Toroさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

機動戦士ガンダム(1981年製作の映画)

3.5

原点にして、頂点?
と言っても過言ではないこれぞガンダムの総集編の1作目。

今更ながら視聴。昔のアニメだから当然今みたいな綺麗さもないし、細々としたところは大雑把。それなのに、古いとは思わない。
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東京喰種 トーキョーグール(2017年製作の映画)

2.5

感情移入するには時間が足りない、もどかしさを感じる出来栄え。映画には向かなかったのかなと感じる。

人間と同じ見た目だが、人間しか食べることのできないグールが存在する社会。人間の大学生金木研はグールの
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Mr.&Mrs. スミス(2005年製作の映画)

4.1

個人的に最強のキャラクター映画のひとつだと思っている!

とにかく主演2人のセクシーな演技にくびったけ。開幕直後の2人の出会いのときのアンジーの可愛さと美しさを同時に放つ神々しさが本当にすごい。

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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.0

盛大な空振りを体感した気分だぜ!!

DCの世界で確認されるようになったメタヒューマンに対抗すべく、結成された最悪の犯罪者集団、スーサイドスクワッド。

最初の40分はすごいいい感じだったが、後半がす
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.0

どうしてもジェームズボンドに別れを告げなければならなかったのだな…と感じる最後のダニエル版007。

前回の終わりが完璧な美しさであったので正直なくても良かったと思う反面、見れて良かったとも思える一作
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

4.5

伝説の3部作の終わりにふさわしい完璧なラスト!!

最後の敵がまさに力の象徴であるベインというのが最初違和感だった。スケアクロウやジョーカーのような人の心を襲うやつと戦い続けてきたからだ。
ただ、改め
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

4.0

バッドマン誕生の物語。
バッドマンというキャラクターの誕生を丁寧に描いてくれている。

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.5

大事なものはすぐそこにある。
というテーマを猿の手というリスクありの万能器をメインにすえて描いている。

着地の仕方はすごい綺麗に感じた。家族の話は弱いわー感動してしまった。

ただ、そこまでの流れと
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日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.5

タイトルの妙だなと唸る一本だった!

北海道警察で起こった不祥事、稲葉事件を扱った作品。こんな事件あるのかという驚きと軽蔑を俳優たちの名演によって手に汗握りながら鑑賞することができる。

綾野剛の演技
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忍びの国(2017年製作の映画)

3.0

人を知る物語。
最初つまらなすぎて観るの辞めようかと思ったけど後半40分くらいが良かったので相当巻き返した。最初と最後の繋がりが作品に一本芯を通せていて良い。

時は戦国。織田信長が全国に勢力を伸ばし
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ウィッチャー 狼の悪夢(2021年製作の映画)

3.5

非常に話がわかりにくいのがなんとウィッチャーらしいと感じた。

アクションは抜群にかっこよかった。

凶悪(2013年製作の映画)

3.7

目を背けたくなる人間の凶悪さをこれでもかと視覚に訴えてくるなかなかな胸糞映画。

描写に程度こそあれど事実こういう事件があったということそのものが恐ろしい。

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.0

お天道様に顔向けできないことは絶対にしないと心から強く強く強く。
噛み締めた。

時代の移り変わりをヤクザから捉えるという稀有な作品。現代のSNSの描写は秀逸であった。

絶対に主人公が悪いながらも、
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グリーンマイル(1999年製作の映画)

4.0

グリーンマイルが遠すぎる

おそらく小学校以来に観たけれども、当時とはずいぶん印象が違って感じる。

刑務所の看守として働くポールのもとに新しい死刑囚の男が来る。凶悪な事件を起こしたとも思えない穏やか
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僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング(2019年製作の映画)

3.5

なんでやねんっ!!!っていうにつかわしくもない関西弁を披露してしまうようなラストで残念だった。

少年漫画っぽいといえば済むんだけど、やはりこういうのがむず痒くなってしまうお年頃。漫画とは別のスピンオ
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

共感をできるようなところは全くないにも関わらず釘付けになるのは役所広司の圧巻の演技に他ならない。

二台派閥にわかれる暴力団が支配するある町で、新人の広島大学出身の刑事日岡が主人公。1人のヤクザに首輪
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.5

小さな奇跡の積み重ねの物語。

非常に伊坂幸太郎らしい作品で胸をくすぐられる。原作未読な状態なだけに流れに違和感を感じることもなかった。

時をかける少女(2006年製作の映画)

4.5

忘れたくない想いと忘れられない思い出の話。

なんともまあ、見事なまでの成長物語じゃないですか。。青春映画の金字塔。

何度目かの、何年かぶりの鑑賞。歌と映画の親和性が高い、歌に泣かされる映画の先駆者
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怒り(2016年製作の映画)

3.7

何よりも。引きちぎれるような怒りはいつだって被害者が放つ心からの叫びだろう。

3箇所に現れる身元不明の男たち。同じ時期に整形をして逃亡し続けている殺人犯の公開捜査の情報が拡散され、男たちの周囲もざわ
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.0

なんとも不思議に観させる力のある映画であった。
 
原作で感じた和のテイストは残しつつPOPな絵柄と展開で駆けていく。

お酒が繋ぐ縁と円。見果てぬ夢はありきたり。尚向かう故は夢なれば。ってか

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.5

今までの映画人生のなかで最もわけがわからない!何も理解してなさすぎていっそ清々しい笑

何よりもすごいのはこんな理解力のない頭でも最後まで楽しめたこと。映画は映像と音楽、そして演者の力で魅せるものには
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.5

想定外の角度で攻めてくる映画だった!
前情報まったくなしだったから、ペンギンがたくさん出てくるだけの映画なんだろうなって思ってたけど、想像以上にペンギンは出てくる(笑)し、SFの皮を被った少年のロード
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涼宮ハルヒの消失(2010年製作の映画)

3.5

ありがとう。
この言葉に不覚にも泣きそうになるほどに映画としてのテーマと演出がよかった。

自己肯定を果たすのがいかに10代で難しいことか。きょんの果たした行動の凄さとああ、本当に懐かしいし、高校って
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ターミネーター3(2003年製作の映画)

2.5

運命は受け入れてから始まる。

ということを描きたかったんだと思うんだけどやっぱり長大な蛇足でしかなかった。

中学くらいのときに観たときはたしかに面白いと感じられたんだけど、1.2とちゃんと観たあと
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クローズZERO II(2009年製作の映画)

3.5

1よりアクションが抜群にパワーアップしている!!!ラストのバトルの爽快感といったら素晴らしい!!

やっぱバトルシーンはこういう風に駆け抜けたほうがいいな。

鳳仙のキャスト陣が輪をかけてよかった。綾
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クローズZERO(2007年製作の映画)

3.0

こういう不良ものって定期的に観ても楽しい!やっぱり男は好きなんだよなこれっていうのが敷き詰められた映画。

原作漫画クローズの前日譚。不良高校、鈴蘭のテッペンをとるために主人公が奮闘するという非常にシ
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マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)

4.0

『選択』を『信じる』物語。

10年ぶりくらいに1作目から時間をあけずにこの3作目まで観たけれども、改めて物語として完成度に驚かされる。

一貫して選択をすることの難しさと、それに輪をかけてその選択を
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アイランド(2005年製作の映画)

3.0

非常に惜しいなと感じてしまった。

大気汚染によって外界に出られなくなった人類。規則正しく混じり気のない画一され閉じられた世界で生き残った人類は、数少ないユートピアであるアイランドに行けるのを夢見て生
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マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

4.0

因果律の理を外れるという選択さえも、因果のうち。そんな絶望に呑み込まれそうになる話

1作目の哲学的な要素は控えめに、アクションとリアルな世界の存亡メインの話になっている。

アクションは今見ても楽し
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二ノ国(2019年製作の映画)

2.5

な、なんというハイパーダイジェストムービー…。全くもって登場人物に感情移入できないまま瞬く間に景色が通りすぎていった。。

親友同士のユウとハル。ある日ハルの恋人でありユウの友だちでもあるコトコが通り
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るろうに剣心(2012年製作の映画)

3.5

ジャパニーズチャンバラの最高峰と佐藤健という稀有な俳優を世に知らしめた作品!


スターウォーズのようなアクション剣術をSF要素を混ぜずにこんなにもかっこよく見せてくれた映画は初めて。剣心のアクション
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海獣の子供(2018年製作の映画)

3.7

生命の神秘の話かと思いきや人間の話なのか…?と一言で言い表せない奇妙な映画。

他人との関係になやむ少女が海で育った2人の少年と出会うことで、少年の、そして生命の神秘に触れる話。
スルメ映画はどうにも
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マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

3.5

勝手にアニメサイコパスの元だと思っている未来の犯罪を裁く話。ディストピア系のなかでもまともなほうの未来だよな、犯罪が予防されるというのは。
ほんとにラスト以外最後までどうなっていくんだろういうワクワク
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マトリックス(1999年製作の映画)

4.8

何度見返してもその度に新鮮さを発見できる自分にとってバイブルの1つ。
哲学という迷宮に入ってしまったのはこの映画が原因。4年間の大学時代を返してくれ!後悔はしてないけど。

改めてこの設定とこの世界観
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ソニック・ザ・ムービー(2020年製作の映画)

3.0

世界的に有名なゲームキャラクターのソニックが原作の映画。最初に作られたソニックのデザインの奇妙さはわすれがたし。。

ストーリーは至ってシンプル!ファン映画なだけはあるかなあという印象。ジムキャリーの
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