生命の神秘の話かと思いきや人間の話なのか…?と一言で言い表せない奇妙な映画。
他人との関係になやむ少女が海で育った2人の少年と出会うことで、少年の、そして生命の神秘に触れる話。
スルメ映画はどうにも難しい…。終盤になっての突然の哲学のような展開には戸惑った。原作を知っていたら感動するような出来栄えなのかもしれないが初見だったので掴みきれず。エヴァのような何度も観たくなる映画は既にシリーズとして人気を確立しているから観られるものであって、初見かつ何度も観ないとわからない、でも何度も観たくなるほどの映画を作るのって本当に難しいことなんだなと実感した。
すっごい好きなタイプの映画には違いないのだけど、反復してまで考えたいと思えなかったのが正直な感想。
絵のタッチと美しさは抜群。ジャパニメーションの凄さをこれでもかと堪能はできる。