父親が十代の頃に銀行強盗をし得てずっと埋めてある金を、娘が掘り返すというだけで満点。
自転車の車輪に杖をブン投げ転倒させるインディージョーンズなカットからの流れが最高。
キメキメな冒頭や殺人現場の美しさでいきなりヤバい。主人公の男は頭の中に音叉がありスコリモフスキ『シャウト』なホーミーみたいな倍音を発する。パイルドライバーまでやる。この監督ルシファー・ライジングでルシ>>続きを読む
『つまらないものですが』と早速牢名主にタバコを上納する芹明香が最高。出所の際、鑑別所の垢を出すと言い野ションするのも良い。
手入れの度に店名も変えマイクロバスで転々とする訳アリな五人女のロードムービー。モンスターに合わせ白バイにストリップし、バスごと爆弾で爆発する山口美也子が最高。
狂信的な宗教観念の強い家に育ったダークリーが若くてエロくて腋毛が生えてて申し分の無いアシュレイ・ジャッドへの性欲、その恋人ヴィゴ・モーテンセンに嫉妬心を感じ、それに抗うため有刺鉄線で自らをグルグル巻き>>続きを読む
もう一度観るならアナ・デ・アルマスがヤリマンビッチで光り輝いていたノックノックを観たい。ライアン・ゴズリングの映画やこの監督の映画は私には全く向いて無いようだ。
テレサ・ラッセルが金持ってる映画がつまらない訳が無い。現代音楽な音楽も良い。
殺人容疑のかかった刑事バート・レイノルズとその弁護人テレサ・ラッセル。つまらない訳がない。
ボートに轢かれて死んだ旦那が、頭にガーゼを付けて急に戻ってくる。しかも質問はするなとの事。最高。ニコラス・ローグでテレサ・ラッセルが出てればつまらない訳が無い。
泉じゅんが橋からファサッと降りるシーンが良い。牛乳を紙パックのまま飲む妹も良い。
寺田農が屋根からファサッと降りるシーンが良い。お香で倒れる高校生も良い。
柳町監督だから観るか程度だったがビックリした。前半部分も田口トモロヲが大学生だったり可笑しいが、映画内の主演も監督も代わった辺り、黒木メイサが音を立てて飯を食いだした辺りから圧倒的。
シェリー・デュバル扮するオリーブが調子っ外れに歌う『ヒー・ニーズ・ミー』が泣ける。この歌『パンチドランク・ラブ』でも流れる。泣ける。
音楽がデカイのか、それともデカイ阿部寛トヨエツの声が小さいのか音のバランスが悪くてビクッとした。しかし麻生久美子のゲロやコスプレが見れるので3点。繊細な飛び降りを描く池田監督だが、この映画のトヨエツは>>続きを読む
冒頭、ジェフ・ブリッジスとジェームス・ウッズがヘラヘラしながらスーパーカーでカーチェイスするだけで満足。
ジェフ・ブリッジスが出てれば全部面白いし、ティム・ロビンスの泣きそうな顔具合はアメリカの闇の深さに比例する。ラスト、テレビインタビューに答える関係者の同調っぷりも絶望が深い。
主婦売春をしている隣人の赤ん坊の子守をしているうちに欲しくなったのか、代わりに赤ちゃんの人形、何故か聴診器、何故かサイレンを買うのがいい。
観るたびに圧倒されるし、本気で作っているものはやはり感動する。赤い靴が欲しくなった。
これ観て『キングコング: 髑髏島の巨神』の素晴らしさがよくわかった。大宮イチなら1人でゴジラくらい倒せる。とゆうか野村萬斎より大宮イチでゴジラを。
最高。それにしてもマリオン・ コティヤールの美しさよ。こちらは出産だが、空襲の最中、結婚式を挙げた『マリア・ブラウンの結婚』と併せてどうぞ。
旦那と東京へ帰る為にバス停に居る若尾文子の周りを3分くらいバイクでグルグル回る北大路欣也がいい。バカみたいな渚まゆみもヤバい。
第二の人生はプロのテニスプレイヤーか画家っていうのがシブいし、第二の人生は海辺で出会った美女と大量のブドウを全裸で踏む祭りに参加するというのもシブいし中々悪くはない。
先ず恐ろしいまでにスタイリッシュでカッコ良いタイトルクレジットに感動。極め付けは浮浪者をローラースケートで踏みつける黒人の少女。冒頭から只ならぬ決意を感じ傑作の予感しか無い。バイオレンスなジェームズ・>>続きを読む
旦那小池朝雄の前で正座で説教され涙し、莫大な金で示談したにも関わらず、次の日も全く変わらない反省しない江波杏子が最高。当て逃げされてからの江波杏子から全く目が離せないし、言いたい事は山ほどあるが最高な>>続きを読む
首を支えて貰いながらのバイク2人乗りは勿論最高だが、ジャーを一切見ずにしゃもじで飯をすくい、そのまま食べるシーンがいい。
風呂場で死体解体中、急にひざまずきミシェル・ピコリに口淫しだすロミー・シュナイダーがいい。急にスパゲティ食べ出すシーンもいい。
サバスのパラノイドが流れた時点で最高。5点。爆音の劇場で観るべきだった。
『大人が偉いと思っているのかい?子どもと同じで何もわかっちゃいないのさ』っていうのが何かいい。