コ>>続きを読む

暴行儀式(1980年製作の映画)

4.5

車、バイク、県道な我が国の9割を支配するヤンキー文化における時計じかけのオレンジ。石田純一が湖で大勢にボコられバイクを燃やされ悲しい。