Toroさんの映画レビュー・感想・評価

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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.1

なんて純粋に真っ直ぐで美しさが輝く映画なのか!!

フリーガイという名に恥じぬ自由を描き切った痛快作だった!!

ジョディカマーのキュートさに胸を貫かれるラストだった。たまらなく可愛い笑

銃弾飛び交
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ひな鳥の冒険(2016年製作の映画)

3.5

勇気をもって飛び込めば、見たことのない新しい景色が待っている。

小鳥という世界を知らない無垢な存在を通して語られるその美しさに愛おしさが止まらない。

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.2

哀愁漂う世界観を舞台に、言葉に彩られた独特な絵に引き込まれ続けた。
異国に迷い込んだかのような錯覚に襲われる快作!

舞台は、架空の国にある栄華を誇ったグランドブダペストホテル。そのホテルを描いた同名
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.0

どう噛み砕いたらいいのか。1発ではわからないが、何度も観たいと思わされる魅力が詰まった作品だった。

強盗、ギャング、ボクサーそれぞれの話が進む中次第に繋がり合っていく。

キャラクターに兎に角フォー
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ブラックアダム(2022年製作の映画)

3.0

ううううんんんん!!!普通ー!!!に面白い!!だけ!!!

もはやCGでの画面の迫力という点で新鮮さを覚えることはよっぽどのよっぽどじゃない限りは難しいのかもしれない。

どうしても比べてしまうMCU
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

4.0

悲劇を他人事にできる鈍感さを、捨てることが幸せなのか。



アメリカで内戦が起こったとしたら…を描く作品。序盤に非常にサラッと情勢が語られるだけで劇中での説明は非常に少ないので、アメリカのことをそも
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.5

流れるような演出に引き込まれる見せ場だらけのアクション映画!DCの持ち味だと思っているどこか影のあるキャラクターに演出にとぶっ飛んでいて面白かった!

前作は肩透かしだったけど、今回はこれこれー!!と
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ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

3.5

めっちゃアグレッシブなゾンビ映画!
悲壮感があんまり漂わないのは、ブラピの顔のせいか…?笑

すごい観やすい映画でございました!

ストーリーはTHEゾンビ映画で概要を説明するのも憚れるほどに王道のそ
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

3.9

社会性のない殺し屋の女性2人が社会と戦う?映画の第二弾!

うーん、正直1作目のほうが痺れた!!

今作ではアルバイトの殺し屋の兄弟2人がダブル主人公のようにプロの殺し屋である主役2人を殺し成り上がる
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ラストマイル(2024年製作の映画)

4.1

こんなにも傑作か!!と唸るほどに練られた社会派娯楽エンターテイメント作品です!!!

いやー!最初から最後まで期待を超えた時間を過ごすことが出来た。オリジナル脚本の日本実写映画で抜群の面白さ!!
当た
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(2017年製作の映画)

3.6

点が線にならないような毎日をただ過ごすこの日常に。

人生がうまくいってるわけでもない2人が、数年ぶりに再開する。

元恋人なのか、その独特のぎこちなさと、気まづいながらもどこか喜びを内包するその絶妙
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一分間タイムマシン(2014年製作の映画)

3.5

タイムマシンを使ってナンパをするコメディ短編映画!

短編映画って短いからこそ、あんまり面白くないんじゃないかと思っていたけど、とんでもない。短い中に詰め込まれた台詞の掛け合いや表情の彩り、起承転結の
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.5

人間の非情さと、歴史に学ばない愚かさを描いたSF作品。

ターミネーターのようなAIの反乱を描いた作品かと思いきや、一味違う味を出していて良かった!

人間の方が愚かというのは本当にもうごもっともとい
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デッドプール&ウルヴァリン(2024年製作の映画)

4.4

うわ、やりやがったMCU!!ええ?!そんなことまでやっていいの?!ああ、、なんて愛の詰まった映画なんだと、感情揺さぶられるX-MENと20世紀FOXへの最高の鎮魂歌だった!!

例の如くもう何を言って
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LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

4.2

マーベルという作品群すべてを見渡しても、相当にエモーショナルな作品だったと思う。

ミュータントが絶滅しつつある世界でローガンは密かにチャールズを匿いつつ暮らしていた。そんな折、ウルヴァリンの名で助け
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ソラニン(2010年製作の映画)

3.5

本当に稀に。その一瞬のために、全てを作ってきたんじゃないかって感じる作品がある。

間違いなくといえてしまうほどに、この映画は最後のライブシーンにそれが詰まっている。

珠玉のラストだ。

名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

2.5

コナン映画を観るとまた観たくなる現象で昨日に引き続き。

しかし、ハロウィンの花嫁が良すぎたのもあった反動からか、率直に面白くなかった。

物語としてはかなり渋い展開が多く、有罪率99.9%がテーマな
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名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

3.9

コナン映画の中でも上位に面白い痛快娯楽作になっている!!!最後不覚にもうるっとくるレベルで良い!

ハロウィンに予定されている結婚式が爆弾魔に狙われる。

序盤の演出から後半までが怒涛で秀逸!
特に安
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

3.0

盛大な映画化ながらも、兎に角惜しいという言葉しか出てこないよね。

盛大な物語をコンパクトに映画化するのだからこそ、もうちょっと削ぎ落としても良い気はする。きょうかいのストーリーは必要だけど、ここがサ
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ある用務員(2020年製作の映画)

3.4

ある学校にいるうだつのあがらない用務員は、実はヤクザに雇われる殺し屋だった。

ベイビーわるきゅーれを観てからこれに戻ってくるとまだまだ発展途上だったんだなということがわかる。

家族のいびつな関係も
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.5

星に願いを込めたディズニー100周年を記念した作品!だが、突き抜けるような快作とは感じることができなかった。

ディズニーとしても気合いの入りようが尋常じゃないほどに、音楽と絵がずば抜けて美しい。音楽
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機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

3.0

な、なんだってばよこの映画は。。

SEED自体は学生時代食い入るように見てガンダムを好きになるキッカケではあったけど、特に内容を復習することなく、この映画を観た。

だから全て自分に非があることは全
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ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.0

うーん、正直期待ハズレだった!前作のコメディ調の中にあるキラリと光るシリアスとアクションが好きだったのだけど、今作は基本シリアスで、ときどき笑いがくる。ただその分1発が爆弾レベルに笑えた!

緊張と緩
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.5

骨太アクション映画!!
岡田くん流石だね!!痛快愉快!

プロの殺し屋であるファブルはボスから1年間の休養を言い渡され、普通に生きるよう尽力するのだが…。

ストーリーはシンプルで、登場人物もわかりや
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シン・ゴジラ:オルソ(2023年製作の映画)

-

普通verありきの白黒版だと思ってるからスコアはなし。
白黒版って今更どうなんだろうって思ってたけど、やっぱり面白かった!これを初っ端で観たとしても当然面白かったと思う。

ゴジラの怖さはオルソのほう
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.2

自由という大海原へと駆ける若きウサギの成長記。

こういう映画を作れる懐の深さが日本と世界との違いに違いないという的外れかもしれない感情に襲われていった。

この作品は子どもを戦争の当事者として描き切
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スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(1980年製作の映画)

4.0

SWのドラマシリーズのオビワンケノービを観ていて久しぶりに見返したくなり視聴。

オビワンケノービ見ていて、なんでこんなにチープなんだろうと思ってしまったけど、改めて見返すとそもそもの旧三部作がチープ
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コードギアス 復活のルルーシュ(2019年製作の映画)

3.5

とんでもない蛇足でありながらも、盛大かつカッコイイ補完作品だった!!

アニメ作品においてはトップ3レベルに好きなコードギアスシリーズ。個人的にはあのエンディングの美しさは極上だったので、今作はなくて
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メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

3.4

MIBらしく頭空っぽに楽しめる痛快アクション映画!

元祖3部作からキャストを刷新して展開していく宇宙の脅威から地球を救う話。

トミーリージョーンズとウィルスミスという最強タッグと比べるとキャラクタ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.3

心臓がこれほど不安と緊張で怯えたことはなかっただろう。

映画という体験の中でホラーやスリラーのジャンルではなくこんな経験をしたことはなかった。

この映画を表現するのに適切な言葉が見つからない。傑作
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.0

凄く現実味のあるバットマンで新鮮ではあったが、冗長さにハマりきれなかった。

バットマンという存在は子どもの頃から認知しているが、自分の中ではダークナイトトリロジーが燦然と輝きすぎていて全てこれを基準
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.2

日本アニメ映画音楽部門の視覚・聴覚効果をぶっちぎった一作ではないでしょうか!映画館で観たかった…!!!!

原作は一巻くらいしか読んでいないので、ストーリー展開、人物描写には全く違和感なく入り込めた。
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劇場版 STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)負荷領域のデジャヴ(2013年製作の映画)

3.0

盛大なラブストーリー。

名作シュタインズゲートの続編。というかそれこそデジャヴのようなものか。

当然アニメを観ていないと意味がわからないストーリーといえるものなのだが、果たして映画化してまで描かな
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.5

シリーズ2作目にして新たなSF神話が生まれたと身体が震えるほどの世界を観た。

世界観、キャラクター、ストーリー、演出、音楽そのどれもが非の打ち所がないほどで、その全てが自分にはどハマりした。

前作
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PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3「恩讐の彼方に__」(2019年製作の映画)

3.9

復讐という呪縛から逃れるのは簡単ではない。そこから狡噛が新たな道を探すための物語。

やっぱりPSYCHO-PASSには狡噛が必要だ!とその魅力に虜になる一作だった!
チベットという輪廻を生きる世界で
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マーベルズ(2023年製作の映画)

3.6

ミズマーベルが繋ぐ初の女性だらけのスーパーヒーローチーム!キャロルの愛らしさと、猫パニックに笑える予想とはまた違ったドタバタ映画で面白かった!!

概要を端的に書けないほどに複雑になってしまった今のM
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